無料ブログはココログ

« JR北、完乗への道(1) | トップページ | 宗谷本線の驚き。ノースレインボーエクスプレス(後編) »

2018年7月11日 (水)

宗谷本線の驚き。ノースレインボーエクスプレス(前編)

「JR北海道完乗旅」からは脱線である。どうしてもサロベツ湿原に行きたくなり、

豊富町を目指すことに なった。日の明るいうちに現地に着きたかったため、

通常月曜発のところ、日曜夜に出発しまず前泊を千歳とした。

↓行きたかったのはここ、サロベツ湿原

180611risirizan1

180611toyotomi_st

これまた通常なら札幌発特急宗谷7時30分発、11時59分豊富着であるところ、

ヒルメシを考慮して旭川駅のイオン立ち寄りを目論み、1本早発のオホーツク1号(6時56分発)

に変更。例によってこうした気まぐれが旅のハプニングを生むことになる。

8時32分にオホーツク1号が旭川駅に到着した時点でイオンは開いており、

予定通り昼食を買うことができる。昨今JR北では車内販売はほぼ廃止されているので、

食事の調達は強く意識する部分であろう。

180611rinji_atasahikawa

さて特急宗谷は何番ホーム?と案内を確認すると…そこからがJR北ジゴクの始まりである。

この会社の組織の腐敗(時代遅れ)は根深い。社員が利用客を意識せず、

それぞれの任務を勝手な判断で遂行していることがよくわかった。

1.この日、特急宗谷は運行されていない。

これは大変なことである。札幌駅では何も言ってなかったように思うが。

特急宗谷の代わりに「臨時」という名称の列車が運行されるという。

臨時特急稚内行きではないのか? 旭川駅の電光掲示板には「臨時」とのみ表示されている。

改札では「これでいいんです」と言う。

よくない。

2.構内の駅員に電光掲示板の不備をただす。担当業務外のようでまったく要領を得ない

3.一旦改札を出てみどりの窓口でクレームをつける。「臨時」とは「特急宗谷の代替である」旨

どうして明解にアナウンスしないのか。ただみどりの窓口は切符を売るところ。

インフォメーション担当ではないのである。

4.ホームに出て旭川から運転席に座らんとする運転士に質問する。

なぜ「臨時」なのか? すると彼は「車両の急きょ変更のため特急宗谷のダイヤで運行できないため、

特急宗谷を名乗れない」と言う。特急宗谷は261系なので183系だから走行スピードが

同一でないのか?と突っ込むと、彼は「イチパーサンではありません。

ノースレインボーエクスプレスでの運用です」だと。

ノースレインボーも臨時特急の特別仕様だがキハ183系であることには変わりない。

(つづく)

180611northrainbow3ttm

180611northrainbow1



にほんブログ村

ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。

« JR北、完乗への道(1) | トップページ | 宗谷本線の驚き。ノースレインボーエクスプレス(後編) »

鉄道・電車・駅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宗谷本線の驚き。ノースレインボーエクスプレス(前編):

« JR北、完乗への道(1) | トップページ | 宗谷本線の驚き。ノースレインボーエクスプレス(後編) »