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2018年9月24日 (月)

変わりゆく函館…ホテル事情【PART4】クチコミサイト・ランキング

これもさっさと結論の出る話ではないので、割とじっくりいきます。

「函館のホテル事情」…もっと正確には「函館の宿泊事情」

函館という街のおもてなし精神のありようが垣間見えます。

観光というキーワードを掲げながら、金払えば泊まらせてやる、

では、お話になりません。まさかホンキでそう考えている宿泊施設は

ないはずですが、宿泊客に似たような受け取り方をされてはいっしょです。

ということで、今回PART4は次の展開までのつなぎで

2018年8月27日時点での

世界的クチコミサイトTrip Adviserの函館の人気ホテルランキング。

重要なのは人気ランキングとおすすめランキングが異なることです。

一般ランキング→おすすめ→広告主とホテルとT.A.の緩やかな関係を

読み解く必要があります。

また、このランキングの特性は

「よい」以上のクチコミが多い>クチコミのレーティングが高い

なので、レーティング4.0のホテルがレーティング4.3のホテルより

上位に来ることがよくあります。

※レーティングとは「とてもよい=5」「よい=4」「ふつう=3」
「悪い=2」「とても悪い=1」の換算値

クチコミが多い=泊まりやすい

高価でゴージャスなホテル=泊まりにくい

なので、若干ランキングは歪みます。

というわけでTOP10はこんな感じです。

Hakodate10hotels_180910

いちおう外部からはこう見えている、という感じです。

さらにもう1点、今回の集計は日本語クチコミに関しての

データです。

インバウンドの方々などが日本語以外で評価したものは含まれていません。

となると、日本人旅行者と外国人旅行者での評価の違いは出るのでしょうか?

これもだいじなテーマです。

そして、前回紹介した「1位のホテル」(末広町)は、相当インバウンドクチコミが

多い(70%超)。つまり日本人が泊まらないホテルだということです。

そこで日本語クチコミのピッチが上がったことで、ランキングが上昇した可能性があります。

次回は9月上旬に富山へ旅して、とても興味深い体験をしたので、そっちの視点から

ローカリティが外からどう見えるか、解析してみようと思います。

きっと「函館のショーバイ」も透けて見えるはずです。

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