中部日本縦断タビ2018【番外編】万葉線・前編
(函館市民の関心はないながら少数の「路面電車ファン」のために臨時更新)
高岡市を走る路面電車「万葉線」。高岡駅前から越ノ潟を結ぶ12.9km。
所要時間50分。
函館の湯の川~谷地頭+十字街~函館どつくで営業距離10.9kmなので、
それよりもやや長い。
万葉線の由来は以前にも書いたが、この地が万葉の歌人、大伴家持の歌に
何度も詠まれていることから。
さて高岡駅前から最初に乗ったこの7071型が衝撃的だった。
吊革で想起するなら、函館市電の700系ぐらいの古さ。
ただびっくりしたのはこの懐かしい?料金箱。
昔は函館でも運転手さんがこの料金箱ごと駒場車庫前で交代していたっけ。
ところで、この料金箱で1000円札両替ってどうするんだっけ???
正解は右側の両替機のフタを開けてレバーをガチャコンガチャコンと
操作すると100円玉が5枚ずつ落ちてくるしくみでした。
函館のもこうだったっけかな。
万葉線のレトロ感はこの古い車両だけじゃなくて。
高岡駅前から4kmほど行った米島口のところに車庫があり、
そこから車両が出てくるときに、「待ち」になるのだ。
理由は残りの9km近い区間が単線だから。
それで終点まで50分で往復?
でもご心配なく。途中途中の駅で複線になっている場所があり、
行き合いとなる。
↑海王丸駅
でもタブレット交換もしないし、ちょっと怖い。
ただし、単線区間は専用軌道なのでクルマは踏切でしか
横切らない。
終点の越ノ潟まで2回ほど「待ち」があり、終点に無事到着。
なんと9月この月は線路交換のために全面運休する日があるとか。
万葉線はいろいろ流儀が違ってびっくりすることが多い。
新旧感も路面電車のさまざまな側面が楽しめる「万葉線」。
真正鉄道ファンならずとも面白い。
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