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2019年2月 4日 (月)

【きっちょむさんリクエスト】自分の知る範囲のイタリアン話=前編=

1/28にいただいた「きっちょむさんリクエスト」。

意に沿わないかもしれませんが、めっちゃロングバージョンにして

前後編に仕立ててみました。

かなり長期なルックバックとなりました。

どうですかね、はるか昔の大学生時代。

卒業旅行でイタリアという国へ行きました。

行った都市はローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ。

このパートの滞在は2泊3日ぐらい。

友だちが「学生でもローン組めるから行こうぜ」というので

当時引っ込み思案だった(笑)自分は強引に押し切られました。

着いて2日めだったか、ナポリ方面で団体昼食となりました。

出てきた食事はボンゴレロッソ。しょぼい内容であることは

イタリアンど素人の自分にもわかりました。

逆にこれがイタリアの最低限レベルと認識。

ま、日本国内で言えば駅蕎麦レベル。そうは言っても

駅蕎麦にもそこそこおいしいところありますからね。

そのあとローマで、その言い出しっぺの友人の父上が関係していた

おかげでJALだかANAだかの支店の方たちがよく行く

まともなレストランで夕食を摂ることができました。

ここならちゃんとしたパスタが食べられる!

思いましたがパスタの前の二皿ですっかり満腹になってしまい、

パスタの味が思い出せません。そして言われました。

「メインはこの後なのに…」

友人の父上の知人の皆さんは、世話になった人の息子が

ローマに来る、というということでいじりまくり。

すっかりそのあおりを食らいました(笑)。

最後にはアルコール度数60度超えのグラッパが出てくる始末。

手痛い?本場イタ飯の洗礼を受けたわけです。

その7年後だったか。F1のイタリアGP観戦に(ミラノ近郊のモンツァ)に行ったとき、

サーキット裏の屋台を物色していると、ラビオリのクリームソースが売られてました。

これもミラノ近辺の方々に言わせれば、屋台の焼きそばレベル。

ようやく日本でも「パスタ」という単語が浸透しつつある頃でしたが、

その奥深さに打ちのめされて帰国したものでした。

さらにさらにその後、十数年。

080426dececco1

きっかけは忘れましたが、一時期カルディファームに入りびたり、

ティチェコのパスタを片っ端から試した時期がありました。

画像を調べたら2008年のことでした。

太いものから細いもの、さまざまな形状のショートパスタ。

どんなソースを合わせるか。トマト系、クリーム系そして

ペペロンチーノ系、思いっきり和風などなど。

輸入物のビン入りソースもいろいろ試しましたね。

だって自分ん家でいろんなお試しができるから楽しかった。

これが函館市内の1000円パスタランチを見下す、根拠です。

当時自分で作ったパスタ画像。大ハズレも含みます。まずは1~5。

080414ligatoni

リガトーニ、トマトソース。ぶっといマカロニ、ですね。

080428falfare_2

ファルファッレのクリームソース。蝶々のカタチのショートパスタです

080503bolognese

肉いっぱいボロネーゼ。これはお店でもありそう。バジル?大葉?もアクセント。

080507nattou_shirasu_takana

ど和風スパ。納豆+高菜+揚げシラス

080518genobese

ホタテとアスパラのジェノベーゼ。

…10年も前の話なんで、スパゲティかリングィーネかは画像からは区別つきませんね。

例えばサーモンとほうれん草のパスタだって、

瓶入りの鮭フレークじゃなくて実際の焼き鮭ほぐし

(厳密にはチリ産トラウトサーモンでも)を使うだけで

だいぶ味が変わってきます。

これにコーヒー(+デザート?)がついてとして1000円って、

器&盛り付け代に300~400円

払うんかい!と思うわけです。


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はこだてグルメ、ぶった斬り」カテゴリの記事

コメント

特集までくんでいただいてありがとうございます。(記事を探せなくて。そして古めのケータイで見てるので改行がうまくできてなくてすいません)
私は、パスタリアは他のお店よりたらこがけちらずにいっパイかかっててうれしかったんですね。なのにとにかくおじさんが怖いっていう印象しかなくて。でも食べたくなって住んでた頃はわりといってたんです。あかなべさんはおじさんがすっごくおしゃべりで、なかなか食べさせてくれなくてっていう思いでがあります^^
大事なお客さんやとり引き先の方におすすめする場所は寿司屋でも懐石でもなく私は函館のイタリアンのあるお店です。仕事の場所には使いたくないので、仕事をからめずに行ってくださいと言っていますし、ご一緒したりしてましたね。
関川シェフのクリマの記事はあったんですがそこはなかったかな(見つけられなかっただけかもしれません)

まったく余談ですが、パスタにこだわっているということなので、北海道さんのユメチカラを使った音更町でつくっているものを食べてみてください。デュラムセモリナ粉とはちょっとちがうかんじです。(比べて食べないとわからないんですが)
ユメチカラは強力粉ですからねばねばというか(私のゆで方に問題があるのかもしれませんが)和のオイル系パスタに向いているようなきがします。

きっちょむさん、またしてもさまざまインスパイアされるコメントありがとうございます。
スパゲティの好き嫌いでなくイタ飯&パスタ不毛の地・函館という流れですので、パスタリアも銅鍋も美味しいスパゲティなのだと思います。個人的興味の問題です。というか、最大の関心事は腕があっても新規開拓を意識しない函館の料理人の背景についての論です。
なお市内のイタリアンでは簡単に攻略できない高級店が2か所ある、という認識です。すべてがダメということでなく、「庶民的なお店」限定で書いていますね。
関川シェフのお店はかなり以前に「!」ということになって
15/07/28更新記事にあります。なんとランチ探訪第五回の登場でした。
縁遠くなってしまい残念。当時の市内トップ3だと思ってました。
http://fishlights-hracing.cocolog-nifty.com/tabi/2015/07/post-c05f.html
なお、ユメチカラというワードは頭の片隅に忘れずにおきたいと思います。

そうですね、庶民的なというカテゴリーでということ理解してます^^
私はとにかくあのおじさんが、昔TVで無言で食べろ!と条件をだしてやってるラーメン屋さんみたいだなと思ってました(笑)たぶん、高級店の1つは私がおすすめしたい富岡のお店かと思います。以前はコションの側にありました。でもコションも無くなってしまって。関川シェフのお店もヴィラにあった時は行けたんですが、クリマになってからは一度仕事でちらっといっただけで
、残念です。
どちらにしても、いつも記事を楽しみにしてます。好きな街だけに本当に行政しっかりしろよと思います。春になったら鳥のお写真も楽しみです^^

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