チャーハン道は深いのである
かつて、昔々の学生時代、友人からこんな情報を聞いた。
「京都餃子の王将のチャーハンはあらかじめバケツに作り置きしてある」
山科店でバイトしたことがあると胸を張ったその友人はそう言った。
だから「調理のスピードに挑戦!」できるのである。
生涯これまで数多のチャーハンを食してきたが、そんな京都餃子の王将の
チャーハンを含めてまずいと思ったことはただ一度だけである。
その不名誉な「二度と行かない」というインパクトを与えてくれたのは
中華チェーン店の日高屋である。日高屋にとって「致命傷」であった。
以来二度と入店していない。
ただの一度あるんかい!
そんなツッコミは聞こえてこないが、これまで食したチャーハンの偏差値を
思い返すなら、偏差値40を切るチャーハンには滅多にお目にかかれない。
仮に自分で作ってもまずはそんなチャーハンにはならない。
ところが、標準偏差の値が小さいだけで、偏差値の高いチャーハンにも
なかなか出会わない。
ちなみに冷凍食品やコンビニのチャーハンはおおかた偏差値的には48-51の
レンジでCPプラス待ち時間で十分に許容範囲と言える。
そして偏差値55を超えるチャーハンにはなかなか出会わない。
ついリピートしてしまうにはそのぐらいの個性が必要だと言える。
先日食事画像を整理していたら、2017年に入って食べたチャーハン画像がかなり出てきた。
画像を見て味を思い出すものもあれば、ない場合もある。
美味しそうな画像もあればそうでもないものもある。
偏差値53でその店まで電車・バスで1時間では、「ひいき」は成立しない。
徒歩10分で「ひいき」にならないのは偏差値51以下ということで
プロの味でもCPが成立しない。
冷凍・コンビニのほうがCP(含提供時間)がまさるのである。
端的に言うなら純粋な「いわゆる中華」のチャーハンには興味がない
こうした自称チャーハン通は客としてやっかいだとも言える。
ラーメン屋に入って真っ先にチャーハンを頼むそんな奴。
いやあ前置き、長い。
さてさて美味しそうに撮れているチャーハンはどれでしょうか?
2017年に入って7画像ではさほどじゃない。おかしいなあ。
もっと食べてる気がするけど。まあなかなか決定打を欠くということで。
上から2番めは
弁天町まんぷく食堂でカレーチャーハン。盛り付けがワイルド。
いちばん下は同じく弁天町の大国軒でドライカレー。
下から三番目の湯の川・満龍のが美味しそうな映りですかね。
具と盛り付けの差、楽しんでください。
料理は総合芸術ですからね。
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