とても悲しい八戸問題PART1
さて、函館の飲食店事情が嘆かわしいことは繰り返し述べているが、
今回のブログ中断中に貧困な観光事情として印象深いできごとがあった。
多岐にわたることを思い合わせると地域そのものに根本的な問題が存在することを
理解せねばなるまい。
きっとこれは各地に存在する普遍的な構造に間違いないだろう。
解決策はただただ前向きに、広く視野を持ち、励まし合って前進する…
これ以外にないのである。誰が田舎者か論じているだけでは何も変わらない。
さて青森県にも遅ればせながらインバウンドが増えているという。
しかしながら、地元の観光客受け入れの意識はちょっとやそっとで上がらない。
まずは八戸編、ここから入る。この町はかつて「東北新幹線の終点」だった町である。
国宝土偶、是川縄文館。
いま北海道・東北の縄文遺跡を世界遺産にしようとする動きがある。
ただこれ、函館を見ても地元の意識は低い。
時期尚早である。そう言いたいわけではないが。
それぞれも地元が他人事である。
函館の南茅部地区から出土した中空土偶(愛称:カックウ)は北海道唯一の国宝に
指定されている。
↑こちらは函館市にある国宝土偶
では北海道・東北の縄文遺跡での出土物の中に、もう1点国宝があることをご存知だろうか。
八戸市で出土した「合掌土偶」である。
ラグビーの五郎丸選手のルーティンポーズにも似たアレだ。
ということで「もうひとつの」国宝に会いに八戸を訪れてみた。
いやあびっくりがっかりである。
(つづく)
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