サステイナビリティという使い勝手のいい流行語
書くべき話を書き終えたところでひと息。それにしてもコトバは難しい。
都合のいい使い方もあるからだ。
例の世界文化遺産登録をめざす「縄文文化」とやらを
1万年のサステイナビリティと評する向きもある。
都合のよい解釈だ。
歴史観というものは時代とともに変遷するので、
ここ数年の歴史エンタなテレビ番組の裏歴史解説をこれまでの歴史観のインチキが
よく理解できる。BS-TBSも「諸説あり」とはよくネーミングしたものだ。
古文書解読マニアの磯田道史先生も引く手あまたで興味深い。
ある経済評論家はこう言う。
「倒産件数が減ったことを不況からの脱却というのは早計。
スクラップ&ビルドが停滞して経営不振企業が依然として残っているとも言える」
なるほどね。
それを言うなら函館の飲食店閉店数はリーズナブルな数なのか。
正直自分が気にし始めた2015年以降、訪れたのに閉店した飲食店は
訪問店に限定して10店を軽く上回る。
別に多くなんかない?
足を運んだ300有余のうち、最初から入店しない店と合わせても
1割強なら多いとは言えないか。
とりあえず、冒頭のサステイナビリティという都合のいい言葉を
再考してほしい。
右肩上がりの成長が望めない成熟社会だから、地道に継続を目指すことが
成功…そんな言い換えではないかと思う。
だとしても、発展的解消がない尻すぼみの函館は、そんな好意的解釈にも
即応できていないと思う。
マイル稼ぎとしゃれこむことにする。
「この店つぶれているよ」と報告するだけで換算40円…。
稼げるほどにそれが函館…。空しいと思わないのがわが身のためだ。
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