【きっちょむさんリクエスト】自分の知る範囲のイタリアン話=後編=
【きっちょむさんリクエスト】自分の知る範囲のイタリアン話
の後編です。
スパゲティ屋さんはあくまでスパゲティ屋さん。
ニーズがないとはいいません。
これは武蔵小山駅前(東京都)の「とすかーな」の牡蠣のスパゲティ。
旬の季節の食材をメインにしたしょうゆ味。1500円ぐらいでも
牡蠣たっぷりなら仕方ないでしょう。
ピザで言えば同じ武蔵小山のトリプレッタのビスマルク(画像は行方不明…)。
しらすの「チチニエッリ」、きのことサラミの「ビアンカンテ」。
料理はへえと思わせたモン勝ち。
本格的なピザ窯を採用している店は多いですが、
ここのピッツァは秀逸。
ランチはほぼ全メニュードリンクつき1000円なのがうれしいお店。
スタッフがイケメン揃いで女性客には目の保養になります。
ビスマルクは定番ですが、次は○○行きたいな、というチャレンジメニューに
常に刺激されます。別にイタリアと言っても広いですから、
地方地方の特色メニューを散りばめるだけで、
ピザでもかるーく20~30種類はできるでしょう。
まずはこのお店はマチガイナイと信頼を獲得するのが重要。
それぞれが固定メニューである必要はありません。日替わり週替わりでもOK。
究極言えば、ピッツァクラストの上に何を乗せるかは
料理人の創造性、センスにつきます。どんなパスタにどんな具と
ソースを絡めるかも同じです。もちろんプロなら基本はふまえた上でね。
市内の「スパゲティ屋さん」がいかにもつまらないので、
老舗とも言えるここで実際にお店の方に尋ねてみました。
「こちらはスパゲティしか置いていないのですか?」
「はい、そうです」
メニューを見せてもらい5秒で決断終了でした。
そこまで自分はスパゲティという名前のパスタにこだわりがないので。
非日常が味わえないのに千数百円の対価は見合いません。
まあ、市内の飲食店はそこのシェフの確かな腕をちゃんと
伝えていないフシもありますが、食べてみないと美味しいかどうかわからない
というスタンスでは残念至極。
まあ、いわゆる勉強不足というやつでしょう。
いいんですよ、スパゲティというパスタにこだわる形でも。
ただ冷凍食品で売ってる定番ソースパターンがメニューに並んでいて、
何の期待ができるでしょう。まあ自由な函館人の保守性を象徴してる?
それは銅鍋も同様。入店してみてメニューを見て、
やっぱり違った、というわけにはいかないでしょう。
店頭外観からすでに「どんな客でも来てみやがれ」という
迫力不足だと思うのです。
また、ほんとうに熱意と腕のある料理人なら市民の舌をしっかり育てることが
できるはずだと思ってます。
そういうコミュニケーション力のあるプロがいないのが、
函館の痛いところではないでしょうか。ことイタリアンに関しては。
だから函館=イタリアン不毛の地なのです。
まずはイタリアンとは?という解釈からでしょうかね。
このブログでも以前有名な奥田シェフのアル・ケッチアーノ(山形県酒田市)
を引き合いに出したところ、
「あそこも十分に迷店ですよ」とのコメントをいただいたことがありますが、
ランチ3000~5000円レベルのお店はさらに客が納得するハードルも高くなって
当然です。
これもすでにブログに書いていますが、2年もたずに撤退した
シエスタ地下にあったroccoのメインスタッフに
「函館でリスペクトできるイタリアンはどこですか?」と聞いたら
「ないです…ね」という回答。それで自身のお店が続かないのが
すべてをあらわしているのではないでしょうか。
あーん、また激辛になってしまいました。
でも現実から逃げない。甘えない。
もっとがんばれハコダテ。
最後に10年前のショートパスタにこだわっていた頃の画像集。
前編に続いて6~10…。
夕食の炭水化物を極力減らしたので、作らなくなったなあ…。
フェットチーネにクリームシチューのソース。これは失敗だった。
再びファルファッレ。コーンとブロッコリー、ベーコンで色鮮やかな?クリームソース?
ツナとグリーンピースのペンネ。ソースと具もマッチしてなくて駄作No.1!!!
↑バジルソースのフジリ。ソースは無印良品製、具材増し増し。
↑ホウレンソウ・ブロッコリーと焼きほぐし鮭のフジリ。ホワイトソースが緩すぎました。
最後は最近パスタをゆでる時間のこらえ症がなくなったので早ゆでフジリ(=ねじねじマカロニ)でお茶を濁す次第。アルデンテ感はありませんがスピード優先の素人料理。
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コメント
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素人が偉そうに(笑)
投稿: | 2019年2月 5日 (火) 23時12分
すごい!素晴らしい!御料理にも御精通なさっていらっしゃっるのですね!一流店と称される店も遠く及ばぬ最高精鋭の御料理がお並びなさっていらっしゃっるとお見受けします。素晴らしい御紹介本当に本当にありがとう存じます!
投稿: | 2019年2月 6日 (水) 14時09分
誤字がございました。深く深くお詫び申し上げます。すいませんでした。
投稿: | 2019年2月 6日 (水) 14時13分