なんだかことしは函館だけが?寒いというデータが出ました。
人間というものは喉元過ぎれば暑さを忘れる、というか…
おっといまは冬なので「寒さ」でしょうか。
今年の冬は寒いねえ…でも、お正月は寒さそうでもないみたい。
漠然とした感覚で言えばそういうカンジ。
ただねえ、12月の31日間で真冬日が17日というのは相当なものだと
思うわけです。函館にとっては!
今季初めて真冬日が記録されたのは11月30日。
12月は半分が1日の最高気温が0度に達しない真冬日でした。
かつてないハイペースじゃないの?
そこで調べてみました。
気象庁のサイトに過去6年間のデータがありますが、
その6年間でもっとも真冬日が多かったのは、
2011-2012年の45日。ハイペースでもない?
まあ考え方はいろいろあるかもしれませんけどね。
2016-2017はわずか?19日で、2014-2015は20日。
2015-2016は25日でしたから、年によってバラバラ、というだけかもしれませんが…。
6年間の平均は30.2日。これは全道173か所の観測地点中、170位です。
函館より平均真冬日数が少ないのは松前、江差、奥尻…。
この3地点のことしの真冬日の数はそれぞれ4日、5日、8日。
2017-2018真冬日数は函館、全観測点中120位と平均値より急上昇。
湿った雪が多量に積もることもたいへんですが、積雪がさほどじゃなくても
低温で融けないことはけっこうダメージが大きい気がしますね。
120位…羅臼と同じ日数、千歳よりも1日多く、札幌より2日少ないだけ。
決定的なデータは近6年間の平均真冬日数に対する今季の記録日数(比率)は、
ぬあんと全道1位、56%!
真冬日消化率の全道平均は34%ですからね!
あくまでも全173か所の観測点のうち、
消化率1位=函館、3位=北斗、2位=黒松内、4位=蘭越
5位=木古内、6位=長万部、7位=高松(函館空港)
ほらね、道南の東部を重点的にことしは寒いことが
わかります。
と言っても過言じゃないみたいですよ。
なんだか光熱費が気になる2018年です。
ちなみに真冬日日数平均全道一は遠軽町白滝で平均99.8日。
最多記録日数は年間116日。最低気温で有名な陸別町は
平均70.2日で真冬日日数では全道平均よりちょっと上ぐらい。
実は北海道でいちばん寒い町は陸別じゃないって話かも。
どちらもことしの真冬日消化率は平均的です。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 気がついたら函館駅、元通り… | トップページ | かすかな初日の出と小さなカモメ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【猛暑?2024】嗚呼あきらめの夏、言い訳の夏、思い違いの夏(2024.08.31)
- 【食べログ/4トラ/eBird】レビューへの熱情を再確認してから前へ。(2024.08.19)
- 【星野リゾートが連れてきた!】7/6 函館に「HELLO CYCLING」導入さる! (2024.07.06)
- 【6月の総括】5月に引き続き実績悪化・前月比90.2%【ただしCOREは比較的安定?】(2024.07.01)
- 【ひらめきの街角】突然思い出した10年前のアングル【ハリストス正教会と…】(2024.06.22)
コメント