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2018年8月31日 (金)

「ビストロやまくろ」8/6のランチ(3)メインの肉料理編

あのですね、ちゃんとした店で食べて、ちゃんと評価していない人は

「ごちそうはいつ食べても美味しい」以上の感想を持てないのだと、

思いますよ。

もしくはふだんから美食慣れしていて、舌がマヒしている人。

美味しさを感じるためにわざと粗食に走るぐらいのストイックが欲しいよね。

さて、「やまくろ」の第三弾。メインの話なのだけど、

その前にすごいのはこうしてひとりで入っても、ちゃんと客の食事のペースを

見ていることでしょう。超特急にはならないけれど、それなりには応じてくれる。

この日は先客5組で、あとから1組。計7組の客(ご夫妻1組除き、すべて女性グループ)

の中で自分は3番めのチェックアウトですからね!

これで皿が出てくるのが遅い、という感想は望み過ぎ。

フレンチはファストフードではありません。

いちおうこの日、突っ込んで印象づけておいた点。

肉オア魚の魚が「海峡サーモン」

むつ市大畑で外洋養殖しているニジマスです。脂の乗ったおいしいニジマスは、

他所でも食べているので、今回は肉のほうをセレクト。

トラウトサーモンで想像していない味で出てきたら、それは逆に怖いもの。

ただこの日の肉は「ハム」と書いてある。

大沼あかり農場の豚肉を使った「ハム」

ハム~???

しかーし、ここへ踏み込むからいい思いをする。

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ほどよく火の通った、いわゆるローストポークなわけですよ。

これをナイフで切らずに1切れごと口へ運ぶ幸せ!!!

ハム→ロースハム、プレスハムを想像する貧困な舌ではいけませんな。

ちょっとこのタイプの肉料理、食べたことがなかった。

180806yamakuro01

というわけで、最初のスープはマッシュルームのスープで、

パンもアツアツでしたが、そんなことはこの店では当たり前。

そういうレベルを知って、ランチ批評に臨まなければいけないっちゅう

話なわけです。

こんな長い話、1回で書くわけにはいかないよな(笑)。

※参照※「ビストロやまくろ」のランチ(1)デザート編(8/15更新)

※参照※「ビストロやまくろ」のランチ(2)導入編(8/23更新)


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2018年8月30日 (木)

おねしょした、って言うなあぁぁぁっ!

たまにはこういうのも。

7月初めぐらいから近所の川にオシドリの若オスが滞在しています。

180807oshidoriy

(本来繁殖羽の成鳥オスはこんな感じですが↓)

170607oshidori1


夏過ぎには本州方面に帰るはずなのですが、カルガモたちに混じって、

まったり。

ちょっと撮らせてよ、と言っても

「何が?」とも言わず、ほわぁっとしてます。

いっしょに南へ帰る仲間待ち?

180823oshidori_w_karu

カルガモたちよりはやや小ぶりですが、彼らもいぢめることはなく、

そこそこ思いやりのある対応をしています。

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180823oshidori04v

お気に入りの場所だったのよね…↑

(18/08/23撮影)


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2018年8月29日 (水)

傲慢経営、放漫経営…迷店の風景@函館【PART1】

誠実さを感じさせない飲食店が函館にいかに多いか。

料理は美味けりゃ文句ないだろう、は間違いなく傲慢ですね。

もし、そんなつもりはない、というのだったら?

さして美味しくもない料理を身銭を切って食べてくれる

お客様に感謝、しかないでしょう。

傲慢というのは、感謝の気持ちを欠いているということ。

とどのつまり、そういう消費構造に気づかない。

知らない。考えてもみない。

いやいや、自分が客になったときのことを思えばいいだけ。

いい料理人は他店の味を研究するものです。

街をぶらついていて、大笑いしたのがこれ。

180820yakitori_gonchan1

松風町の焼き鳥屋さん。

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札が風にひらひら。

さあ、どっちなんだ。

思わず写真を撮りました。

すると、イモヅル…とでもいうか別な場所で、この店の前で

こんな場面に出くわしました。

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180820shigechan_yasumi2

なぐり書き。

カレンダーの裏か何かになぐり書き。

しかも無造作にテープで貼ってある。

ひと月に1日から31日まであるわけで、

前日に書いて貼ったことは間違いない。

あらかじめの31枚の中から選んだとはとても思えない。

素敵なお店です。

つまり函館市民はこの違いがわからない。

シャッターが閉まっていれば営業していない。

中で明かりがついていれば、営業している。

見たらわかるだろう。

やっぱり傲慢ですよ。

入ろうとしてやっていなかったら、

いつやっているんだろうと思うのが人間。

それを「また来てみな!」と突き放す。

それほどに価値のある店なのか。

函館市内に飲食店はそこしかないとでもいうのか!

(ならしょうがない)

怖いことに飲食店の届け出、個人の場合は実名がネットに載っている。

どういう個人がそういう傲慢な考え方なのか

実は晒されている。

知らないんでしょうね。

いやあ、人が見えてきます。

無知って怖い。

果たして相手の立場に立って思いやることができないのが

函館人気質なのでしょうか。

ここまで言って、実はそうとも言えない、と思っています。

また機を見て、その本質に迫りますね。

いやあ、時間帯を変えてのストリートウォッチング、

本質が垣間見えます。

数日後の最初の画像の焼き鳥屋さん。

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あれ?札はどっか行っちゃった? 営業中でもないし、休業でもない…

ということはこれは真の準備中?

札は何種類必要なのでしょう・かっ!てね。


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2018年8月28日 (火)

田舎の幸せ、田舎者の不幸【PART4】そっちがキレてどうすんの?

最終的には丸く収まったが、最初は誰でもど素人。

少しでも上達してほしいので、あえて厳しい態度で臨む。

熟練度の低い場合は「この人(自分)のテンション、ホンキなの?」

と思われるケースも多々。意図しているから全然それでいい。

瞬間冷却のリセット技も練習しているから。

180611toyotomi_st

さて、PART4は道北・宗谷本線上の某町。突然訪問を思い立ち、ネットで

調べたら駅にレンタサイクルがあるという。

観光協会のようなところで貸し出しているということで電話。

「あのう週明けにそちらにうかがう予定があるんですが、自転車って

1泊2日借りることは可能ですか?」

すると電話の先の担当者、「いつお越しですか?」

だからさあ、週明けって言ってんだから月曜日だろ?

すると予想しない返答が。「そんな言い方しなくてもいいじゃないですか!」

いやさ、客の側はちゃんと聞き取れていないのはそっちだ、という反応を

するでしょう。

すると今度は「月曜日は私が不在なんですよ」

はあ? だから? 担当者ごとに判断が違うって?

どうやら1日おきの勤務らしい。それでどうやって1泊2日借りるんだ?

無理って話。自分は2日めの早朝から使いたい。さあどうする?

「このような電話があったことを別の担当者に引き継いでおきます」

回答しないで何を引き継ぐ? 答えになってねえって。

行ってみなきゃわからんと?

あまりに愚かなので、「もういいよ」と町役場にクレーム電話。

この観光協会は基本素人集団らしかった。役場の担当者は

「ちゃんと対応するように伝えます」

結局は「別の担当者」は丁寧に応対してくれ、

・1日ごとに借りても料金は同じ

・観光案内の営業時間は短いので提携している地元自転車店が同様の

サービスをしてくれるからそっちで借りてほしい

・早朝に使いたい場合は朝7時ぐらいでも事前に話しておけば問題なし

天候の関係で2日めは借りなかったが、首尾は悪くなかった。

つまり田舎者さんは自分が遭遇したことのない事態にパニックになる好例。

1泊2日で自転車を貸せ、などという客は初めてなのである。

その答えが「私にはわからない」。

田舎の観光協会には往々にしてありそうなパターンなので、

こちらも次回からはもっと優しく接してみよう。

けっこう立派な観光パンフが用意されていたよ、この道北の町。

惜しいよね、無知。

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子ギツネ兄弟、かわいかった…ガチ野生。


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2018年8月27日 (月)

北海道最新ホテル事情???【PART2】

さて、函館市内のホテルをトリップアドバイザーの評価をモノサシに

チェックアップしてみると、自分が市外から訪れて泊まりたい、と思える

ホテルはどれだけあるか。

はなはだ疑問である。

特に湯の川温泉。

温泉など温泉地でなくても掘れば出る。また温泉でなくても大浴場なら

その差がわからない宿泊客は多い。

湯の川温泉はナトリウム塩化物泉だが、有難味は効力最下位の単純温泉に

続いてブービーだとも言える。(※一部の源泉はナトリウム・カルシウム塩化物泉)

登別や酸ヶ湯や草津とは湯力は雲泥なのである。

もう日々、宿泊客の出入りに接しているので、そのレベルと満足度は

顔を見ればわかるのである。

自分の体験と比較すると、会津若松市・東山温泉、天童市天童温泉、

あわら市あわら温泉…のあたりとどっこいである。

北海道三大温泉が単に宿泊施設の数、市場規模で判断していることが

よくわかるってなもんだ。

となると、湯の川温泉以外のホテルがコストカットして個人客勝負を

かけたらどうなるのか。

6月の道北・オホーツク旅の道中、特急に乗りあわせた女性から、

面白い情報を得た。これを書こうと思っていろいろ聞いた。函館に泊まって

「エーゲート」というホテルが良かったと。

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さて函館市民の何割が知ってますかね。聞かれて案内できますか?

