中部日本縦断タビ2018【PART9】荻町@白川村・岐阜県
まず最初に。
白川郷=世界遺産
って、なんもわかってないね、という話。
岐阜県白川村の荻町地区にたくさん残っていた合掌造り家屋を
世界遺産に指定したという事。
同じく富山県平村の相倉集落に20棟、富山県上平村の菅沼集落に12棟、
同様の家屋が残っており、この山奥の「五箇山」地区を併せて、
指定したという事。知らなかったでしょ。自分も旅をしながら徐々に知った。
平村も上平村も今では合併して南砺市(なんと・し)。
相倉と菅沼の間に下梨という集落があり、ここには加賀藩の「流刑小屋」が
残されている。よく島流し、というが加賀藩はこうして山奥に罪人を留置した
のである。それほどの山奥。帰ってこれないほどの山奥。
いまそこに国道が通り、高速が通っている。
昔々の山奥の人々の暮らしはさぞ大変だったろう。
合掌造りの階上では蚕を飼育し、床下では(銃弾の原料となる)塩硝を製造したとある。
稲作を期待できる場所ではなかったということだ。
それらを踏まえて、荻町で撮れたのはこんな絵面。
見事に合掌造り以外の家屋が写らない絶妙なアングルだと思うのは自分だけ?
展望台までは片道200円のシャトルバス。歩くと大変。
まず地図と自分の方向感覚をマッチさせた上で、最初に俯瞰してから
散策するのが基本じゃないかと思う。
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