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2018年1月24日 (水)

なかなかヘビー級な洋食レストラン@釧路

ブログですからね、写真にインパクトがあれば、小理屈の何十倍の

威力なんですよ。

このお店。トリップアドバイザーのレストラン、釧路市2位。

あんまりね、順位は信用していないんですが、

確か釧路はスパカツが人気だったと思い出して、

とりあえず夜9時半までやっているのが嬉しくて、

到着早々足を向けたわけです。

レストラン泉屋。

建物に近づいて…1階の店舗は人影ナシ。

あれれ?と思って玄関を開けると

まずは目に飛び込んできたこのショーケース。

180122izumiya_sc

なんなんだ~!!!

営業は2階のみのワンフロアでした。

それにしてもこんな膨大なバリエーション、大丈夫なの?

と思いつつ2階へたどりつくと、すでに6、7組が食事中。

親子連れ、友人同士、カップル、おひとり様。

夜8時に釧路でこの人数はただのお店じゃないことが

すぐにわかります。

人気はスパカツ、というか鉄板スパゲティなのですが、

ブログ主、へそ曲がりなのでA~Dまであるセットメニューから

「Cセット」を選択。1500円也。悪かろうはずがないでしょう、

ショーケースからのイメージなら。

オーダーして10分も経たずに、Cセットがどーんと到着。

180122izumiya1500_

はい、着眼点。

1=付け合わせのスパゲティじゃない内容とボリューム。

具入り、肉入り。

2=ビーフシチューの肉、2切れは多いんじゃないの?

3=ホタテのベーコン巻。こういうのを手札に持っているお店

少なくなりました。

4=もちのろんの有頭海老フライ(その左にはカキフライ2ケ)

こんな洋食屋さんが徒歩圏にあったなら、高カロリーにドキドキしつつも

月2はカタイよなあ…(笑)。

昭和の時代にはこういう洋食屋さんは珍しくなかったんだけど、

東京でももう見かけない。ファミリー層は回転ずし屋さんに

御馳走食べに行く時代。

再度言い換えるならデパートの食堂のちょい高級版。

食事に満足して、まさかと思ったけれど

5=1500円也って…内税でした。

6=創業は昭和34年。来年で創業60年だそうです。

やっぱり実績と歴史のあるお店には何かある。

函館の五島軒も1970年代はこっちへの道も拓けていたはずだけど、

老舗なブランドとレトルトカレーに特化した特別なお店になってしまったのは、

函館でこういうお店が愛されなかったせい。函館人気質。

待てよ、五島軒には五島軒の事情があるだろうって?

いやいや。確か80年代にはBという庶民な洋食屋さんが、

大門広小路とか五稜郭公園前の交差点にあったことを覚えている。

続かなかった。

庶民派を意識して薄利「多」売の「多」でしくじってしまうケースは

世に多いけれど、それが食文化として求められていれば、ソウルフード化して、

他の料理人が後を継ぐこともある。

返す返すも現代人。味より便利さへ走りがち。

函館に限ったことではないけど、釧路で「あり」なのは

ちょっと悔しい気持ち。

ちなみに道東限定でセブンイレブンに「スパカツ」が並んでいた。

でもね、大事なのはカツ>ミートソース、スパ。

このバランスが一筋縄ではいかないんだよね、

ラッピ昭和店で痛い目にあったから、よーくわかる(笑)。

ヤングオンリーメニューと割り切る経営者もいるしね。


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2018年1月22日 (月)

Hey! Brother! そこに愛はあるのかい?

それにしても、更新予定だったネタが

「何か違う」と差し替わることばっかりで、

なかなか先に進まん。

実は去年仕込んだネタで、

「うーん、だからどーした?」で単発に終わる予定が

意外な出会いで少しだけ厚みのある展開に…。

タイトルは25年前のフジテレビ全盛時代の月9ドラマ、

江口洋介主演の「ひとつ屋根の下」のフレーズから

使わしていただきました。

まあ、ソウルフードだろうが、B級グルメだろうが、

地元に愛され切らずに

「勇気を奮ってやってみたんだけどなあ…」的なパターンは

いざ知らず。

函館で言うなら年末に

「おにぎりあたためますか」で紹介された

はこだてチャウダー。

「旅コミ北海道」では

いかナポリタン。

どちらも「今か?」な印象だったけど、

中押し足らず、ということで再度メディアに登場の感ありあり。

そしてさらにことしになってから新しく

はこだて焼きピロシキ。

ピロシキと揚げドーナツの違いがわかっていない日本人に

揚げてないピロシキは通用するのか?