たぶん2018年春にに改装したローコストビジネス。

ただアメニティの充実は女性客に響いたらしい。

ミニボトルにシャンプーその他が

詰め放題だったそうだ。

(恥ずかしながらそのエピソードに触発されて、無印でポンプボトルを買い求めた…笑)

朝食はマクドナルドの食事券。(200円ぶん?)

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↑たった200円のマックの食事券で好印象とは何が功を奏するかわからぬ

函館にバブリーな旅を夢見ている人ばかりが訪れるわけではない。

海鮮がすべてだと思ったら大間違い。

昨今の旅はかなり多様化している。

多数派でくくろうとしたら足元をすくわれることだろう。

大手チェーンがシステマチックに接客シーンを減らして機能性に絞ると

するなら、その逆もあるのである。別な意味でリピーターを作る宿。

それは豪華一棟貸し、なんちゅう発想ではない。

リッチモンド、ダイワロイネット、ドーミーイン、コンフォート、

ウイングインター…大手の強みは魅力的だが、ポンコツ大手も少なくない。

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コストと内容がミスマッチなら、旅慣れた客はサービスをじっくり比較する。

まあまあ、函館的朝市ビジネスに象徴されるように

「リピーターを想定しない」生き方もあるようだけど、将来よりも今日、明日を

選ぶ姿に、自分は哀愁しか感じませんけどね。

※北海道最新ホテル事情???【PART1】(8/21更新)



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2018年8月26日 (日)

田舎者ほど「ブラック」に毒される(慣れる)

見ためどっちが美味しそう?(8/1更新) の記事で

さすがに丸亀製麺、よく練られたビジネスと見た。

讃岐っぽいうどんで讃岐うどんとは誰も言ってない。

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↑丸亀城(参考画像=2009/08/07撮)

見事な「なんちゃって」

でも一流の「なんちゃって」はいい意味で始末に負えない。

築地銀だこもちっとも築地じゃないしね。

そう言えば、業界は違うがとある大手チェーンで

ブラックだなあ、と思ったことがある。この業界特有かもしれないが、

G○○である。きっとTSUTAYAと比較してはいけないのだろう。

レンタルCDは先のないビジネスなんだろう。

というわけで「買取強化」のメッセージを受けて、バイト店員に

聞いてみたらCD買取の実態に大笑い。

・買い取れるかどうかは店員にはわからない。すべて本部判断

・市場にだぶついているから買い取れないとか、レアだから高額などの法則はない

・美品だと買取額が高いわけでもない、未開封は逆に盗難品の可能性があるのでNG

・買取額の幅は最低10円から。

つまり買取しない、ソフトをチリ紙交換並みのレートで買い叩こうということか。

少なくともこういった印象を客に与えている時点で終わってしまう。

いやあ採算に苦しんでいるのが業態に出るね、どの業界も。

とにかくバイトはマニュアル通りに対応しているだけなんだろうけど、

まるで、ロボット???

近々AIにとってかわられるっしょ…。


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2018年8月25日 (土)

そして…計算ずくで「なかみち食堂」

まったくもって予想どおり。入口に網戸が見えたので、

盛夏でも中は扇風機なんだろうな、という感じの庶民派食堂。

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先客は1名。ランチタイムなのに?と思っていたら、

どんどん入ってきて自分の後に7名入店。

店内に明確なメニュー表。人気NO.1~3とある。

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安い。いちばん高いのがポークチャップの\1100。

ただし、大盛り300円増し。子どもであっても人数分注文しろ、とも書いてある。

んんん?

そこでまたもや発見、カレーチャーハン。

やっぱりこれ函館のソウルフードじゃない?

30年を超える東京時代にチャーハンとカレーチャーハンが

併記されていた飲食店、記憶にない。

弁天(住所は入舟町)の満腹食堂、大国軒、そして湯の川のりんさん。

だいたいわかったと思っていたけど、ここでもそれを注文せずにはいられない。

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はい、来ました。出たー! これで普通盛り? 

大盛り頼む奴の気が知れない。体育会系学生だけだろ。

もうワンペース想定で、福神漬を有効に活かしながら、食べ進む。

感触として意外にイケた。でも数時間、胃もたれ(笑)。

中高年にはなかなかハードなラインナップ。

後から入店の4人組は祖父母+孫2人(中高生)の体だったが、

「完食にこだわるか否か」が話題に上っていた。

そういう意味でとっても「計算できる」店。

この日は月曜だったのでなかみち食堂に至る多くの飲食店が休業。

お盆休みを含めて。

ただ某迷店Hは営業しているようで、店頭の駐車スペースはガラガラ。

ほんとうにやる気あんのかね、と店内を除いてみたら、

カウンターに店主らしき人がこっちを見てた。

「何見てんだ?」じゃなくてさ。お客様でしょうか、

いらっしゃいませ!と展開しないところが迷店たる所以だよね。

こうして予約オンリー迷店に堕ちていく。料理の腕じゃないんだよ! 

月曜営業しても悲しい一幕。

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(注;当日の撮影ではありません。過去画像)


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2018年8月24日 (金)

【猛毒】北海道・地元ブログ問題からの例の課題

書かなくてもイイ話に、ちょっとアツくなってみた。

ブログ村の北海道旅ブログはだいぶ以前から死んでいて、

「北海道の旅情報」てな漠然とした情報を求めるニーズはほとんどないと言えるようだ。

そんなカテで必死に更新してもむなしい。のでやめた。

ランキング1位になにも意味もないのでやめた。そっちはそのうち違う表現にしたい。

道内の自治体別「街角情報」カテはそこまで死んではなかった。

(と思っていた)

なぜか札幌勢よりも比較的函館勢が健闘している(ように見える)。

ところがよく見ると、inポイントがoutポイントを上回る

「自己演出系」ブログが上位のほとんどではないか。

「自己演出系ブログ」を価値を認めているのはIT音痴の高齢者ばかりで、

若者はみんな刹那的なSNS方面に流出してしまっている。

もちろん自分が発しているメッセージの中には「高齢者も、しっかり生きろ!な

というエール的部分もあるのだが、

若者の真似をしてたわいない話題で必死にデジカメで写真を撮ってアップして、

満足なのか。(もちろん満足!だよね?)

そして没個性、はなはだしい。嘆かわしい。

少し波風を立てる意味でも、意図して特定のブログをディスることも重要かもしれない、

とさえ思う。基本はそれぞれでいいのだが、ブログ村というコンセプトは

「お互いに支えあって増幅しろ」ということなので、お互いが意識して競うことがなければ、

こうしたランキングサイトのコンセプトも時代遅れ、と言わざるを得ない。

ごくたまに自分が覗くサイトは2つ。ただし、ほとんどの場合は読んで後悔する。

つまらない、というより深みがない。このインスタ映えを競う時代に、

モノクロ写真に味を求める人。モノクロの味…時と場合。

最初にBMしたのは記事「函館人よ、もっと外へ出ろ!」…でも本ブログとは主旨が

異なるようだ。

またパブリックな立場で「個人の思い出」を強調する人。

個人の思い出は個人の立場で語ればいいだけなのに。

そうそう函館ソウルフード問題。

ソウルフードとは地元に根付いている食文化を指すわけで、

特定の店の特定メニューではない。カレーや焼きそば、シスコライスを

賛美するより、イカナポやチャウダー、焼きピロシキを論ずるべきだと

思うけどね、観光主導の立場なら。

ちなみに似たような世代の自分にとってこの3つのいずれにも、

ノスタルジーはないし、それほど熱烈に食すことはない。

GLAY世代より少し上だとラッピも焼き鳥弁当もリアルタイムでは

ないのだけど、そっちはここ数年でじゅうぶんに慣れて、違和感まったくなし。

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もちろん食事の好みは原則自由だと思いますが、

ソウルフードとは地域の文化であり、

意図的に盛り上げるB級グルメ以前であり、

自ら飲食店側が看板メニューを

ソウルフードと称するのは傲慢この上なし。

それも函館らしいってか???

