ぜひ、ご予約の上、お越しください…ナゼ?
いろいろ漏れた小ネタをまとめて…1本と思っていたんだが、
ただ長くなるだけで結局つまらない。
割り切って、外角にはずすボールを時々投げる、というカタチに変更。
というわけで本日のテーマは予約。
飲食店主にとって「予約」ほどありがたいものはない。
と思う。
そのいっぽうでネットでカンタン予約→ドタキャンという問題も浮上している。
ただねー、昨今のIT事情では、人間の声で予約するより、端末いじって
デジタル予約のほうがカンタンでいいのも事実。
ちょっとまだその問題に深く突っ込むまでの材料がないので、
その手前で論じたい。
食品のネーミングに「なかなか予約がとれない人気店の○○」というものが
確かあった。
「予約がとれない」と「要予約」は実は全然違うのである。
「混んでいる店」=繁盛店だろうが、世の中には
予約があって初めて食材を仕入れる店、というのもある。
その結果、予約がない日は閉まっている…。
イコール人気店ではない。
イコール一見さんお断り。
ますます売り上げ減少。損はしないが売り上げ減少。
それでも継続できるスタイルを模索…とこうなる。
今回のサンプル店は3つ。
最初の店は「もう閉まってる」と思っていた。
↑看板がなければ一般住宅、ですな。営業時間が書いてないわけだ。
隠れ家中華!…ならこういう構えで隠れ家焼肉もあり???
ナント!ネット広告を出していた。「要予約です!」って。
お客さんの予算に応じて、6000円でも8000円でも10000円でも
対応できます!って。
で、ふだんはシーンとしている。これで仮に月に売り上げ30万として
(素材)原価率40%で、自宅兼店舗、料理人=店主なら、
やっていけるかな?
次の店。フリーペーパーで広告を見た。
なんだ、閉店じゃないのか!
営業時間をそのフリペで確認して行ってみる。
やってない。5回前を通ってみた。5回ともやってない。気配もない。
でも6回めに電気がついていた。さすが年末、予約が入って、
店を開ける。へえ。
3軒め。
え?もう閉まっていたの?気づかなかった。
11月某日、灯りが灯っている。閉まっている店に灯りが灯っている。
ナゼ?
閉店予定日はことしの話でした。
閉店予告を店頭でする意味があるんでしょうね。
ある意味、閉店セール? 安売りじゃないけれど。
それで何割か最後に売り上げが上がる?
かつて来たことがある客が集まってくる?
廃止ローカル線商法。
で、通常営業終了後も、宴会対応はほぼ
18年いっぱい可能、だって。
ほんと偶然、通常営業最終日に店の前を通る。
「本日は満席です」
幸せなのか、不幸なのか。
幸せ、かな。
さあ、このサンプル3店、アナタが共感するのは
どのお店?
ブログ主、なら3軒め、かな。
涙ぐましいもの。
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