いつも言ってるように、トライしてみることはいいんだけど、

かなり浅いと思うわけ。

焼きピロシキのどこに「函館」を込めるかってね。

そんな中ですでに実績がある例のひとりよがりのステピを

上回るソウルフード?が

カリフォルニアベイビーの「シスコライス」でした。

171222cisco

ブログ主的にはシスコライスにはささやかなトラウマが

あって、避けていたんだけど、「バナナマンのせっかくグルメ」で

取り上げられたのでいま一度、チャレンジしてみたというわけ。

残念ながら、トラウマは完全には払しょくできませんでしたが、

ドリンクつき770円は

ソウルフード、B級グルメの条件、安くて、美味くて、腹いっぱいを

かなり満たしているのではないかと思った次第。

171222cb1

だったら、自己アレンジ、ピラフ+ミートソース+ソーセージの

ベストバランスを探求する旅もよいのかな?と一瞬思った。

ピラフじゃなくて白飯だとやっぱりダメなのかね。

かけごはん系はけっこう好きなので、ミートソースのほうを

アレンジする手もあるか。

実はチャーハン以外にも炒めライスのバリエーションはあって、

醤油ベースの味付けも可能だったりする。

これは「アド街ック天国」の世田谷・上町の回で

ナイスなヒントが「バーボン」という老舗洋食店にありました。

料理は工夫です。

だいじなのは店の愛と客の愛のマッチングですからね~。

とにかく庶民の「ごちそう感」がかなり多様になっているとするなら、

お店の側が迎合せず、しっかり導くことが大事だね。

店主がそこをわかっているかどうかが明暗を分けるぞ、と。

次回はあっとびっくりことしで創業59年の洋食の名店?を

紹介することにします。

函館の?うーぬ、問題はそこなんだわ。

久々のインパクト大なお店でした。

もしかしたら日生(岡山県・備前市)のカキオコ以来の衝撃、かも?


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2018年1月17日 (水)

久々…「白鳥」で似たようながっかりレベル

ふだんはだいたい「愛のない函館」を嘆いているわけだけど…。

やっぱり函館だけじゃないようです。

問題は「愛があっても無関心」…

イコール無知なるがゆえに驚かない…

の必殺パターン。

いかに人を育てることが大切か、ということでもあります。

まずはきっかけから。

ことしになって2回ほど汐泊川に行ってみたのですが、

越冬中のオオハクチョウには会えず。

川なんでいつも同じ場所にいるわけではありませんね。

去年11月下旬に大沼(白鳥台セバット)へ行ったときも、

まだ湖面が凍結していなかったので

来てはいるんだけど、いまはどこに?…状態。

じゃあ、きっと真冬に湖面が凍結したら否が応でも会えるでしょう、

ということで機会をうかがっていました。

コクガン同様、ある意味季節モノですから

「ことしも元気に渡ってきたね」でいいわけです。

で、つい数日前の話。

ことしの冬は当初の印象ほど厳冬ではなく、

年が明けて大沼・小沼の湖面も開放面がふだんよりやや広い印象。

自分が到着した時間帯にはマガモばかりでオオハクチョウ、いませんでした。

そういうこともあるか、と達観しつつ、

撮りたかったのがこの鳥。ミコアイサ。

180116mikoaisa1

一昨年ここで初めて見たときは「ハクチョウを撮ったあとでじっくり撮ろう」と

思っていたら瞬く間に遠くへ行ってしまったので、今回はなんとか押さえました。

成鳥♂は白黒のツートンで目の周りが黒く、別名パンダガモ。

意外と市内の海岸では見かけないんです。関西や九州まで渡っていく割には

函館スルー。

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そうこうしているうちにどこからか鳴き声がして、小さな群れが

白鳥台セバットに戻ってきました。鳥インフル懸念で餌やり自粛なので、

滞在場所にこだわらなくなってしまったかと心配しちゃいました。

オオハクチョウたちが戻ってくると、マガモ仕切りだった水面の雰囲気が変わります。

大きなハクチョウたちの間にマガモが分散して

「おこぼれ見逃さない」状態になるわけです。

だーれも餌やりしてないのに…? 誰かがルール破っている?

