【2018ラス旅・番外編】秋田県内での出来事
18/12/16更新記事
【2018ラス旅-1】東日本6県乗り鉄旅3400km・百万都市仙台の思い上がり
JR東日本・仙台支社もご紹介↑の通りですが、
秋田支社でも「おっと!」ということがありました。
特定の季節を除いて観光に弱い東北、の側面がうかがわれます。
JR東日本の話の前に、奥羽本線JR八郎潟駅で見た風景。
場所は八郎潟町、というところです。ここから100円の村営バスで
大潟村というところへ行こうとしていました。
トリップアドバイザーをやっているので、八郎潟町のお手軽名所を
1か所だけクリアして、なんちゃって訪問に仕立てようと検索すると、
駅前のコレ、が観光名所1位でした。おっとビックリ。
願人踊りという無形民俗文化財(県指定)の信楽焼の陶板で作られた
レリーフです。まあカラフル!!!
旅人をお出迎えする点では、JR函館駅の流政之氏のレリーフと同質。
そんな願人踊りをJR八郎潟駅構内でこう紹介しています。
民族? 民俗。
大潟村ではレンタサイクルを利用しようと思いましたが、
「もう終わっている」とのこと。ネットで調査済でしたが、
実はソレ、非公式情報でした。大誤算。
途中で雨が本格的に降ってきてびしょ濡れになり↓ここで
待つこと45分。帰りの100円バス(JR八郎潟行き)まで時間があるので、
ラーメン屋か喫茶店で時間をつぶしたいと運転手にいうと、
何やら村に一軒しかないという居酒屋兼食堂が
午後の休み時間で営業していない。なかなかすごい村。
で、これまた少し遠くの場所にある、
村に一軒しかないホテル(第三セクター経営)
まで送ってもらい↓を食べました。
ここ1泊は?…素泊まり6000円です。
自転車は借りられますか?…レンタサイクルあります。
いつごろからですか?…春からです。
春っていつ?…春と言えば4月じゃないでしょうか?
ところで秋はいつまでレンタサイクル営業してたんですか?
…晩秋までです。
晩秋って?→10月下旬じゃないでしょうか?
万事がこの調子。オフシーズンに観光客が来るわけがない、と
思い込んでいますね。確かに冬は雪がそれなりに降ります。秋田なので。
ただ10~3月はマガン、ヒシクイ、ハクチョウの滞在・通過のピークですよ。
まあ、大潟村というところは、政府の減反政策の犠牲者で入植して50年余。
いろいろ恨みつらみがあったと聞きます。でもそれと観光は無関係。
すっかり暗くなり17時台のバスで八郎潟駅へ戻ったときは駅はこうなっていました。
待合室閉鎖。きっぷ自販機終了。
「待合室が閉まってました? そんなはずはない…」
アホです。
八郎潟駅は委託駅で17時に人がいなくなるので、そうなるのです。
即答できずに10分も待たせます。
こうまで意識が低いと観光客も呆れます。
この日、もっともびっくりしたのが大潟村から八郎潟駅までの約20kmの県道。
愛称を菜の花ロードというそうですが、暗くなると街灯がまったくなく真っ暗。
もちろん信号もありません。あるのは反射板だけ。
大潟村…どうやら県内でも忘れ去られた村のようです。
レンタサイクルはそんな大潟村の道の駅で半年だけやっている。
ただ道の駅もとなりの町とつながっているだけで、村に用事のない人は
まず通過しない道の駅であるため、中途半端な農産品直売所しかない。
あれ、肝心なエピソードが漏れました。
忘れないうちにまた書かなくちゃ!!!
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