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2018年8月23日 (木)

「ビストロやまくろ」のランチ(2)導入編

さあ、きょうは「やまくろ」でランチだ!

と構えるわけではない。

この日は、キーワード「洋食」で↓へ行ったつもりが

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ナント知らないうちに閉店していた。

そこで読んで、たぶんとなりのとんかつ屋さんは余波で

人気だろう、と覗いてみるとガラガラ。

しかもカウンターの中には誰もいない。

客が入店しても気がつかない。誰も出てこない。

ロース1200円、ヒレ1300円で、ガラガラの店で

何度も呼び出して無理に食べることはないよ。

見立て違いだった。

新川町でそんな思いをして、ちょっと熱くなり(笑)

ちゃんとしたランチを食べるなら「やまくろ」、

移転してから行ってないから「やまくろ」!

1500円のランチでもいい!

というわけで梁川町まで。

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なんと駐車場がイッパイで先客5組!

自分のホメた店が流行るっていい気分だけど…

評判なんだね。

月曜日、まわりの店が休んでいるときに火曜定休。

もうこれだけでコンセプチュアル。

老舗ル・プチコションなきあと、そっちのお客さんも

取り込むやまくろ夫妻。

こうして過去2回しか食べに行ってない自分をちゃんと覚えてくれているし。

こういう客がもし100組いたら、順調でしょう。

いかに細い長い客をつかむかだよね。そして

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相変わらず効率的で工夫のきいたこのメニュー(書き)

これを「手書きふう」って言うんですよ。

決められたランチを頼むのであくまでも参考情報ですけど?

実はランチ内容とメニューを比べてシェフの手の内を読むのが

意外と時間つぶしになって楽しいわけで。

どこかのフレンチは食材を無駄にしたくないので、予約のみの営業

だと言いますが、やまくろに来るとちゃんとした店は工夫していることが

わかるんです…。

というわけで1500円ランチのつもりが、

やっぱりオードブルのついた2000円ランチにしよっと。

こうなるわけでした。

うん、第一回をデザート編にしたのはオードブルの内容がしっかり把握しきれなかった

からです。まずは粒マスタードの黄色が鮮やかだったなあ。

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↑グリーンサラダにかける右上リンゴソースのM70(濃いピンク)がまたいいんですよ。

初回訪問時の同じ皿はこれ。

160125yamakuro2
※「ビストロやまくろ」のランチ(1)デザート編(8/15更新)
内容が大きく変わってないけどビジュアルはどうですか?

同じじゃないでしょう?

※参照※「ビストロやまくろ」のランチ(1)デザート編(8/15更新)


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2018年8月22日 (水)

真夏のウグイス…

ことしのデータによると自分が函館でウグイスの初鳴きを聞いたのは4月の初めごろ。

南から渡ってきたウグイスたちは縄張りを決め、子育てをして、いつの間にか

いなくなるのがパターン。

去年も9月の函館山ではもう鳴かなくなったウグイス(♀、幼鳥含)にたくさん

出会った。縄張りを主張してホーホケキョ、ケキョケキョ言うから、

見つけられるのだし、写真撮影もできるわけで、暗い藪の中を

囀ることなくあちこち移動するウグイスたちを観察するのは難しい。

そういえば去年(2017年)の6月、市民の森でようやく

「鳴いていたのは、おまえか!」という出たがりウグイスを撮影することができて、

ほっとした記憶がある。

そのとき散歩していたカップルが「ウグイスはホーホケキョ、ケキョケキョ鳴く」

のを知らなかったことにかなり驚いた。鳥に興味がない以前に

あんたら、日本人か!てなもんである。

ウグイスの声を20回聞いて、姿を見つけられるのは1、2回。

姿を見かけただけで、おみくじで大吉が出るよりも幸運だろう。

下手なパワースポットへ行くよりも、ウグイスの大吉で喜ぶぐらいが

地味に知的で良いのではないだろうか。

さてと。ことしはその市民の森のウグイスがまったく気配もなかった。

もうここに戻ってこれない事情があったのかも?と少し悲しくなった。

それが突然、7月下旬の数日だけ大騒ぎしていた。

しかも父さんウグイス、子連れ。

いやいや声を聞いたのはほんの数日だけ。

5打数2安打なら、そこはウグイスのほんとうの縄張りではないってもんだ。

いわゆる子連れ教育中てなもんである。

きれいなウグイスではなかったが、こんだけガチで正面から撮れたのは初めて。

最初は逆光の撮りにくい場所にいたのに、わざわざ

「撮らせてやっか」と出てきてくれた。

こういう地味色の野鳥はよく似たのが十数種類いるが、ウグイス♂が

いちばんけば立っている。よく鳴くウグイスほど胸のあたりに滑らかさがない。

職業病。

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↓こちらはウグイスチルドレン。餌取り修行中。

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2018年8月21日 (火)

北海道最新ホテル事情???【PART1】

インバウンド増加の影響を受けて刻一刻変化する地方都市のホテル事情。

かつて札幌で定宿にしていた某ホテルが値上がりして泊まらなくなって久しい。

このホテルのメンバーズカードを持っているが、最近使ったのは青森ぐらい。

とにかく宿泊料金は札幌に泊まらなくてもいいんじゃね?ぐらいの勢い。

おかげさんで、千歳と苫小牧によいホテルを確保した。

6月の2セッションは旭川から道北&オホーツク方面だったのだが、

旭川も値上がりが激しい。当初2セッション計で4泊しかかったが、

結局旅程をいじりまくりで全泊キャンセル。16年のキタ旅では

ドーミーインに世話になったが、このチェーンもなかなか遠くなった。

まあ、縁遠くなったチェーンはクオリティが高く人気があるから、なのだが

昨今ITの進化で地域の予約率を総合して日々のレートが上下するからたまらない

直前予約派はまずババをつかまされる。(まれにその逆もあるらしいが…)

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そんな中で今回初めて札幌で泊まったのがJRイン札幌南口。

JRインは旭川でよくない思い出があるのだが、今回ここが安かった。

札幌での安かったは7500円だけれど…。

シングルはユニットバスは置かず、シャワーのみ。

そのぶん大浴場に集約するスタイル。他チェーンのスタイルを

よく研究しているか。

そもそも部屋を機能的にして、フロントで接客しなくても済むようにして、

人的トラブルを減らす。その結果リピーターをうまく囲い込めば、予約率が

高まる。できもしない「おもてなし」は最小限にするというわけだ。

それはそれとして、今回室蘭で泊まったニューバジェットは激安だったが

(1泊4800円+税)朝食~チェックアウトの流れでホテルスタッフを

まったく見かけない、というのも味気ない。

どうせ寝るだけだから何もいらないでしょ?

おっとそこまでは思い詰めていない。

もちろん国内ビジネス客は旅に「ソノ感情」を求めないわけだが、

インバウンド客にはそれも通用しないだろうね。

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再三書くけれど、帯広で「かかし」との出会いを演出してくれたのは

コンフォートホテルのスタッフ。

ホテルにおもてなし不要なわけが…ない。


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2018年8月20日 (月)

老舗旅館「辺見」の限定ランチからのとある「旅」

それも「旅」だと思えばいい。

最近、ちょっと自分を甘やかしているので、こういう慣れない出会いが

多い1日は「旅だった」と思えてしまう。

ブログにそぐわない部分は削って、いいひらめきが小さな非日常の

連鎖を生む…。

まさに現場にエピソードが落ちている。

その前の用事が終わったのが金曜お昼の12時10分。場所は棒二森屋前。

さてメシはどうするか。

ただその1時間以上前からそれを考えていた。

結論が出ない。80点満点のハードルしか思いつかない。

せめて90点満点を目指せるランチはないものか。

それにしても「ひらめき」は日々の積み重ねだと思うわけで、

これまで何度も通っているこの場所で出会いがあった。

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水曜、金曜限定ランチである。

ワンメニュー。それに賭けてみる。

内容は焼き魚、この日は宗八ガレイ、であった。

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焼きガレイ…実は苦手なジャンルなのだが…それもまた「旅」

750円でヘルシーメニュー。好み、という部分を除けば、

90点満点の満点90点という評価でいいだろう。

それよりもっと「旅」だったのはこの老舗のおかみさんとのトーク。

それはまた後程「老舗女将の<はこだて>一刀両断」エピソードに

展開したいと思う。

常連のお客さんとの「女子トーク」も脇で聞いていて格別でした。

もう少し通わねば(笑)


