【2019初タビ(14)】リゾートな温泉ホテル?温泉なリゾートホテル?
さて以前にも書いたことだけど、ヒトは「温泉」になぜ行くのか。
もしかしたら、自分が温泉の近くに住んでいていつでも好きなときに
入れるから「非日常」ではないのかもしれない。
それでも「温泉」は嫌いじゃないというよりも好きだと思う。
ただ「温泉ホテル」「温泉旅館」については、あくまで誰と行くか、が問題であって
ふだんの一人旅には無縁と断言する。
過去に函館の地元の温泉と比較のモノサシを得るために何か所か行ったが、
まあ別府と草津を見ておけば一流の温泉の何たるかは理解できる。
単なるその県ナンバーワンクラスの温泉地にホンモノを求めるのは酷。
それらは周辺地域の人が思い立ってすぐ行けるからこその価値だろう。
それはそれ。
逆に宿泊地側がその「希少性」をどれだけしっかり理解しているか。
まあ、二流の温泉地はそんなこと知っちゃいない。
一流の温泉地の何たるかを知っていれば、自分たちが勝負するのはどの部分か
自ずから判明するからだ。
湯の川温泉?
さあどうでしょうね。
定山渓温泉でも「どうでしょうね?」じゃないだろうか。
北海道の温泉は「野趣あふれる」に逃げればそれで済む。
秘境感で勝負。それでいい。
片山津温泉。本心で山中や山代よりも興味があるのだが、
泊まってみて???であった。
がっかりした?
いやいや覚悟していたのでがっかりしたのではない。
宿泊翌日、柴山潟を徒歩一周して大充実。大満足。
それは…自分が泊まったこのホテルアローレが
とても変なホテルだったから、である。
現時点でその特殊な「背景」をつかめていない。
片山津温泉のパンフからハブられている。
でもTA上の評価はそこそこ高く、宿泊価格が安い。
トータルの満足度は84点くらい(100点満点)。
また泊まりたいか、と言われれば、同じシチュエーションでありさえすれば
YESである。(この同じ…が問題だけど)。
というわけで例によって「前置き」で記事1回ぶん。
後半はその不思議なホテルについて考えを巡らしてみたい。
きっと「異端」が生き残る術がそこに隠されているはず。
写真上から余裕たっぷりのロビー正面、朝食レストラン、そして外観
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