まあ、ちゃんと観察している人はいないようで、白鳥たちの数が減っているか

どうかはわかりません。

ただセバットの水面はそんなに広くないので100羽単位の越冬には

向かないと思うわけです。

多くの白鳥は大沼を中継地としてさらに南へ渡ります。

まあ、ここらへんでいいやと思ったファミリーだけが滞在するんだと思います。

行けば会える、それでよかったね、が大沼のオオハクチョウだと思うわけです。

そうそう小学生の頃、給食で残したパンをよく白鳥たちに配りに行ったのが

記憶に残っています。鳥インフルで餌やり自粛…良し悪しなのではないかと

思いますね。

話はここで終わるのがフツーですが、某旅番組の再放送で

おとなり青森県平内町(小湊)の浅所海岸のオオハクチョウが紹介されていました。

日本じゅうハクチョウ飛来地は数多くあります。

そのなかでこの場所は特別天然記念物に指定されているのだとか。

オオハクチョウが、ではなく場所が、です。

「!」となったのはその番組の数秒の映像の中に

トウネンとおぼしき小さなシギを見かけたからです。

170825tounens5

↑トウネン(函館市古川町にて)

映像ではすでに雪が少し積もっていたので11月後半なんでしょうか。

旅鳥であるシギ類と冬鳥ハクチョウが共存する絵面に違和感を感じました。

もしかしたらこの部分は資料映像かもしれません。

この後に登場した浅虫水族館のおねいさんはサンタクロースの衣装でした。

この平内町。ハクチョウのまち、として町おこしにいそしんでいるのだとか。

ハクチョウ検定なるものまであるようです。

しかし最大の驚きはオオハクチョウ、コハクチョウの分類と棲み分けについて、

何の発信もされていないことです。

(県サイトの紹介ページには越冬はオオハクチョウのみ、

コハクチョウは浅所海岸を経由してさらに南方で越冬の記述あり)

もちろんハクチョウ検定ではそこに触れていないことはありえませんが、

ただの白い鳥が来る町では、他の飛来地との差別化はおぼつきません。

10月から3月まで白い鳥がやってくることで、町おこしになると思っていても

鳥インフル懸念が消滅する可能性はないですから、かなり厳しい状況です。

七飯町大沼で「(冬季に)なぜもっと白鳥推しをしないのか」問題と

とても同列には扱えません。

それより遠浅でシギチドリが滞在できる環境なら、

もっと希少な野鳥も通過しているかもしれませんよ。

秋に通過するだけでなく春にも立ち寄っている可能性も

あるかもしれません。

白鳥に捉われすぎて町おこしが窮地に陥るとしたら、無知が引き起こした

悲劇じゃないでしょうか。

ハクチョウ検定に積極的に参加しているのは地元の小学生。

ほんの数秒映っただけのトウネン?でしたが、ハクチョウ検定が

そんな小学生の可能性も奪っているとしたら、

無知なる悲劇の連鎖でしょうね。

誰も気にかけていないから、誰も知らない。

よって驚くことも、感動することもない。

函館市内松倉川河口にはやってこないトウネンが、なぜ数km先

お隣の汐泊川付近に姿を現すか。

もうそれだけで環境の違いを語ることが可能と思いますけどね。


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2018年1月16日 (火)

人生、癒されるために生きているのかも…!?

マンネリな日常に対して、「旅」は非日常だから、

ストレス解消になるし、癒される。

まあ「旅」に限らず、非日常でストレス解消になって、

癒されることは、人生の中では数限りなくありますけどね。

とはいえストレス解消できて癒されるためには、

ある程度の出費が伴うところが、なかなか痛いところ。

美味しいものを食べる、も素敵な非日常ですが、

当然ながら美味しさに比例して、お金が出ていきます。

兼ね合いは常に難しい。

ところで前回記事の○○○○、鳥の名前はアオサギ。

渡り鳥ではなく、そこらに年じゅういる留鳥です。

171010aosagi

強いて言えば、夏が近づくとどっかへ飛んで行って

川ではあまり見かけなくなりますが、秋から春の間は

高い確率で川の近辺でたたずんでいます。

特に珍しくはない鳥です。

いいじゃないか、その人は見たことがなくて、撮りたいと

思ったんだから!

なるほど…。

その人にとってアオサギは非日常だったわけですね!