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2018年8月19日 (日)

テレビ東京のポンコツ旅?番組(知床取材)にア然…

いやあこれが函館じゃなくてヨカッタ…とかそういう問題じゃなくて。

旅番組じゃないのでポンコツディレクター、ポンコツレポーターでもいっか、

というのは、どうせ北海道で放送されないから関東ではわからんだろう…

の態度ありあり。

あまりにひどくて30分番組の開始10分で視聴を中止しました。

というわけで、きょうはそのポンコツぶりを視聴中止ポイントまで解説。

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↑ウトロの象徴、オロンコ岩

場所は知床・ウトロ。

東京から女満別空港経由でここまでくだらない番組を撮りにきたというお疲れ様。

さすがにこういうクルーに親切にする必要はないよ、斜里町。

22歳・女優というリポーター。これ名前を出したら本人が落ち込むですまない、

ポンコツレポート(自分はこの人、知りません)

「北海道はあ、札幌には行ったことしかないんですけど。知床どんなだろ。世界遺産が

あるってことしか知りません」

えええ?日本語おかしいけど。

「北海道ですかあ。北海道は海鮮とかが有名ですよね。どんな魚が獲れるんだろう?」

そりゃ時期によるでしょうが。

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↑ウトロの港…観光船帰着

ウトロ港で漁師さんに取材。あいにくの天気で…。

「漁師さあん、いつもは何を獲ってらっしゃるんですか?」

「そうだねトキシラズ、サクラマス、ホッケ」

そうですかあ…。魚の名前もわからず、「見せてください」と番組を進めず、

後付けのナレーションに「それでいいの?」と突っ込まれる。

たどり着いたのは有名なウトロの漁協婦人部食堂。

「ここはできて長いんですか」

まともな質問はこれだけ。

この日は荒天でウニ漁中止。よってウニ品切れ。

「ウニないのかあ、残念」

ウニなら知ってる、とまたも後付けナレーション。

じゃあ三種丼を…と2200円の三種丼。

鮭のほぐし身、いくら、サーモンの漬け。

これで2200円? 悪意だ…。どんなサーモンか知らないけど漬け、でしょ?

ウトロではサーモンが高級? 大笑い。

鮭じゃなくて? 鮭とサーモンの違いを知らない、と???

これを「やったぁ、美味しい」と食べたレポーター。

再び愚問を浜のかあさんに。

「漁師さんもこの食堂で食べるんですかあ」

あのね、ここの漁師は食事は番屋でするの。飯炊きの人がいるの。

「そうなんだ。お母さんはどんなお昼を食べるの?」

あのね、ここのメニューの中からね。きょうはラーメンかな。

こういう丼は食べない。

ガーン!ここで視聴終了です。30分番組の1/3地点。

東京の底辺レベルの食リポ番組。

ただしこの22歳・女優が関東地区の平均的な若者だとすると、

北海道の食堂は楽だわ。逆に食事を提供する側がスポイルされてしまう。

なお、この番組のテーマは漁師飯。安直な作りなので最後まで見ません。

漁師飯…警戒ワードかも。日本の食育は終わっている…ということも言えそう。

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↑人を寄せ付けない知床半島の断崖…そして知床連山


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2018年8月18日 (土)

思考停止とコミュニケーションの密接な関係

一見これは「老害」のように映る。加齢による劣化ではないのか?

果たしてそうだろうか。こうした経験は枚挙にいとまがないが、

ある種、人間の本能として「理解できないことは拒絶する」がある。

難解だ、と思った時点で心を閉じ、思考を停止する。

あくまで、高齢者に多くみられるが、実は年齢によってくくれるものでもない。

いくつかの例の中からもっとも最近面白かったと思ったもの。

180421karugamo

↑本文のカルガモとは無関係

松倉川の遊歩道を歩いていたら、進行方向にカルガモがたたずんでいた。

水上ではない。遊歩道上。

よく見えると「そっちにいるんだよ!」と訴えている。

このぐらいのメッセージは自分にもわかる。

そっちに誰が? パートナー? あんたは♀で旦那?

すると茂みの中から小ぶりなカルガモが後から後から出てきた。

全部で7羽。親が子ガモに食事をさせていて、それを監視していたのであった。

早朝、人通りの少ない松倉川の遊歩道。夏休みなので通学の自転車も通らない。

ほのぼのしている。

そこへひと組のご夫妻が散歩で通りかかった。

年の頃は70過ぎ、だろうか。

「ちゃんと親が心配して見張っているんだねえ」

と感心しきり。

そこまでは何のことはない。

さて、なぜ自分がここにいたのかというと、最近このあたりに

クロツグミが登場するからだ。カルガモ話に花が咲いているまさにそのとき、

近くでオスが鳴いて、河畔林にもぐりこんだ。

「あの、いまきれいな声で鳴いているのがクロツグミですよ」

ご夫婦はどうせ鳥には詳しくなかろうと思い、レクチャーしてみた。

すると、反応。

「クロツグミって知らないです」とご主人。

知ってるよ。

あなたがクロツグミを知らないこと。

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↑これもこの日に撮ったクロツグミではありません

いま、鳴いているのがそういう名前の鳥なんですよ、きれいな声でしょ。

それだけの話です。

でもたいがいの函館市民は「鳥には詳しくない」という。

いやいや。

説明しているのはこっちだ。拒絶するということはこちらが嘘つきだと

疑っているのか?

実に未知のことを受け止められない大人が多い。

知らないのは悪いことではない。

知ればいい。

へえ松倉川にクロツグミ(っていう鳥)がいるんだ…それだけだ。

余裕があればネットで調べる。

(検索してみると、けっこうびっくり)

そうそう思い出した。

根崎のラグビーグラウンドである。

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↑巣離れしたばかりのウミネコ幼鳥はけっこう黒い。早く河口デビューしな!

ここにウミネコ親子が来ている。

河口で「デビュー」しないで芝生の上でなんだかくつろいでいる。

あのさ、夏休みだからもうすぐラグビー合宿が始まるよ。

そこに犬の散歩のご婦人が通りかかる。

グラウンドの鳥を見ている。

「あれね、ちょっと前にデビューしたウミネコの幼鳥ですよ」

へえ、と驚く。

無理もない。カモメの類とは思えないほど黒い。

ウミネコ、成長するにしたがって白くなりカモメ配色になる。

「とても悲しい八戸問題PART3」参照)

目の前に起こる自然の事象。

最初は知らない。

興味がない、とシャットアウトすることも可能。

これ豪雨災害がくるかもしれない、大地震が起こるかもしれない、

でも興味がない、のと似ている。

とりあえず知ってみる。それでいいはずだ。

何かが変わる。

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2018年8月17日 (金)

彼の地の日常、我が地の日常

ブログ再開以来、こっちの件は意図せず?封印してきたけれど、

浜小清水・原生花園の絶景とともに紹介しておきたかったのが、

彼らである。

↓上からノゴマ♂、シマセンニュウ♂、オオジュリン♂

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画像はオオジュリン♂のみシブノツナイ湖。こうした鳥たちがオホーツク沿いの

しかるべき場所ではいとも簡単に撮影できる。

ただ、残念ながら観光客の中でそこに気づくのは1割ほど。そしてそのわずかな

気づいた観光客もその有難味についてはチンプンカンプンらしい。

つまりは「その価値がわからない」悲しい人々、なのであった。

オオヨシキリを知らない人間が「コヨシキリじゃなくてシマセンニュウ」がわかるはずもない。

何人も出会ったが、オホーツクを訪れる観光客もかなりの田舎者。

だから日本中田舎者…

函館だけではないわけだが、わざわざ遠くから最果てまでやってきて、

その価値を理解していないところが限りなくイタイ話だと思う。

下はこの夏のご近所さん@函館。興味なしはこっちもいっしょ。

家から30分の場所で100%撮影できるなら、本州の野鳥ファンに対しては

有料サービスになるぐらいの味のある野鳥たちですけどね…。

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↑近所ではノビタキ♂がいつも挨拶してくれる。(いれば、ね)。

そこで何してんの?おまいの写真撮ってるよ…。

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↑公園ではキツツキのヤマゲラのお父さん(手前が)娘を甘やかしていたり…

函館も函館なりのすばらしさ、なのである。


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2018年8月16日 (木)

