【2019初タビ(20)】ニイガタ冬景色…コハクチョウ
【2019初タビシリーズ】。
今回は次回の最終回で経路を紹介してみたいと思ってる。
基軸になったのは「おとなの休日倶楽部」乗り放題パスを使って、
吾妻線・大前、弥彦線・弥彦を終わらせておこうと思ったのが動機。
で、東日本会社の(新幹線)西端は「上越妙高」で(在来線は糸魚川)
富山・石川も近いので金沢立ち寄りで「片野鴨池」まで足を延ばしておきたい、
というのが基本的組み立て。
(東日本会社内)乗り放題パスは5日間有効で26000円。北陸新幹線・北陸本線方面へ
飛び出した分は往復で13000円ちょっとの持ち出し。
上越妙高~金沢間はJRの在来線がすべて第三セクター(越後トキめき鉄道・
あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)3社に置き換わっているので、新幹線を
使わないととても不便。
で、せっかく新潟近辺へ足を踏み入れるのなら一級ステーションのある、
福島潟でコハクチョウでも見ておくとするか、と展開を構想したというわけ。
函館近辺にもオオハクチョウはよくやってくるが、コハクチョウは遠くは島根まで
飛んでいき、越冬地としてなぜかオオハクチョウとは棲み分ける。
↑オオハクチョウ、コハクチョウの区別は嘴の黄色い部分のカタチだが、単独でいるとわかりづらい。たまたまコハクチョウの群れにいた2羽のオオハクチョウ。左端と右から2羽め。越冬地で混じるケースは案外レア。
新潟市北区の福島潟はコハクチョウが好きな場所、というわけ。
同じく石川県加賀市の柴山潟近辺も
同様。今回のタビでコハクチョウでかなり満腹になった。
ちなみに16年6月に函館市内新川で迷子のコハクチョウ(下写真)に
会ったことがあるので、今回のタビで実はコハクチョウ2回めだったりする。
この福島潟が「オオヒシクイ」の国内最大越冬地なのである。
千羽超えるらしい。
オオヒシクイはガンの仲間。12月に訪ねた能代や八郎潟にもけっこう来ているが、
数が多く観察しやすいのはこの福島潟。ただ翌日向かった片野鴨池にもけっこういて、
日本海側に多いらしい。
北海道では道北サロベツなんかも通過していく大型の渡り鳥。
得意ルートは日本海側。(網走市の濤沸湖も経由するらしいケド…)
早い話が「ついで」で覗いてみたスポットがいろいろと
最大の越冬地・飛来地だったという話。
ハクチョウやガンがたくさん来ているということはカモの仲間も無数に来ていて、
それらを狙う猛禽も登場する場所。観察・識別するにはもってこい。
↑北海道では夏鳥の猛禽類チュウヒもここでは冬鳥(バックは一応五頭連峰)
日本一の米どころ、新潟は水田開発のために湿地を干拓して造成されているので、
渡り鳥はそうした場所を好んで飛来し越冬する、というわけだ。
人間と野生のこうした素敵な関係は実は北海道ではあまり味わうことのできない
楽しいタビなのである。
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コメント
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コメント全消し だったらコメ欄始めから設置意味なくない?おれのフルネーム住所携番書きますか?覚悟全然あるし。アンチうぜえならやめとけ。これを脅しとかとるならサツタレして全然かまわねーし。おれ自分さらす覚悟とかあるから。クソだせー。
投稿: コリアンアサシン | 2019年3月 3日 (日) 00時02分
アホやなあ、お前。
あまりに中身のないコメント書きすぎてレッドカードやろ( ´∀` )
もろ迷惑行為。
http://fishlights-hracing.cocolog-nifty.com/tabi/2019/02/winwin-37ff.htm
投稿: | 2019年3月 3日 (日) 08時01分
あれれ?全消し?
…でしょうね。
せっかくいろいろなりすましていたのに
同一人物とカミングアウト、お疲れ様です。
それにしてもまあまあ、モメないで無難にいきましょう。
投稿: fishlights(ブログ主) | 2019年3月 3日 (日) 08時17分
畏怖行為と取られても仕方ないカキコミは謝罪します。どのように責任取ればいいですか。
投稿: 上記本人 | 2019年3月 3日 (日) 09時18分
函館近辺だと鳥はあまり見かけないかもしれないけども道東や道北では、湿地が多いので水鳥を近くに見ることができますよ。
投稿: | 2019年3月 5日 (火) 11時23分