【2019初タビ(13)】それはそれは悲しい自治体のエゴ
ま、自分自身は謙虚さを欠く人間ですが、人間同様自治体にも
謙虚なところとそうでもないところがあるわけです。
言い換えれば「持てるもの」と「持たざるもの」のギャップ。
そうでもない代表が函館市。これ函館人気質?
青森市や大館(秋田県)とも函館は特別なつながりはあるようですが、
まったく浸透しておらず、「付き合ってやってる感」ありあり。
一般市民レベルで相互交流してますかね?
とても対等な関係には思えません。
さて、こんな場所でこんな観光チラシを発見。
そう言えば駅前にバスがとまっていました。
へえ「奥多摩町」って奥多摩湖だけでなく鍾乳洞も有名なんだ。
日原…読めねえし。
でもあとは…函館の中学生なら岩手県の龍泉洞は修学旅行で行った
ことのある人が多いかも。
残念ながら残りの7か所はあまりよく知りません。
ただ無名どうしも手をつないでスタンプラリー的に知名度を上げる
作戦、嫌いではありません。
なにごとにもコンプリ志向の人間はいますからね。
9鍾乳洞のコンプリ。でも自分にはもっと先にコンプリせねばならない
ものがあるからなあ。
そういえば…で思い出したのが日本タワー協会の20タワー。
自分は2017年にぶじコンプリしましたが、やってみてわかったのは
スカイツリーも入ってないし、高いのに未参加なタワーはたくさんある。
東尋坊タワーのように低くて「ナンヤソレ」なのも20か所に含まれている。
何より20タワーコンプリしましょう、というスタンスでない
たとえば銚子のようなところもある。
自分のところへ来てくれてありがとう、あとは知らない的な。
↑2015/7/28撮、山口県秋芳洞内部
なぜこの9鍾乳洞。秋芳洞で気づかなかった? 自分のせい?
また「鍾乳洞」の楽しさ、面白さは一般的には全然浸透していないでしょうし、
ブラタモリにもまだ一度も鍾乳洞は登場していないハズ。
そこでここへつながる。
この観光チラシは新潟市北区の「福島潟」の「環境と人間のふれあい館」で発見。
みんな冬になるとハクチョウが渡ってくるのかなあ。
おやおや?ハクチョウで有名な瓢湖がありません。なんでや???
そうです。瓢湖は新潟市ではなく阿賀野市だから。
この新潟の潟パンフは、新潟市の潟パンフなのでした。
陳腐だなあ。
↑アタマひとつ大きいのがオオハクチョウ。ほかはコハクチョウ。
福島潟と瓢湖は直線距離にしてわずか6km…。
新潟って観光施策遅れているんですね。
周囲の自治体と手を取りあってエリア開発ができないのは、
新潟市のせいではなくて新潟県のせい、なんでしょうね。
とりあえず、渡り鳥たちにはそんなこたあ関係ありませんけどね。
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