乗り鉄…釧網本線・網走~浜小清水

このブログは「日記」ではないので、話がいろいろ飛ぶ、

のである。いろんな話を少しずつ…ただし根底に一定のテーマを

潜ませておくのを旨とする。

つまり、いろいろ知るといろいろ見えてくる、という訳である。

見えてないのは、知らないから、という訳である。

かくして、6月のセッションでJR北の未乗区間は室蘭本線(岩見沢~苫小牧)と

相成った。

まあこれは近日中に乗車することだろう。

さて、未乗区間以外もなかなか風情のある駅舎に出会った。

訪ねたのは釧網本線の網走~浜小清水。

きょうはそんな渋い駅舎を紹介してみたい。

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残念ながら桂台は車中から表示板を撮ったにとどまるが、

他の駅はチャリを使ってアクセス。

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写真上から桂台、鱒浦、北浜。北浜駅の展望櫓からのオホーツク…

好天なら知床方面が展望できたところ。アングルは能取方面。

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↑写真上から藻琴、季節限定の原生花園駅、駅脇踏切、天覧丘からの駅見下ろし。

北浜も藻琴も委託管理の喫茶店が駅舎に入居している。


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↑浜小清水は道の駅と一体化。鱒浦~浜小清水はずっとオホーツク沿いを走る

特に北浜駅は網走番外地のロケ地であるとかで、非常に人気がある。

どうやらパワースポットらしい。

まったくもって今回の鉄タビでは健さんの映画が観光にひと役買っている

(買っていた)ことを思い知らされた。

ただしすでに自分の世代も健さん世代ではないので、いつまでも

そこに頼る観光でいいのか、衰退の美学でいいのか?と思う。


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2018年8月15日 (水)

「ビストロやまくろ」のランチ(1)デザート編

まさにここのランチは1粒で3度おいしい。ブログ1日分とするには

いかにももったいない。内容があるから。

というわけで、ほぼ1年ぶり、移転して初めての訪問は

デザートだけ紹介してみる。PART2&3はいずれ。(公開未定

前後関係は長くなるので別の機会に。

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写真左から、

・ブランマンジェ、自家菜園のきゅうりソース

・ルバーブのシャーベット

・レアチーズケーキ、アプリコットソース

・シフォンロールケーキ、イエローベリー&ブラックベリーのせ

ふぅ。現場でメモっておかねば再現できんわ。

難解なデザートはひとつもないと思う。

ソースの工夫で色味に変化をつけて目を楽しませる。

あくまでこの店の標準、デフォルトでしょう。

あざとく価格配分するなら、このちょっとずつデザート4点で500円はしない。

もちろんそう計算するものでもないが、目を楽しませてくれて

この内容なら安い。

ただね、問題は「安い高いじゃないよ」という似非セレブに

コメントされると厄介だけど。

1500円ランチでも2000円ランチでも3000円ランチでも同じ4点が

出てくるはず。

オードブル、メイン、デザートのすべてに満足できれば、

その店の総合評価は当然高くなるし、もし先の2点があやふやでも

締めのデザートで得点できればめでたく食事を終われる。

わかっているお店ならではの熟練の技。

もうここも10年めなんだものね。


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田舎の幸せ、田舎者の不幸【PART3】素朴がいい/素朴が悪い

まっこと遅ればせながらではあるが、出川哲朗の充電させてもらえませんかSP(テレ東系)

「五能線編」を視聴した。

関東地区6月末O.A.で北海道はひと月遅れなのだが、ちょうどこのロケの近い時期に

周辺観光をしてきたばかりなので、例によってとても身近に感じられた。

まずいね、深浦町。

なんかO.A.の印象では美瑛の強力ライバルに惨敗の気配。

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↑十二湖の青池。陽が差してもこの程度だから。深い青が明るくなってもコントラストが激しすぎて写真撮りづらいから。そしてここだけが白神山地じゃないからさ。

自分は北の乗り鉄タビで富良野周辺を素通りだったのでまだ完全比較には至らないが、

他番組のO.A.の印象だとかなり差がある。「い」があるかないかだけの違いなのに。

やっぱりアップルの壁紙になって全世界発信されたのは伊達じゃなさそう。

ま、そこんとこの結論はまたいつか、富良野方面体験後にでも。

逆に印象が良かったのは鶴田町。吉永小百合ブームは限定的かと思いきや、

全国ネットでドローン飛ばされた日には影響力が大きい。

よかったね。

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↑鶴の舞橋…鶴田町


西津軽の人々も東北人の愚直なまでの粘り強さを持ち合わせているのだと思うけど、

やっぱりそこは「わかってない」「客の立場に立てない」部分はいたしかたないのかも。

6月上旬、ウェスパ椿山に宿泊して、総じて楽しい体験だったけど、

夕食時、生ビールを1回、イタリアンサラミ持ち合わせを1回、「催促」する必要があった。

レストランには3、4組しか客はいなかったのに、

注文品をなぜすべて同時に持ってこようとするのか。

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↑写真は朝食。気力が萎えて夕食は撮らず。

うん、レストランのサービスを知らず、居酒屋にも行ったことがないからなのでしょう。

そんなほんのわずかなことで宿泊施設の印象は変わるもの。

そうそう、敷地が広いので前日チェックイン時に自転車を借りたのだが、

フロントマンが1泊2日料金と、1日料金×2を計算し間違えていて、あとから

差額をコテージ(正確にはゲスト棟)まで届けてくれた。わざわざ。チェックアウト時でも

いいのにさ、二百数十円。そのために電話連絡が来てから、部屋で待つはめに。

相手は親切なつもりだけど、客に気をつかわせちゃあダメなのさ。

そんな青森県人を素朴で正直でいいねえ、という観光客ばかりならいいんだけどね。

↓以下は早朝散歩で写した場面集。そもそも旅の目的は別項で。

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↑写真上から国道101号、ウェスパ椿山~陸奥沢辺中間点の左カーブ展望所からの朝日、同じく国道101号ウェスパ椿山南の里山、有名な不老ふ死温泉の施設、無人駅の艫作駅、艫作崎灯台


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テレビでは素人ほどカッコつける…はずが???

田舎者の不幸の話。残念ながらほぼエンドレスである。

せっかくなので印象深い「きっかけ」について書き記したい。

実は日本人が日本のことをさっぱり思っていない、という大きなテーマだったりする。

いや愛国心とか、そういう話とも違う。

サステイナビリティ(持続性)という横文字に頼って、成長を捨てた

そんな現代日本を俯瞰する、とても大きなテーマ。

そもそも函館には愛がない、など、それに比べれば矮小に過ぎない。

NHK総合に「鶴瓶の家族に乾杯」という番組がある。

簡単に言えば「芸能人が田舎に行く番組」。

個人的には数か月前の吉岡里帆の回が印象に残っている。

録画しておけばよかったと思っている。

人気商売の芸能人にとって、俳優だろうが芸人だろうが、

ズブの素人さんとガチでどれだけ絡めるか、のアドリブ力

バラエティの仕事がくる生命線。バラエティの仕事が来れば

いざというときの番宣対策もバッチリである。

吉岡里帆レベルの若手女優が、しっかり顔と名前が一致していない

小学生相手に見事な仕切りを見せた。鶴瓶も関心。

まあ小学生がカメラが回っている時点でテンションが上がるから、

場を盛り上げるのは簡単でもコントロールは難しい。

これと対照的だったのがBS7の「ローカル線ききこみ発見旅」の

 

由利高原鉄道編。ことし放送されたバージョンの前のバージョン、

内藤大助がキャスティングされた回。

秋田県本荘を起点とするこのローカル線、なかなかの鬼門である。

1泊2日で知られざる名所を探す、という番組コンセプトにもかかわらず、

宿泊施設は起点の本荘市にしかない。

途中で一泊は不可。そんな苦境の中で、内藤大助が

「この近くに名所はありませんか?」と聞こうとした地元の人が

逃げた。取材を嫌がったのであるが、ガチで逃げた。

ボクシングの元世界チャンプは必死で追いかけた。

でも逃げ切った。

ここまでシャイだと、素朴を通り越して無礼である。

もちろんテレビ番組は勝手に来て「取材OK?」と聞くので

問題はあるが、メディアの暴力、拒絶すれば地元の印象を悪くする。

だいたいはど田舎なら胸を張って「名所はない。見どころはない」

ときっぱり答えるのが通例。

これなら悪印象にはならない。

そうかあ、田舎者はテレビが怖いんだ…。

あのね、BS7(BS-JAPAN)はそんなに視聴率高くないの。安心しな。

東北でも秋田・山形の県境は特にやばいエリアである。

そうそう鳥海山のエリア。

160513chokai7

平成も30年になって、テレビは恐れ多い、珍しいという人が

いる限り、秘境を求めて芸能人たちは過酷なロケに耐えて、

分け入るのである。

それに比べたらいかに函館の人々が慣れ切っているか、

想像に難くないだろう。

先日の「熱烈ホットサンド」…必殺ローテ谷間企画

函館編…函館の価値も考えずに「イカダベッサー」

には失笑であった。あれ、有名? すでに誕生して5年めらしい。

イカの街はこだての現実を知っていてあえて?

