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2017年11月15日 (水)

疲労困憊の「はこだて検定」12年め

世の中、不備なことを取り上げ始めたらキリがない。

間違いを指摘し始めたらいくらでもある。

人間はミスをする存在。

そんなこたあわかっておる。

問題はそこを「自覚」しているかどうか。

自覚していたら近い将来、少しはよくなる。

「はこだて検定」が背負っている負のスパイラル。

「合格者の会」も同じものを背負っているようで。

この団体は「はこだて検定」合格を目指す人々の背中を押す存在で、

仲間を増やそう、と活動しているらしい。

フェイスブックもやっている。

フェイスブックでは試験対策、過去問研究などを発信している、

ように見える。

何を隠そう、自分もこのフェイスブックをときどきチェックしていた。

一度このブログでもこの過去問の出題意図について突っ込んだことが

あったけど、単なる過去問ではなく、「対策」としてあらためて

どんな内容を紹介するかに事の本質が表れるように思うわけだ。

今回あれれ?と思って調べてみたのはこのくだり。

「停泊なき航海」の作者は谷村志穂ではなく、今井泉である。

あれれ?停泊じゃなくて碇泊じゃなかったっけ?

早速「公式テキストブック」をめくってみると

「碇泊なき海図」でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞とある。

今井泉は函館文学学校の出身者で青函連絡船の船長経験者である、と。

函館文学学校は1975年に開校、そういった背景もあり、函館は文学の

盛んな土地柄であったと。同人雑誌が18あった時期もあったと。

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↑市文学館(旧第一銀行函館支店・1921年築)

この知識はまさに「函館市文学館」へ足を運んでみると見えてくる構図であり、

そこに関心がなければ、函館と函館文学学校の関係など観光客にとっては

無用の知識だといえる。

まあ、明治から昭和にかけての隆盛を思えば、いまよりも格段に文化活動が

盛んだったろう。それにしてもタイトルを間違えてはいけない。

いつのどんな出題?とそれも確認すると6年前の出題で、題意は

「(4つある作品・作者の組み合わせから)間違いを探せ」

組み合わせの間違いを探す問題で、存在していない題名を記述しては悪問

としか言いようがないが、それをFBに再掲する時点でさらに愛がない。

同様に松前町の問題で、松前城に関して4つの選択肢から誤りを選ぶ問題。

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・築城から500年が経過している歴史の古い城である

・国内で最後に建てられた城郭ともいわれている

このどちらかが間違いなのは論理的に明白。確率2分の1。4択としては悪問。

しかしここでもいただけないのは解説で、松前城は正しくは

1606年の築城で500年越えでなく400年越えだから、と解説者。確かに

2006年に松前町で築城400周年イベントが行われた、とテキストブックにはある。

500でなく400が正しいのなら、江戸時代末期に建造された最後の城郭ではありえない。

築城されたのは城郭ではなかったと読み取れと?

出題そのものではなく解説者の問題でしょうか。いずれにしろもやもやが

残る出題。松前愛の強い地元びとに言わせれば藩史、町史を熟知していれば

こんな出題にはならないと感じるでしょうね。というか松前に関する出題を一題、

というノルマで「このあたりがよく出ます」という程度の関心。

「はこだて検定」は道南に関する出題も含むものの、

八雲町、せたな町、長万部町、奥尻町はテキストブックに記載がなく

出題範囲外。離島の奥尻を除き、函館バスの直通路線が走っていても、

函館とは縁遠い? まあ公共交通に対しての深い出題は目にしません。

こうして断片だけをなぞって総合的に見ていないために、

単なる重箱の隅問題と化しているから魅力がないんでしょう。

これは「検定」問題を深く知れば知るほど感じる点。

過去問研究をするにあたって、この問題は今までに何度も出題されているから、

重要問題と言いたい気持ちはわかりが、結果的に「公式テキストブック」や

「(初級・上級)問題集」を売り上げたいだけか?となるわけで。

知るべき事実は常に流動する。公式テキストブックを熟読すれば、

初級には必ず合格できると誘導することで、この十二年の間に本末転倒が

顕著になってきたということ。合格者が多すぎては困るから、テキストブックに

記述されている細かいことを中心に出題しよう、という発想が

「はこだて検定」がせいぜい10年の命となってしまう一因を担っている。

逆に10年もよく頑張ったほうかもしれない。

一部の企業は受検を奨励して

この「はこだて検定」に乗っかっているようだが、受検者が減少ということは

そういう愛のある企業も函館には少ないということ。

毎回受験料を払って合格証をコレクションしたい合格者以外は再受験はしない。

そりゃあ一巡したら終わりとなる。

そもそもは愛のあるなしにかかわらず、長続きしない性格を

持っているこうした地元検定。そのうえ本質を外しているとくれば、

根本的なリニューアルがない限りそこに魅力は復活しない。

正式名称は函館歴史文化観光検定のようだが、1.歴史 2.文化 3.観光

という優先順位のまま今後も進行するには無理があるのでは?

ブログ主は歴史+文化=観光というバランスが理想と考えるけどね。


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