いつも何かが終わり、何かが始まる(始まらないコトもある)@湯の川
ひとつひとつ実例を拾いながら、函館人の気質を研究してきました。
エピソードをひとつ拾うたびに精度が上がります。
これが一個人だけを深く掘り下げるなら、まさにストーカー状態。
でも、このブログに登場する人々がひとり一人別人格とするなら、
すでになかなか興味深い研究になってきたハズ。
なぜ函館がこれだけの観光資源を有しながら衰退していくのか。
なぜ住民に地元愛が乏しいのか。
それは無知・無関心・無責任の三拍子が
絶妙なバランスで揃っているから、のようです。
やめてしまえば、あとはほったらかし。
もちろん一定の比率でそれは函館でなくても起こることです。
誰かが「こうしなさい」「こうしないと違法」と規定すれば、
いやいやでも従うかもしれませんが、そうした縛りがないと
自主的に発想して、他人のためによかれとは行動しない。
なので、高い潜在力に気づこうともしない
イナカモノ精神がどんどん育ち、心の限界集落化が進行します。
自覚も危機感もありません。
というわけでホーチ民評論家を自称しつつ、
こうして誰も振り返らなくても発信し続けるしかないと思うわけです。
ほんとうはハッピーな前向きな情報発信ばかりのほうが、
呑気でラク。でしょ?
さて、何事にも始まりがあれば、終わりがあります。
終わりたくなくても強制終了、というケースもあります。
どうも函館には「強制終了」に対し、「強制開始」という感覚が
しっかり根付いているようで、深く考えずに
とにかく「始める」。そのせいで、もっと早く次が終わる。
スクラップ&ビルドの中で、何がしかを得続けているのであれば、
それは正解。でもどこかで放置に走るんですね。
きょうはこの画像を紹介。
…撤退したのは2店舗。
メッセージのない海産物商Aは日乃出町本社のお店。
長らく「(冷蔵)ショーケース故障中です。品物はあります」という状況で
ずっと営業していたけど、買っているお客さんを見たことがありませんでした。
だいぶ長いこと人件費、ムダしたなあ、が正直な感想です。
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