想定通りの人気「根室花まる」(キラリス店)
個人的にはだいぶ引っ張りました(笑)
どうでもいいですけどね。
噂ほどではない…という書き出しも考えましたが、
何の噂?ということでもあるので、
まあまあこんなもんでしょう、十分人気です、ということで。
札幌駅ビルの花まるは常時行列だったわけですが、
たぶん行ったのは常に週末だったわけで、
平日も常に大行列だったら、それは異常ですからね。
もちろん並ぶのは嫌なので10/11オープン以降、様子を見てました。
混んでいなさそうな木曜日の夕方に初訪問。
その時間帯、お客さんの入りは8割ぐらいでしたかね、すぐ座れました。
本日のおすすめはこんな感じ。
お皿は130円からですが、おすすめの価格帯は270円あたり。
なるほどね。高級志向にしすぎたら、地元民はそうリピートしませんよね。
客単価は2000円台に行けば御の字でしょうかね。
そこで採算がとれるようにまわさないといけません。
そういう自分も昔は回転寿司で3000円以上食べたこともありましたが、
寿司をおなかいっぱい食べられる、が回転寿司の身上と
自分は心得ているので、質はともかく価格帯が上がりすぎると
リピートが苦しくなります。
はま寿司なんか、めいっぱい行っても2000円行かない廉価版なので、
それに比べたら花まるは少しぜいたくなライン。
寿司の松竹梅があるとしたら、回転寿司に松は要りません。
松を求めるならカウンターのお店でしょう。
回転寿司はあくまでも回転寿司。
梅の回転寿司もそのニーズはあると見ています。
梅の回転寿司、竹の回転寿司…別ジャンル。
ということで証拠品としこれも撮っておきました。
社員教育も含めて店内に目が行き届く数の従業員を配置するのは、
人件費的にも大変そうだな、とは思いました。
ただし、以前テレビで紹介されていた
回転寿司はレーンに回っている皿をいかに選んでもらうか、
という花まるの狙いはなかなか実現していないようにも思いました。
それにしても函館市民、回転寿司も含めてあまり寿司を食べないのでは
ないでしょうか?
何を求めて回転寿司に行くのかがあまりに多様、そんな気がします。
御馳走と日常食の狭間を揺れ動く回転寿司業界。
全国的にも回転寿司のファミレス化が進んでいますが、
これは家族連れを意識するとしかたがないのかもしれませんねえ。
親が寿司が食べたいが、子どもは魚がニガテ…。
まあ、さすがに成人同士の来店客のファミレス対応希望は
単なる食文化の貧困化でしょうけど。
いまだに当ブログの「狙いはインバウンド?」の記事が
読まれていますが、もちろんあれは皮肉ですからね。
函太郎との対比で、函館市民が花まるをどれだけ評価するか
興味深い、という意味ですから。
はやりすぎても、はやらなさすぎても「グルメな函館」としては
情けない、ということです。
その意味でもいまのところは「想定内」って感じです。
それを象徴しているような気がしますね。
ここに書き切れなかったツッコミどころはまた次回。
細かく見ていくとこの「花まる」周辺、実に興味深い。
ネタになること自体が重要ですなあ。
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