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2018年9月 2日 (日)

旅の正体?…「老舗旅館の限定ランチ」解説編

18/08/20更新「老舗旅館「辺見」の限定ランチからのとある「旅」

の記事、多くの読み手は「限定ランチ」って何だ?と読んだのではないかと。

ランチ、何食べよう、どんなご馳走を食べよう…辺見旅館のランチは、

そんなイメージをいとも簡単に裏切ります。

焼いた宗八ガレイなんて外で食うもんじゃないでしょ、実はそういう反応が正常

なのではないかと思うんですね。わざわざ外で金出して食うかあ…?

180810henmi


若松町の辺見旅館の前を通るとき、何度か思いました。正直、

こんな小さな和風旅館、いまどき泊まらんだろ。

(Trip Adviserのクチコミランキング函館市内のホテル第60位は目に留まらんだろ)

それがある瞬間に逆転の発想になります。

最近NHKの「おもてなし英会話」を見るのですが、

舞台はとある若い女性が頑張るゲストハウスのお話。

そこへ外国人の男女が出入りしていろいろと問題を起こします。

で、「そんなとき英語でどう言う?」

辺見旅館は玄関は言ってすぐ左が食堂で、左手の奥が厨房。

食事をしていると、2階の居室から降りてきて出かける宿泊客と目が合います。

女将さんにこう話しかけました。

「やっぱり最近インバウンドの方は多いですか」

女将さんってば、待ってましたと思ったかどうか、

速射砲のように話してくださいます。

・きょうはスペインの人と韓国の人が泊まっている、いろんな国の人たちがやってくる

・以前ひとりで泊まった中国のお客さんは「ここの朝食を食べさせたい」と家族連れで再訪してくれたetc.

何の変哲もない日本の暮らしを面白がる外国人旅行客は多いのですが、

実はいまどきの日本人、あえて演出しないと

何の変哲もない日本の暮らしからかなり縁遠くなっている。

「焼き魚」で宗八はイメージしないでしょう。

自分の子どもの頃はカレイといえば、宗八と

あとはババガレイの煮付。全然好きなおかずじゃありませんでしたね。

ハンバーグがいい! トンカツにして! ギョウザ食べたい!

昭和中盤生まれでもそんなもんです。

あなた、カレイの種類どれだけ言えますか?

日本再発見に目を向けさせてくれるのが実はインバウンドの方々だったりします。

忘れていた和の心を思い出させてくれる。

実は函館ってそんなチャンスに満ち満ちた街なのです。

興味のある方は、辺見旅館HPを見てみましょう。

http://www.henmi.co.jp/

検索してもうまくヒットしない。なぜなら更新頻度がいまいちだから。

女将さんコーナーもあるけど、あんまり頻繁には更新されないようでザンネン。


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