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2019年2月23日 (土)

【函館まだまだ】ニッポン…放置国家への道

これがすなわち少子高齢化による現象であると

簡単に決めつけてよいでしょうか。

ずっと考えています。

自分には関係ないから無関心。無責任。

その結果がああいう幼児虐待事件を招いてます。

共生という考え方は、そこそこ他人に関心を持つことでは

ないんでしょうか?

というわけで2月最大の衝撃(変換したら笑劇だって)は

これでした。

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渡島砂原駅。1日の列車本数は上り下り合わせて12本。

昼間の~はまったく列車が来ません。

函館本線砂原回り。

190214oshimasawara_ts


コツコツ無人駅の写真も収集しているわけですが、

そんな無人駅の待合室にこんな地図がありました。

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あれれ?何だかヘン。

そうです。砂原町はすでに無く、いまは森町(もり・まち)。

誰も利用しない駅だから?

190214sawara_mori1

渡島砂原駅から道の駅「つどーる・プラザ・さわら」まで20分ほど

歩く途中。

こんなのがありました。ただし愛称。

190214sawara_parkgolf1

190214sawara_parkgolf2

たって、冬は営業してませんね。

脇の地図も結局どこがどうかわかりにくい。

ここは立ち止まって地図を確認する場所でしょうか。

で、看板の裏側が…。

砂原町の森町との合併は2005年ですから、この看板は

森町になってからのもの。

7年の放置ぐらい大した年月ではないようです。

町に若者がいなくなり、高齢化が進み、限界集落化すると

こんな現象が珍しくなくなる?

でも、砂原エリアの住宅はそんなに古めかしくありませんけどね。

住んでいる人たちが故郷を捨てたら、誰が街を大切に思うのでしょうかね。

ひとつの答え。

ここの人たちは先祖から数えてまだ百年もここに住んでいない。

生まれた土地はここじゃない。

だからこだわりがない。

…とするなら北海道に共通な現象ともいえる放置。

道の駅(砂原支所)のところから函バスに乗りました。

森のお年寄りはnimocaを使ってませんでした。

現金をジャラジャラ料金箱に入れていたことを見ると、

町の福祉政策も助成対象としていないのでしょう。

極論を言えば、

故郷にこだわりがないのなら住みやすい場所へ越せばいい。

それもしない。

みうらじゅん先輩にならって、これからは「ホーチ民評論家」を

名乗ることにしようかな、と思います。

枯れて味のある放置は旅情を誘いますが、

諦め満載のホーチは暗い未来を予見させて悲しいかぎり。

函館から見れば、もっと下には下がある。

そういう話も随所で紹介していこうと思います。

早く手を打たないと「心の限界集落」は拡大中ですからね。

190214tudor_sawara


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