変わりゆく函館…ホテル事情【PART6】国内客vsインバウンド
非常に残念なことにここ数か月の間に
世界的クチコミ旅行サイト「Trip Adviser」の実態が露見してしまったので、
あまり強くは言えないのだが、あながち事実に反することもあるまい
程度で受け取ってみるのもよいかもしれない。
函館のホテル事情。
建設・開業ラッシュではあるのだが、どういうマーケティングで
どういうターゲットを事業展開しているかがわかる資料として
今回データ集計してみたのがこれ。
日本語クチコミ比率が高いホテルと低いホテル。
総クチコミ100件以上の30件のホテルを平均すると
インバウンド率(非日本語クチコミ率)は25.67%。
この中で非日本語書き込み比率がが最も高いのが
ラ・ジョリー元町 by WBFで、73.81%。
最も低いのが湯元啄木亭で9.86%となる。
インバウンド人気に支えられていることがわかるのだ。
また、非日本語クチコミの評価の甘さが目立つ中で、
フォーポイントバイシェラトン函館、スマイルホテル函館は
両者に差がなく、スマイルホテルはどちらも評価が低い。
ホテル法華クラブ函館に至っては
日本人クチコミの評価のほうが高い=インバウンドにはっきり受けが悪い。
ブログ主的にはインバウンドもケアして、多数派の国内客の評判を上げるのが、
王道であり、それが厳しいゆえに各々の練られた戦略と受け取る。
こうした観点で見れば、乱立しつつある新開業ホテルも勝ち組負け組が
読めそうな気がするのである。
ちなみにブログ主は旅行先でホテルを選ぶ場合、
評価4.00未満のホテルは極力選ばないようにしている。
評価4.00以上で一泊上限8000円の条件を満たさないときは
宿泊都市を強引にでも変更するのが最近の旅である。
(函館を訪問する場合はなかなかそうは行かないけど。あえて言うなら青森泊…笑)
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