田舎は素晴らしい。田舎者は恥ずかしい。

とそういうことになる。


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2018年8月12日 (日)

迷店の店名がこんなにあけすけで大丈夫なのか、という話

継続して読まない人には関係のないことですが。

ときどき考えるのは読み手のスキル。

ランキング上位のブロガーさんたちの中でいかに思いを届けようか、

ということに苦慮されている人は意外と少ないんじゃないかなあ、

日々のネタ探しに必死と。

自分はネタ切れがはなはだしくなったら、すっぱり更新を中断するけどね。

たとえば迷店の具体的な店名。

「写真だけじゃわからん」

そんな感想を持つ人は多いんでしょうか?

8割がたはちゃんとわかるように書いているつもりだけど、

届いているかね。

まあ、スマホで読んでいる限りはまず読み取れませんけど。

このブログの左側メニューによく登場する人気?記事だけど

福島県会津東山温泉の有名旅館がイマイチだったという話。

もう3年間!もよく読まれている。でもこれその旅館(温泉)の話がウケている

わけじゃなく、そのご近所の廃墟旅館の話がウケている。

2015年10月の訪問記で、旅館スタッフが親切なのに周辺観光(交通網)に

無頓着!というテーマなのに、読み継がれるのは廃墟旅館の話。

きわめて不本意。3年経ってその廃墟旅館はホットな話題ではないのかも

しれない。

こうして下手に具体名を書くと検索ロボットに履歴が集積されて、

どうでもいい読者(もしくは粘着系)がたくさんやってくるわけだ。

単発な廃墟旅館ネタ、全然重要じゃないから。

つまり2バイト文字での具体名は対検索を考えた場合、不要な場合もあるんです。

検索されやすいいろんなフレーズを書き連ねて「SEO対策」をする作戦も

あるけれど、ナチュラルに伝えたいことを地道に蓄積していくほうが、

ブログ・サイトとしての価値は高まる、と思っている次第。

昨今のAIをナメちゃあいけんぜ。

まあ、グルメ&観光情報としては、個人ブログとクチコミサイト(Trip Adviser)を

絡めて広角に展開していくつもりでもあるので。

また近いうちに「クチコミサイトの穴」も書いてみましょうね。

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↑最新がっかり。新店のようです…スペイン料理といえばパエリア?ピンチョスはランチ???

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↑2回め行くはずだったこの店も1か月以上前に閉店済。がっかり。

でとなりの↓は「こんちは~」と入ったのに人いなかった。お昼のなのにさ。

ランチ1200円、1300円なのでやめてでてきた。↑のお客さんが流れているかと

思ったらガラガラ。

180806saitoh_tonkatsu


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2018年8月11日 (土)

【補足編】大好きなある絶景…リピート中

函館本線の山側、海側を強く意識するようになった理由をざっと書いておこう。

ほんの20秒程度の間だが、この景色を見たいからだ。

180730komagatake_et_konnuma

↑夏真っ盛り(18/07/30)、キハ40なら窓が開く!と意気込んだら、雲がかかってやんの。チッ!

180711komagatake1

↑その前、窓越しだとこんな感じ。(18/07/11) 窓が汚れていて汚れにピントが合うとカチンと来る(笑)


通るたびにこの景色を見たい。

自由席だったら必ず進行方向左側。

まあ、上りの場合はカンケーないのだが、自分の意思で風景を選びたい。

JR北はそこに気づかないのだとしたら、遅れた会社なのだろう。

っていうか、乗り鉄のキモチを駅員がわからない、ということなら大ごとだ。

北海道新幹線札幌延伸後の2031年には採算の辻褄を合わせろ、と国から

お達しが出ているが、どうせ遠い先の未来と考えているのではないだろうか。

そのときになったらまた…。

席番バナシとは無関係だが最近↓の風景がお気に入り。

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↑睡蓮池と橋。小沼越しの駒ケ岳…


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2018年8月10日 (金)

あとちょっとの踏み込みができないJR北海道…変わらぬ体質(2)

JR北びっくりエピソードPART3である。

6月タビの第2セッションでも、旅程を詰め込みすぎて、大人の休日パスの5日間をはみ出してしまった。

5日めは苫小牧に宿泊し、翌日始発で函館まで戻ることになった。

函館行のスーパー北斗の指定席を券売機で取ろうとしたが、

その券売機はカード専用であった。

カード決済のほうが高機能な券売機を使える、的な発想は納得できないけどね。

オトキューパスの5日間の範囲内はベースとなる切符に券売機で指定券購入を

指示するだけ(指定料金6回無料)でよかった。

ところが6日めなので決済方法を選択する(別途新たに支払う)必要がある。

現金精算をしたかったので、空席を確認した後に、

窓口で現金購入した。その際、自分の選択した席が函館に向かって海側か窓側か、

確認した。

ところが苫小牧駅のみどりの窓口の女性スタッフは、スーパー北斗の編成を知らなかったのである

びっくり。

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上り方向(函館行)は1号車先頭。下り方向(札幌行)はその逆。

1号車先頭として左からABCDであるから、山側はD席である。

見事に希望と反対側の席を売ってもらった。

あたかも「そういう席を希望した客は初めて」としか思えない。

ど素人丸出しである。

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↑五能線・リゾートしらかみ「ブナ」編成@川部

5月に函館駅で五能線のリゾートしらかみを予約した際も、同じような思いをしたから、

記憶に残る。リゾートしらかみのほうが、上り下りと列車の進行方向は複雑なようだが、

(五能線から川部経由で奥羽線を弘前に入り、折り返して青森終着、もしくはその逆という便がある)

五能線も「どっち希望」がはっきりする路線だ。まあ、ふつう海側希望が多いだろう。

函館駅ではそれがよくわからない。自信がない。

少しだけ同情に値する。

でも苫小牧駅で乗る函館行きがこれでは困る。

「車窓を味わう客へのもてなし」は欠落しているとしか言いようがない。

対応スタッフがスキルが足りなければ、周りのベテランがフォローすれば

いいだけの話。そうした気遣いもない会社であることがよくわかる。

健さん映画の世界(の「国鉄時代」の稔侍)を

JR北の若い駅員がいまだに引きずっている、それが会社の体質だとすれば、悲しすぎる。

プロフェッショナルをはき違えている、ということだろうか。


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2018年8月 9日 (木)

あとちょっとの踏み込みができないJR北海道…変わらぬ体質(1)

さて、健さんの話に触れたところで「鉄道員(ぽっぽや)」の冒頭で

こんなことに気づいた。

健さん演じるところの主人公「佐藤乙松」は列車運行のプロであるが、

旅客サービスのプロ、ではないのか?

という点である。

つまり昔々、鉄道員は鉄道のプロであればよかった。

そして鉄道のプロはおもてなしのプロである必要はなかった。

JRが分割民営化された際、ホテルマンに転職することに多くの鉄道員が

抵抗を覚えたわけである。

あれから30年、「おもてなしのプロではない」という稔侍が

JR北という会社の中には脈々と流れている。

自分が遭遇した宗谷本線の「臨時」という列車について、

真っ先に書いたのだが、6月の2セッションでそれに続く2つのエピソードを順に

紹介したい。

網走駅での体験である。

網走駅のコインロッカーに荷物を預けようとした。もっと落ち着けばよかったのだが、

ランプのついた「ready」なロッカーに入れなかったらしい。

400円を投入したが鍵は閉まらず、コインも返却されなかった。

この件を駅員に告げると、こう言われた。

「ロッカーの件は改札ではわかりません。駅のレンタカー会社が管理しているので」

乗りたい列車までの時間がなく、自分もあわてていた。

行った先で帰りの列車の接続を確認して、網走駅での乗換時間がないことに気づき、

昼間のうちに電話帳を借りて「駅のレンタカー会社」に対処法を問い合わせた。

すると

「うちは駅前のレンタカー会社ですが、駅のレンタカー会社ではありません。ロッカーを管理していません」

と。

どうも「駅レンタカー」の会社が管理しているのだと。きょうもそういった問い合わせが3件めだと。

逆に

「なぜうちにかかってくるんですか?」と訝しむので、

「改札係が駅のレンタカー会社と教えた」というと、

そこで初めて「駅レンタカー」と「駅前のレンタカー」がまったく違うことに気づくのである。

そして「駅レンタカー」とは、JR北の子会社なのである。

子会社だから別会社、案内はできない。

そういうことである。

実に素晴らしいぞ、JR北海道。

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↑網走駅


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2018年8月 8日 (水)

