熊本の思い出は美しすぎたのか?【2018九州タビ2】
九州南端・枕崎からスタートして福岡まで4泊でたどった九州タビ2018。
さすがにロケットスタートすぎて、見事に尻すぼみ。
まあそれでも平均的満足度が高ければ、御の字、というもの。
ひとつひとつ行程を追う作業は別の機会に譲るとして、
ハイライトを抜き出していくつか展開したい。
2泊めの熊本の夜の話から書いてみる。
確か3年前にこの記事を書いている。
2015乗り鉄ファイナル…13】熊本新市街で再び、デレの夜。食家「蛍」
このお店の再訪を誓っていた。
ただこのお店に限っては被害はほとんどなかったようだった。
オーナーはすぐに再開できたと話してくれた。
それはそうと。
1泊め=枕崎、2泊め=熊本、3泊め=佐賀、4泊め=福岡
ホテルの値段は素泊まりで
4700、7200、5800、8000である。
この4つの町の人口(安直にwikipedia調べ)は順に
2.1万人、73.9万人、23.4万人、157.9万人である。
ほぼ見事に人口が多くなるにつれて高い。
満足度はどうだろうか?
xx/xxスラッシュの右側は期待度から想定した満点としよう。
枕崎80/80=100%! 熊本80/90=89%! 佐賀80/90=89%!
福岡95/100=95%となる。
熊本と佐賀は同じチェーンなので評価は同じとした。
熊本(市)の(自分の)旅評価は案外低い。
というか人口が多いほど自分の旅の満足度が低い。
めったに行かない場所ほど旅の満足度が高い。
さて、2度めとなった「蛍」での夕食。
はっきり言って「こなれた」印象だった。
確かに繁盛していて活気がある。お店のスタッフもことごとくフレンドリー。
それは前夜の枕崎とは違う。
ベースが魚屋さんだそうだから、魚介類のクオリティは高い。
しかし枕崎でカツオ三昧だったおかげでそのインパクトは半減した。
以下が注文メニュー。
・コノシロの極細造り ・ごぼう豆富の揚げ出し
・豚バラとキャベツのガーリック炒め ・北海道産焼きガキ
焼酎は熊本の米焼酎「川部」(球磨焼酎・人吉市)をロックで。
(前回ブログにアップしたメニューはなかったようで、かなり内容が入れ替わっているかも)
とりあえずの中生込で4000円ちょっととリーズナブル。
でも、自分としてはブレーキをかけて、こうまとめたつもり。
「こなれた」というのは自分の目が肥えた部分(A)と、
3年間でお店が熊本の常連さんにアジャストした結果(B)の相対でしょう。
確かに3年前、厚岸の牡蠣を使いたい、とオーナーは話していた。
680円の牡蠣はとても美味しかった。でも高い。
熊本で食べる、厚岸の牡蠣…。
ほんとに頼んじゃいます?と言われたほど(笑)。
こんなお店でも熊本でトップ10に入るか、と言えば怪しい。
(トリップアドバイザー熊本レストラン4158軒中407位=レーティング4.50 18/11/14時点)
↑評価はともかくクチコミ数少なすぎのためTOP100に入らず
ひとりの予算3000~4000円で飲み食いできる居酒屋は
庶民派に毛の生えた程度。
正直、いつものホテルに泊まるとするなら徒歩1分のロケーションは
ムチャクチャありがたい。
さて、オーナーにこのブログ記事で気になっていた質問を2つした。
Q1:なぜランチはやらないのか
Q2:保健所に営業届け出をしない函館の飲食店をどう思うか
「蛍」が営業している新市街はかなりの飲み屋街。昼間のビジネスランチ
ニーズはそんなでもないと。ただし2つめの質問には絶句してノーコメントだった(笑)
少し函館の料理人も外へ出ていって勉強してこい!というほどの高レベルの
店ではないということだ。
函館市内では極端に少ない。函館の飲食店はこういう作業を
面倒くさがる。
さて、熊本の乗り遅れ感に少しがっかりだったわけだが、実はもっと
深刻なのは佐賀なのであった! 人口サイズがちょうど函館サイズの「佐賀」である。
次回はめったに行かない、自分も初めて泊まった佐賀の話。
佐賀市へいったことのある函館市民の数は200人いるかな?
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 目指せない飲食店の悲劇@松風町【光編】 | トップページ | 第一回・函館ウソつき飲食店図鑑? »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【再掲モード】なかなか出会わぬ感動の赤…(ベスト紅葉2020)(2024.11.20)
- 【ようやく鹿児島編(2)】日本をつくった薩摩の人脈。その厚み、尋常じゃない【維新のふるさと】(2024.06.15)
- 九州の鉄道2024春(JR九州、DSトレイン編)【主にかわせみやませみ】(2024.06.03)
- 【ようやく鹿児島編(1)】なぜそこまで力強いのか。桜島と西郷どんがいるからさ?【維新のふるさと】(2024.06.08)
- 【やっぱり加藤清正はすげえわ】熊本城で目からウロコ【天下の名城ここにあり】(2024.06.02)
コメント