でもそのオトーサンもカルガモは

さすがに珍しくないとは知っていたようです。

インバウンドの方々が「雪を見れて嬉しい」と

思うとします。

地元民は「雪なんか別に珍しくない」と思います。

そこで日常と非日常が交差するわけです。

180116komagatakesnow

↑凍った大沼と真っ白な駒ケ岳

「冬の北海道に来て、雪が見れてよかったね!」

別に函館である必要はないはずですが、

観光の方々にはそれが思いやりだと思います。

自分が旅に出て立場が逆になることもあるわけですから。

相手が何を非日常、癒しと捉えているか、

読み取ることが「おもてなし」につながります。

問題は件のオトーサンが函館市民であり、日本国民であったことにあります。

かくいう自分も、思い起こせば2010年時点では、

アオサギ?珍しい?と思っていたし、函館で普通の鳥だとは知りませんでした。

本州では割と珍しくないのかも?程度の知識でしたから。

それに年末年始に1週間函館に帰省して、

野鳥観察なんか出かけませんからね。

そうか、アオサギって言うんだ。そう言われて気にして見れば、

あんまり珍しくないんだな。と前進するかどうかの問題です。

それがほんの一瞬のできごとで「ナントカ言う本当は珍しくない鳥」という

認識だと、前に進まないという話です。

そうかあ、台湾や東南アジアの観光客は雪が珍しいんだあ…。

(あまりに人工的だけど函館の)熱帯植物園の温泉ザルは

さぞ珍しかろう…と連想します。

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函館の至る所「アジア系」の観光客ばかりだよな、という

認識不足とは雲泥の差が生じていると思われます。

ひとくくちにしがちな人は、ひとくくりにされがち。

もちろん何がどこまで非日常か、個人差もあるわけですが、

無知なるがゆえに簡単に驚く、

もしくは無知なるがゆえに何物にも驚かない…

ここが地方人の一般的な弱点のように思えてなりません。

今の世の中ネットでちょちょいと検索すれば、瞬時に無知から脱することが

できるような気もしていますけどね…。


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2018年1月12日 (金)

ある雪の朝のささやかな幸せ…

もちろん偉大なるマンネリ…というのもあるんですが、

そこに安住してしまってはいけない、と思うわけです。

新しい挑戦とか、たゆまぬ前進とか…

なかなか思うようには行きませんが、函館全体を見渡しても

そういった活気がなかなか見つかりません。

でも見つからない、と嘆くより、見つける努力は

すべきでしょうね…。

ここのところ、ちょっとボツネタが多く、更新のペースが上がりませんが、

めげずに行きたいところ。

というわけで、珍しく超リアルタイムにこんな絵面から。

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午前11時現在、函館(気象台のある美原)の積雪は49cm。

でもでも函館空港(高松町)は8cm。

ブログ主のご近所は実感として20数cmといったところでしょうか。

今朝の最低気温は-2.5℃。

それでこれかよ、という河口の風景です。

函館市内でもものすごくバラツキがあるのだと思います。

今朝、さっと玄関前の雪かきをして、雪がやんでいたので

いつものルートをひと回りしてきました。

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小さな公園前の公道ですが、誰も歩かないと見えて

バージンスノー状態。そんな早朝といえる時間帯でもありません。

これも珍しい。

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河川工事のオイルフェンスが三重にめぐらされているせいで

川が凍結しやすいのでしょうか。

ところどころ薄い氷にカルガモの足跡がついて、

融け始めていました。

少し上流へいくと、今度はなかなか見慣れない状況。

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誰かが川へ雪を捨てたのでしょうか?

そうとも思えない、限定的な区間がミニ流氷状態。

1日雪予報なのに…と帰ってテレビをつけたら、

昼間は晴れとの予報。でも大雪警報継続中。

何を信じてよいものやら。

知識があって、予想があって、そして行動の判断が

あるものですが、このパターンは決してありふれた状況では

ないのだと思いました。

たぶん、こうしたただの散歩に「野鳥観察」の要素を重ね

合わせると1年に1回もない珍しい印象深い1日になるんですね…。

そういえば帰りがけに見かけないオトーサンが遊歩道を外れたところで

川にいる野鳥を必死に撮影していました。

何を撮っているかそのオトーサンをしっかり観察したあと、

「○○○○が珍しかったですか?」とちょっとトゲのある声掛けを

したところ、彼は3回も聞き返して

「鳥の名前とか、詳しくなくて…」

旅行者かと思って尋ねると函館市民なのだそうです。

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↑今朝、真っ先にご挨拶の、いつものカワセミ♂

地方停滞のカギはそんなところに確実にあると思ってます。

もちろん実際の写真を見せて、きっかけを作っておきました。

非日常についてのオドロクチカラはこうしたブログネタとも

密接な関係にあるものです。

さてと、そんなこんなでボツネタ再生に取り組まねば。

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2018年1月 7日 (日)

冬の常連さん、決まった場所を巡回する律義者

しばらく野鳥の話題を書きませんでした。

函館山の渡り鳥の「まとめ」以来久々、かな。

というわけで、冬になると近所にやってくる常連さんを紹介します。

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ジョウビタキのオス。

冬鳥です。

紋付鳥という別名があって、

メスは地味ですがオスはとても派手ないでたちで

一般的に人気のある野鳥です。

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だいぶ前に岡山の後楽園で初めて出会った話を書きました。

当時はトンチンカンなコメントがついてびっくりしましたが、

ちゃんと函館にも渡ってきています。

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↑岡山・後楽園にて(16年11月)