JR北・完乗への道(8)富良野線・富良野~旭川

当初の行程ではこの区間をセッション2に動かしたせいで、

富良野周辺はほぼ丸2日割ける予定でした。

それがセッション1で悪天候が連続したせいで、この丸2日を大きく差替え。

それでも半日あればそこそこ回れる予定でしたが、当日は降雨100%。

ということで、今回は通過したのみに留まりました。

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↑富良野線、キハ150型

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↑どうせまた来るので美瑛は撮らなかった…案外インバウンド多かった富良野線。6月下旬はラベンダーにも少し早かったようで。

まあ「また次回」と残すのも旅の醍醐味。

未乗区間で残った「岩見沢~苫小牧」とともに、いずれ消化していきたいと

思います。

でも、富良野…けっこうインバウンド増えてきましたね。

「北の国から」観光、「ファーム富田」観光一辺倒から、そろそろ曲がり角に

来ているか…?

それから美瑛→上富良野→中富良野→富良野→南富良野の各自治体連動に

より一層期待したいところです。

あくまで「富良野エリア」、それを理解している日本人はごくごく少数ですので。

自分もことしの初めまで似たようなものでした。

(これもトリップアドバイザーのレビュワーやってて初めて気づく)


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2018年8月 7日 (火)

たわいもない市内散策が「旅」になる一瞬

ある晴天の夏の日。とある情報を得て、西埠頭へ。

まあここには年に2、3回?も行かないような気がする。

案の定、とある情報による目的は達成せず。まあ確率20%といったところなので

気にはならない。朝8時。

何か所か最近リノベした物件などを撮影。

いやあこの時間帯にこっちに来ることは自分的にはレアだ。

基坂下にさしかかる。

少年(高校生)2名が公会堂を撮っている。

いや、公会堂入りの絵を「狙って」いる。

市電が通る瞬間を撮ろうとしているな。

何か狙った車両があるのか。

そもそも午前の浅い時間でないと公会堂には陽が当たらないのを思い出し、

電線が目立たないように自分も1枚。

となりの男子2人は函館山山頂を入れたか入れないか話している。

ほっほぉ。中井精也クンの世界だな。

というわけで通過したのは716号「函館けいりん号」でした。

話しかけているうちに市電が来ちゃう…既視感を得て

踏み遅れはわずかだったけど、さすがに出鼻は助手がいないと無理。

(って、市電がドック方面から来たことにすれば、きれいな出鼻だな…発想の転換)

ウォータスライダーもいいけれど、地元に住んでいても、界隈在住でも

ない限り、この時間のこの光線のこの構図は、

よほどの精也クンでもない限り、無理。

計算しつくした撮り鉄にはまったく向かない自分だけど、2人の男子に

ちゃっかり便乗させていただきました。サンクス。

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これが旅。非日常。withいつも市内で見慣れた市電。

とかいってトリミングしているけどさ。


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2018年8月 6日 (月)

はこだてのグルメをぶった斬るにあたっての配慮など…

そういえば<【臨時】迷店in函館>のカテゴリーを起こしてだいぶ経つ。

しっかり経過観察しようと思っていたが、このうちの数店はすでに閉店したようだ。

さらに言えばブログ主の意に反して繁盛している店には心当たりがない。

また繰り返しで恐縮だが、ブログ再開のきっかけが「かかし@帯広」なら、

迷店シリーズの端緒は「箕輪」である。この店もレストランカテゴリーではなく、

ローストビーフ自慢の店、と割り切ってしまえば意識の低さにも腹は立たぬ。

例のトップスと同じことだ。

函館の料理人、けっして腕が悪いとは思わないが、商売が下手。わかっていない。

そして頑なで、もっと言うなら高齢が多い。よってクチコミサイトの存在すら頓着しない。

改善の野望はなく、ただ耐えるのみ、という店が多い。

いずれにせよ【臨時】カテゴリーとしては長すぎた「迷店…」は、

「はこだてグルメ、ぶった斬り」という新カテに収納することにする(した=過去形)。

あとは、「ここのランチ、まずまずだったよ」を「函館どこ行く?」カテに、

「まったくもって何やってんだか」を「ぶった斬り」カテにうまく分けられるかどうかが

勝負だね。

さて、これも繰り返しておく

1.定休日不明
2.営業時間不明
3.メニュー不明
4.価格不明

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これで常連さんだけ来ればいい、イチゲンさんは要らない、では飲食店の体を

なしていない。それが許されるのはごくひと握りの高級店だけだ。

他所がそれでつぶれても、ウチはウチ、が函館の流儀である。

そういう店でも慣れるといい店なんだ、というサポーターはぜひクチコミサイトに

好意的なコメントを書き連ねてほしい。それもないから函館には愛がない、

というのである。


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2018年8月 5日 (日)

サステイナビリティという使い勝手のいい流行語

書くべき話を書き終えたところでひと息。それにしてもコトバは難しい。

都合のいい使い方もあるからだ。

例の世界文化遺産登録をめざす「縄文文化」とやらを

1万年のサステイナビリティと評する向きもある。

都合のよい解釈だ。

歴史観というものは時代とともに変遷するので、

ここ数年の歴史エンタなテレビ番組の裏歴史解説をこれまでの歴史観のインチキが

よく理解できる。BS-TBSも「諸説あり」とはよくネーミングしたものだ。

古文書解読マニアの磯田道史先生も引く手あまたで興味深い。

ある経済評論家はこう言う。

「倒産件数が減ったことを不況からの脱却というのは早計。

スクラップ&ビルドが停滞して経営不振企業が依然として残っているとも言える」

なるほどね。

それを言うなら函館の飲食店閉店数はリーズナブルな数なのか。

正直自分が気にし始めた2015年以降、訪れたのに閉店した飲食店は

訪問店に限定して10店を軽く上回る。

別に多くなんかない?

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↑【誤】長い間→【正】短い間

足を運んだ300有余のうち、最初から入店しない店と合わせても

1割強なら多いとは言えないか。

とりあえず、冒頭のサステイナビリティという都合のいい言葉を

再考してほしい。

右肩上がりの成長が望めない成熟社会だから、地道に継続を目指すことが

成功…そんな言い換えではないかと思う。

だとしても、発展的解消がない尻すぼみの函館は、そんな好意的解釈にも

即応できていないと思う。

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というわけで8月はトリップアドバイザーの登録済・未投稿店で

マイル稼ぎとしゃれこむことにする。

「この店つぶれているよ」と報告するだけで換算40円…。

稼げるほどにそれが函館…。空しいと思わないのがわが身のためだ。


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真実は常に敬遠される…PART2

現状で素人のインスタやツイッターは、ごく特殊なケースを除き、

有名人・芸能人のまねごとのような気がしている。

ただし、ごく特殊なケースもあるので、アカウントを所有していることになにも問題はないだろう。

人気商売である芸能人と、そうでない一般人ではおのずから狙いは違う。

それでも友だち1万人より、友だち10万人のほうが幸せだと思うのなら、自分は止めない。

こうして多くの人に読まれることがステイタス、と勘違いしている人が世の中には多い。

その中に真剣に読んでくれている人がどれだけいるのか。

そして真剣に読んでほしい内容を発信しているのかどうか。

ここでも再び「ただし」が存在する。

コミュニケーション欲の問題だ。

「たくさんの人に支持されている気分」を求めている人も多いからだ。

あくまで「気分」である。

まあ、それもなし、ではないかもしれない。

こうして「錯覚」を味わいたいがために、自分に負荷をかけることはやはり意味がない、と

考えたのがブログ中断の真相だ。

ほんとうに自分が発信したいことを書いているのか?

ブログのランキングが上がればいいのか? アクセス数が伸びれば満足か?

そのために質が落ちることはないのか?

