人生、癒されるために生きているのかも…!?
マンネリな日常に対して、「旅」は非日常だから、
ストレス解消になるし、癒される。
まあ「旅」に限らず、非日常でストレス解消になって、
癒されることは、人生の中では数限りなくありますけどね。
とはいえストレス解消できて癒されるためには、
ある程度の出費が伴うところが、なかなか痛いところ。
美味しいものを食べる、も素敵な非日常ですが、
当然ながら美味しさに比例して、お金が出ていきます。
兼ね合いは常に難しい。
ところで前回記事の○○○○、鳥の名前はアオサギ。
渡り鳥ではなく、そこらに年じゅういる留鳥です。
川ではあまり見かけなくなりますが、秋から春の間は
高い確率で川の近辺でたたずんでいます。
特に珍しくはない鳥です。
いいじゃないか、その人は見たことがなくて、撮りたいと
思ったんだから!
なるほど…。
その人にとってアオサギは非日常だったわけですね!
でもそのオトーサンもカルガモは
さすがに珍しくないとは知っていたようです。
インバウンドの方々が「雪を見れて嬉しい」と
思うとします。
地元民は「雪なんか別に珍しくない」と思います。
そこで日常と非日常が交差するわけです。
「冬の北海道に来て、雪が見れてよかったね!」
別に函館である必要はないはずですが、
観光の方々にはそれが思いやりだと思います。
自分が旅に出て立場が逆になることもあるわけですから。
相手が何を非日常、癒しと捉えているか、
読み取ることが「おもてなし」につながります。
問題は件のオトーサンが函館市民であり、日本国民であったことにあります。
かくいう自分も、思い起こせば2010年時点では、
アオサギ?珍しい?と思っていたし、函館で普通の鳥だとは知りませんでした。
本州では割と珍しくないのかも?程度の知識でしたから。
それに年末年始に1週間函館に帰省して、
野鳥観察なんか出かけませんからね。
そうか、アオサギって言うんだ。そう言われて気にして見れば、
あんまり珍しくないんだな。と前進するかどうかの問題です。
それがほんの一瞬のできごとで「ナントカ言う本当は珍しくない鳥」という
認識だと、前に進まないという話です。
そうかあ、台湾や東南アジアの観光客は雪が珍しいんだあ…。
(あまりに人工的だけど函館の)熱帯植物園の温泉ザルは
さぞ珍しかろう…と連想します。
認識不足とは雲泥の差が生じていると思われます。
ひとくくちにしがちな人は、ひとくくりにされがち。
もちろん何がどこまで非日常か、個人差もあるわけですが、
無知なるがゆえに簡単に驚く、
もしくは無知なるがゆえに何物にも驚かない…
ここが地方人の一般的な弱点のように思えてなりません。
今の世の中ネットでちょちょいと検索すれば、瞬時に無知から脱することが
できるような気もしていますけどね…。
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