あとちょっとの踏み込みができないJR北海道…変わらぬ体質(2)
JR北びっくりエピソードPART3である。
6月タビの第2セッションでも、旅程を詰め込みすぎて、大人の休日パスの5日間をはみ出してしまった。
5日めは苫小牧に宿泊し、翌日始発で函館まで戻ることになった。
函館行のスーパー北斗の指定席を券売機で取ろうとしたが、
その券売機はカード専用であった。
カード決済のほうが高機能な券売機を使える、的な発想は納得できないけどね。
オトキューパスの5日間の範囲内はベースとなる切符に券売機で指定券購入を
指示するだけ(指定料金6回無料)でよかった。
ところが6日めなので決済方法を選択する(別途新たに支払う)必要がある。
現金精算をしたかったので、空席を確認した後に、
窓口で現金購入した。その際、自分の選択した席が函館に向かって海側か窓側か、
確認した。
ところが苫小牧駅のみどりの窓口の女性スタッフは、スーパー北斗の編成を知らなかったのである。
びっくり。
上り方向(函館行)は1号車先頭。下り方向(札幌行)はその逆。
1号車先頭として左からABCDであるから、山側はD席である。
見事に希望と反対側の席を売ってもらった。
あたかも「そういう席を希望した客は初めて」としか思えない。
ど素人丸出しである。
5月に函館駅で五能線のリゾートしらかみを予約した際も、同じような思いをしたから、
記憶に残る。リゾートしらかみのほうが、上り下りと列車の進行方向は複雑なようだが、
(五能線から川部経由で奥羽線を弘前に入り、折り返して青森終着、もしくはその逆という便がある)
五能線も「どっち希望」がはっきりする路線だ。まあ、ふつう海側希望が多いだろう。
函館駅ではそれがよくわからない。自信がない。
少しだけ同情に値する。
でも苫小牧駅で乗る函館行きがこれでは困る。
「車窓を味わう客へのもてなし」は欠落しているとしか言いようがない。
対応スタッフがスキルが足りなければ、周りのベテランがフォローすれば
いいだけの話。そうした気遣いもない会社であることがよくわかる。
健さん映画の世界(の「国鉄時代」の稔侍)を
JR北の若い駅員がいまだに引きずっている、それが会社の体質だとすれば、悲しすぎる。
プロフェッショナルをはき違えている、ということだろうか。
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