市内の飲食店ネタを書くだけで事実アクセスは伸びるではないか。

正当な評価などどうでもよく「紹介」だ、と断言すればそれでおしまい。

情報を垂れ流して何も生まない。

トリップアドバイザーでのレビュー活動は逆にそれを気づかせてくれたとも言える。

ほんとうに帯広の「かかし」はきっかけなのである。

そして釧路の泉屋、根室のエスカロップ、と「大切にすべきもの」がつながったのだ。

なぜ函館にそれがないのか。それはここが函館だから。

そこは残念だ。

五島軒は単なるカレー屋だったのか、ほんとうの函館塩ラーメンは必要なのか、不要なのか。

なぜ函館は観光客用と非観光客用と激しく異なるふたつの顔を持つのか。

その答えに切り込むための本ブログであることを改めて認識したところで

先に進むことにしたい。

あくまで前項と本項は区切り、なので1日1ネタにはカウントしない。

とっとと先を進める。


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2018年8月 4日 (土)

真実は常に敬遠される…PART1

スルーしたい人はスルーしてほしい。本項と次項を読んで、

 

変に不愉快になられても困る。もし自己否定されたように感じたのなら、

 

なぜそう感じたか、しっかり思考してほしい。

トリップアドバイザー(https://www.tripadvisor.jp/)でたくさんレビューを書く、ということは

結局他のレビュワーの意見を参照することにもなる。

当然他者のそういった内容を書くにあたっての経験値についても

推し量ることにもなる。

結論から先に言うなら、トリップアドバイザーの個々のレビュワーの評価は

それほど当てにならない。ただ以前にも述べたように、

信頼度50%の内容でも大量に積み重なると、その信頼度は50%よりは上昇するから、

数学的に面白い。

レビューの内容そのものはあくまで個人の体験に基づく感想にすぎない

かもしれないが、他者と違う視点を意識したところで、

すでに個性的でユニークなものになり得るのである。

もちろん、自分の残したレビューのすべてが個性的でユニークとは言わない。

正直、規定の文字数を埋めるのに苦慮するようなスポットもある。

ただ他者と違う視点を意識しえたならその時点で発信メディア、パーソナルメディア

 

としての価値が生じる、と思っている。

いまどき単なる「共感」を求めてブログを書くのは時代遅れだと思っている。

残念ながら、「ブログ村の函館ブログ」の多くにはそういった意識がないように思える。

ほとんど「あくまで個人の意見です」から「それは違うだろう」とは進行しない。

「あえてそれを言わない」のなら、それもそのブロガーのポリシーだろう。

とにかくちゃんと意識して更新しているのならば、の話。

ただ知っててあえて言わない、のは善意か、それとも悪意か。

問いたい。

知らないことを、無知であることを隠したいほうの意識が強いのだろう。

次項で自分がブログを中断していた理由に触れたい。

アクセスという結果を稼げば、フェイクニュースだろうが内容は問わない。

そんな風潮を肯定する人々に正論を吐くこととする。


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評価を気にしているようで気にしていない函館人!?

なんだかんだでトリップアドバイザーのレビューは

「いつでも行ける場所・店」へのコメントは後回しにしている。

ところが、(函館市内には行かなくても)「もう十分」の店が多いため、

18/7/23時点で415レビュー(投稿写真1点も1レビューにカウント)に

達している。

レビュー全体の65%が函館市に偏っていまうのは心苦しいが、

ガチで函館観光を志向する人々に貢献したいがために

「この店はやめたほうがいい」は積極的に明確にしておきたい。

※ガチで函館観光を志向する人などいない、という説もあるが。

それでも、トリップアドバイザーのレビューひとつひとつはそこそこいいかげんだ。

ところがそんな「いいかげん」の平均値は実に客観的だったりする。

自分でレビューをしているので、他人のレビューを読むときもその裏が

読み取れてとても役に立つ。

なんとなくの「良い」なのか、感動した「とても良い」なのかでは違うし、

トンチンカンな「とても悪い」を食らった店舗には同情する。

何の感動もない、そりゃそうだろうの「普通」のことを考えると、

「訪問すべき」は平均3.5以上だろう。

有名観光地で4.0を切っていれば、がっかりする確率は30%以上。

地元函館がどう見られているか、どう変わるべきかは、

自分が他所でつけるレビューが教えてくれる、というわけだ。

とりあえず年内に200都市まで行けるか、行けないか。

思いつきや私怨で批評しているのではないことは一度書いておく。

それにしても今月は「この店はもう閉店しました」の追加コメントを

多く書いた。裏返せば経営側もこうしたクチコミサイトを軽んじている

証拠かな。

それにしてもひとりめ、ふたりめが「悪い」「とても悪い」をつけられた

お店は永久に浮かばれない。次の人間がその評価に引っ張られるから。

だからポリシー違反をしてまでも「サクラ」に「上げ」といてもらわないと。

いかにもSNS時代に乗り遅れている函館、であろうか。

↓自分の評価5(とても良い)

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↑このレストラン、しょっちゅうは行けないけれど、やっぱり間違いない

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↑この家庭料理な感じはしょっちゅう行けて間違いがない

↓自分の評価1(とても悪い)

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↑なんと食べて評価1投稿はここだけでした。インパクト大きかった!

多くの「がっかり」は評価3(ふつう)、リピートの可能性ありの満足が評価4(良い)

なのだから、そんなにそんなに辛口評価じゃないと思うのだけど。


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2018年8月 3日 (金)

JR北・完乗への道(7) 根室本線・富良野~新得

ここが根室本線のキモですね。

前々日に滝川~富良野を往復して、この日は前泊地・帯広から新得、富良野へ

乗りました。

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↑特急スーパーとかち・キハ261系1000番台@帯広

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↑十勝清水駅に停車。(車中より)

訪問当日はびっしり雨で、途中下車もかなわなかったので、機会があれば再訪したい

ところ。

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↑代替バス(新得~東鹿越)は豪華な観光バス仕様

ポイントとなる駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台になった幾寅駅ですが、

現状は代替バス路線で、列車は運行していません。

代替バスも含めてこの区間は1日5往復。富良野~新得は2時間で結ばれます。

代替バスは国道38号を通り、最高地点・標高mの狩勝峠を通ります。

晴れてさえいれば、かつて日本三大車窓のひとつであった狩勝峠の絶景が

バス車中からも見えることでしょう。

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↑落合では代替バス発車時刻に1分以上あったので雨の中、下車して撮りました。

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↑代替バス区間の乗車&下車客は1名でしたが、幾寅ではオンタイム運行になっていて、途中下車あきらめました。

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↑東鹿越にバス到着。雨のせいで駅前を歩き回ることもかなわず。金山湖もしっかり見たかった…。

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↑東鹿越駅舎(ホーム側から)

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↑金山(T34)

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↑下金山(T33)

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↑布部(T31)

いまや幹線ではなくなり、列車も不通になってしまった根室本線の鉄道絶景が、

代替バスから楽しめるとは少しばかり皮肉な結末ではないでしょうか?


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2018年8月 2日 (木)

JR北・完乗への道(6) 根室本線・滝川~富良野

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滝川駅は根室本線の始点と思うのですが、それらしい証拠、ゼロkmポストは

見つかりませんでした。

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昔々は札幌から滝川経由で道東方面に向かっていたために、

根室本線というネーミングになったんですね。

今では根室本線が新得から富良野を経由して函館本線につながっていることを

知らない人も多いかもしれません。

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↑赤平(T23)

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↑茂尻(T24)

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↑平岸(T25)

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↑芦別(T26)

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↑上芦別(T27)

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↑野花南(T28)


滝川~芦別の間に何度も空知川を渡ります。その先はひと山超えて富良野。

大雪山の山塊が近くまで迫って山深くなります。

列車の本数はこの区間普通列車が1日8往復。季節特急のラベンダーエクスプレスが

夏場だけ1日2往復。

拠点都市を結ぶ経由ルートからは外れてしまってます。

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↑富良野駅


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2018年8月 1日 (水)

シンプルに美味そうなのはどっち? 写真の巧拙?

どうも辛口で文句ばっかり言ってると思われているようで(笑)。

ま、いいや。

食事の嗜好としてほぼ同じ方向性だと思うんですけどね。

1枚めの写真。880円也。

2枚めの写真。710円也。

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おいしそうなのはどっち?

意図して2枚めの写真をうまく撮りましたか。

函館どローカルと、全国チェーンのレベル差だと思うんだわな。

このインスタ(映え)を競う時代に、これでは!

全国チェーンについ騙されがちだとは思うんだけど、

ビジネススケールの差でもある。

工夫の余地があるのは前者であって、工夫していないのも前者。

これを前者は「2回めがない」。

後者は「また行くか」。

実に大きな差、なのである。

函館市民なら店名を書かなくても写真を見れば特定できるでしょ。

意図せず、(店名を)文字検索をして偶然やってくる人には

教えたくありません(笑)

肉質=味ではないところが、料理の妙味。

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180720marugamehakodate


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