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2019年2月16日 (土)

【BSフジ】ポンコツ旅番組に失笑すら起こらず…

それにしてもまさにテレビは危機的状況である。

多くの若者はテレビを卒業してしまった…。

受像機すら持ってないケースが多いとか。

ある若者は地デジになって映らなくなったので見なくなった、らしい。

ネット+スマホでじゅうぶん情報は得られるのだ、と。

ヒマなときはYou Tubeほか動画サイトがいちばん面白いと。

こうなるとテレビに残るのは高齢者ばかり。

よって健康番組と関連する通販番組ばかり増える仕組み。

近いうち極私的テレビ論もまとめなきゃならんかな。

それにしてもフジテレビにはため息である。

そしてしかもBSフジ。CSフジはたまに見たい番組があるが、

BSフジが他の民放BSと比較しても、さっぱり見たい番組がない。

高齢者対応にも遅れている。

いやいやBSを続けているようにも見える。

それは制作費や企画の深みにも如実に現れる。

今回久々に取り上げる旅番組は

<BSフジサンデースペシャル>『ローカル線でめぐる旬旅 函館からニセコ、小樽へ雪景色旅情』(O.A.19/2/10)

なる2時間番組である。

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ブログに書くにあたっても全編見直す必要がないほどの駄作。

CMカットして作業終了。

というか冒頭だけで見たくなくなるのである。

いわば「バカ旅行者要請番組」。ほんと差別用語で申し訳ない。

第一。函館本線を函館から小樽まで(通年で)直通している列車はない。

よく「函館本線」というキーワードにダマされているからわかる。

「函館」を検索ワードに入れると自動的に「函館本線」も引っかかる。

「山線」は山線なりの干からびた趣がある。

これを「函館」という街といっしょにしないほうがいい。

「してほしくない」じゃなくて「しないほうがいい」。

第二。キャスティングされた女優が朝市(駅二市場)でタラバガニを持つくだりで

「ちょっとぉ持てなぁい。こわーい」とキャーキャー言って尺を稼ぐ。

呆れます。ハタチそこそこの小娘ならいざ知らず、御年48歳、バツイチの

「女優」。彼女の名前は「中島ひろ子」。ウィキで出身地を見たら東京、とある。

東京都民もこんなんばかりだとは思われたくないでしょう。

そしてど素人がここで引っかかる。というかそういう番組台本。

190214zerokiropost_hakodate1

↓ホンモノはこっち。そっちはレプリカ…。

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↑函館駅ホームのゼロキロポストで立ち止まるのも台本と思える不自然さ。

そして特急に乗りこみ、ホームのコートを来た年配の駅員に

「あ、映画の鉄道員(ぽっぽや)みたぁい!」

もうやめてくれ、である。ホーム上のJR北海道の職員は全員そうなんだから。

第三。せっかくだから五稜郭にも寄っていこうと函館駅から特急「S北斗」に

乗ったばかりなのにすぐ下車。

「雪の街を歩くのはいいわねえ」と途中カットであっという間に

雪の五稜郭公園到着。

ここまでで視聴終了。

ちなみに制作協力Koba-Kとテロップにありました。

プロデューサー出てこいレベル。(女性プロデューサーでしたけどね)

フジテレビが業績不調なので、こうしたお手軽企画&制作を

繰り返すしかないのであろう。

冒頭十数分で(地元民に)「ないな」と思わせる番組…

年にイチ、ニのポンコツ旅番組であった。

系列のUHBに制作協力を仰いだらもっともまともになるのに。

BSだからって投げてる感。

NHKの旬感ゴトーチ3連続函館(1/21-23)のキャスティング

(ロケ=乃木坂・桜井玲香、ノブコブ徳井、バービー、

スタジオ=関根勤、ベッキー、島谷ひとみ)と比較して

哀れしか感じませんでしたとさ。


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