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2018年10月17日 (水)

続・無知が暴挙を生む…そして自然破壊【松倉川改修問題】

実は例の松倉川問題。この続編のほうが断然面白い。

前回の回答は実に矛盾点だらけ。

必死に反論したのだろう。

事業課の担当を名乗るKと話したのは金曜日。

これが土曜の写真。

181007matsukuragawa1

翌週の火曜に再度ちゃんとしたカメラで撮り直した。

181009matsukuragawa1a

181009matsukuragawa2a

自分が「オイルフェンスに流木が突き刺さっているように見えて、温泉街で見苦しい」

と言ったから、早速作業をした。

おさらいの意味でその直前の画像。

180821ryuboku

(こっちは8/21撮影)

・台風に備えて固定ロープを1か所外した

それにどんな意味があったのか

・再設置の事を考えて

流木の事は考えなかった?

そもそもこの工事、橋脚に流木が衝突して橋を痛める、と言いませんでした?

違ったのか。

はい、次は工事看板。

おう応急措置で直してある。

181007koji_mat4

それにしても、いつ終わるは別にして、工事いつ始まるんだ?

・人の手配ができるまで時間がかかる

って、工事は野鳥の会の要望で、計画的に延期したのではないのか?

6月には10月に工事再開が決まっていたのでは?

そうか。わずか4か月先じゃ受注者のY建設は応じられないのか。大変だね。

で、この部分はすぐに差し替えられなかった?

181007koji_mat3

↑工事期間は終わっていてもいいらしい(差し替えるまでにタイムラグ…10/16時点で差し替わり)

計画的に延期したのではないことがこれでわかりますねえ(笑)。

質問したときには松倉橋のひとつ上流の松聖橋のところの流木は

すでに撤去済みと答えていたが、また別の流木があるんですけど。

181009shouseibashi_ryuboku

ってか、この程度の流木はしょっちゅう流れてくるでしょう。

具体的にこれを撤去するのはどこにクレーンを設置してどう持ち出しますか?

けっこう大がかり。

その証拠に最初の写真の流木は即撤去は難しかったんでしょう。

181008ryuboku_matsukuragawa

ちなみに松倉橋と松聖橋の間に、7月豪雨のときのこの流木もまだ残ってますけどね。

放置された流木は、再び豪雨などの増水で、橋脚を痛める可能性はゼロらしい。

というか優先事項がグダグダなのかも。言われないから。

さて、工事の本質だけれど、

この状況で護岸通りの川幅に浚渫するのだとしたら、河畔林の樹木を何本切りますか?

当然百本単位ではありませんな。

その膨大な河畔林の樹木がすべて流木となるリスクがあるとでも?

181009matsukuragawa4

で、流木は松聖橋のさらに上流からも流れてくるわけです。

もう一点。ここは松倉川と鮫川の合流点付近。

181009matsukuragawa6

先んじて昨年、辺りの河畔林の樹木はすべて伐採してまっさらになってたわけですが、

春夏と過ぎて、この状態。柳の若木の背丈はすでに3mに達しています。

川が見えない。

自然のチカラってすごいです。

で、松倉川の改修は30年来の課題? 

工事のための工事と言えない苦しい言い訳。

災害対策、橋脚保全の効果はまあ望めないでしょう。

181009yanagi_matsukuragawa

そうそう、昨冬に伐採された柳の切り株。どんどん若芽が出ております。

わずか半年足らずにこうなっている。

これで野鳥の住処がどうのこうの、よりも大きな背景が存在することがわかるはず。

松聖橋から下流を望めば、松倉川に必要な川幅がわかるはず。

↓こちらは(工事)完了区間らしいですけど。

181009matsukuragawa3

いくら除去しても土砂は上流から流れてくる。そこに草木が育つ。

それが自然です。

無責任に言いますが、八雲の遊楽部川のほうが工事のしがいがありますよ。

そちらはいかが?

大人の砂遊び、なかなか壮大ですね。

悪意?不首尾?無思慮?そんないろいろはまだまだ続く。

10/15時点でまたしても矛盾が…。

グダグダに寄り添ってロングラン企画になりそうな予感…。


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