ですが北海道で見られるようになったのは最近で、全道的には

あまり見かけないようですね。

171220joubitaki4

冬は繁殖期ではありませんが、オスメスともに単独の縄張りを持つ鳥で

近所にこの1羽が居ついています。

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小鳥の場合、餌を求めて群れで移動するパターンが多いですが、

この鳥は孤独を好みます。そして近所の公園に彼の縄張りがあります。

ですから、彼の巡回パターンと自分の散歩(探鳥)ルートが

見事に重なるわけです。

ヒタキの仲間は枝から枝へふわりふわり飛び移って、羽虫などを

主食とすることも多いのですが、冬は植物食のようです。

171129joubitaki2

↑川の護岸のツタに食べ物があると思ったらしい…

頻繁に出会うので、「よ!元気?」てなもんですかね。

3月ぐらいまではいるのかな?

171016joubitaki2

↑こちらはメス。函館山にて。近所では見かけません。


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2018年1月 6日 (土)

平成30年…節目の150年のようですね

2018年…どんな年になるでしょうかね。

NHKの大河ドラマは「西郷どん」。

明治維新150年ですからね…。

Sakura70222

Kagoshima70310

ということは?

あの出来事からも150年。

まあ、それに限らず日本中に150年ゆかりの地はあるでしょう。

明治維新150年でぜひ訪れてみたい場所スタンプラリー

なんて企画を考えるのは自分だけでしょうか(笑)。

万を持して、手ぐすね引いて、観光キャンペーンを成功させる

自治体はどこかな、なんて思います。

きょうのところは多くを語らず、写真多めで…。

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いくつか近隣の自治体のサイトを見てみましたが、そんな気配は

まだないようです。

おっと函館はまた別の30周年がありますね。

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これも函館だけではなく、全国的な観光キャンペーンに関連しそうな

「事件」でした。こちらはまた別の機会に。


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2018年1月 1日 (月)

かすかな初日の出と小さなカモメ

元旦。

天気予報は曇りのち雨、のようだったので、

初日の出は無理かなあ、と思ってました。

でもかすかに日が差しているのに気づき、朝7時を過ぎて

近所の漁港まで。

180101sunrise1

180101sunrise2

とりあえず雲間から朝日が差している光景を写真に収めることが

できました。

「初」日の出が大事、ですからねっ。

誰もいない漁港ではヒドリガモたちが餌を探していました。

180101hidorigamos1

こいつら、河口より海側が好きらしく、あまり川を上ってくる

ことがなくて、カルガモほどは人馴れしていません。

でも冬場にあるとこっそりやってきて、人気の少ない、

このあたりに居ついているみたい。

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岸壁の縁に上がってきてはよちよち餌を漁っていました。

数は10羽ぐらいでしょうか。

頭の真ん中が白くてお尻が黒いのが♂。

全体が地味で茶色っぽい頭が♀。

ファミリーみたいです。

函館山側の砂浜にはカモメたちが固まって朝日を浴びていました。

180101uminekos

ほとんどウミネコ。少し大きいのはオオセグロカモメ。

ウミネコは留鳥ではないはずですが、帰りたい場所も特にないのでしょうか。

そんなカモメ類の中にひときわ小さなカモメの仲間、ミツユビカモメが

混じっていました。けっこう珍しい。うまく紛れているもんです。

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カモメ好きの人によれば、こうして群れの中に違うカモメを見つけるのが

楽しいのだそうです。

でも、そう思って見ないとみんな似ているので同じに見えて気づきません。

ぱっと見、脚がピンクで背のグレーが濃いのが年じゅう函館にいる、

オオセグロカモメ。

それより小型で脚が黄色で、嘴に赤点&黒点がついているのがウミネコ。

こっちも函館ではかなりの常連さん。

セグロカモメ類は嘴に赤点黒点両方見えることはないので、それだけで区別できます。

ミツユビカモメは嘴がバナナみたいに黄色くて、脚は黒っぽい。

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180101mitsuyubikamome3

冬羽では頭にヘッドホンみたいな黒っぽい模様がついています。

ユリカモメやズグロカモメの冬羽も頭に黒っぽい模様がある小型のカモメですが、

嘴や脚の色が違うそうです。

冬にカモメの群れを見つけたら、必死に紛れている

ひときわ小さなカモメを探すのが面白いかもしれませんよ。


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