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2018年1月16日 (火)

人生、癒されるために生きているのかも…!?

マンネリな日常に対して、「旅」は非日常だから、

ストレス解消になるし、癒される。

まあ「旅」に限らず、非日常でストレス解消になって、

癒されることは、人生の中では数限りなくありますけどね。

とはいえストレス解消できて癒されるためには、

ある程度の出費が伴うところが、なかなか痛いところ。

美味しいものを食べる、も素敵な非日常ですが、

当然ながら美味しさに比例して、お金が出ていきます。

兼ね合いは常に難しい。

ところで前回記事の○○○○、鳥の名前はアオサギ。

渡り鳥ではなく、そこらに年じゅういる留鳥です。

171010aosagi

強いて言えば、夏が近づくとどっかへ飛んで行って

川ではあまり見かけなくなりますが、秋から春の間は

高い確率で川の近辺でたたずんでいます。

特に珍しくはない鳥です。

いいじゃないか、その人は見たことがなくて、撮りたいと

思ったんだから!

なるほど…。

その人にとってアオサギは非日常だったわけですね!

でもそのオトーサンもカルガモは

さすがに珍しくないとは知っていたようです。

インバウンドの方々が「雪を見れて嬉しい」と

思うとします。

地元民は「雪なんか別に珍しくない」と思います。

そこで日常と非日常が交差するわけです。

180116komagatakesnow

↑凍った大沼と真っ白な駒ケ岳

「冬の北海道に来て、雪が見れてよかったね!」

別に函館である必要はないはずですが、

観光の方々にはそれが思いやりだと思います。

自分が旅に出て立場が逆になることもあるわけですから。

相手が何を非日常、癒しと捉えているか、

読み取ることが「おもてなし」につながります。

問題は件のオトーサンが函館市民であり、日本国民であったことにあります。

かくいう自分も、思い起こせば2010年時点では、

アオサギ?珍しい?と思っていたし、函館で普通の鳥だとは知りませんでした。

本州では割と珍しくないのかも?程度の知識でしたから。

それに年末年始に1週間函館に帰省して、

野鳥観察なんか出かけませんからね。

そうか、アオサギって言うんだ。そう言われて気にして見れば、

あんまり珍しくないんだな。と前進するかどうかの問題です。

それがほんの一瞬のできごとで「ナントカ言う本当は珍しくない鳥」という

認識だと、前に進まないという話です。

そうかあ、台湾や東南アジアの観光客は雪が珍しいんだあ…。

(あまりに人工的だけど函館の)熱帯植物園の温泉ザルは

さぞ珍しかろう…と連想します。

160128monk3

函館の至る所「アジア系」の観光客ばかりだよな、という

認識不足とは雲泥の差が生じていると思われます。

ひとくくちにしがちな人は、ひとくくりにされがち。

もちろん何がどこまで非日常か、個人差もあるわけですが、

無知なるがゆえに簡単に驚く、

もしくは無知なるがゆえに何物にも驚かない…

ここが地方人の一般的な弱点のように思えてなりません。

今の世の中ネットでちょちょいと検索すれば、瞬時に無知から脱することが

できるような気もしていますけどね…。


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