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2017年10月31日 (火)

函館山のいろいろな登山コースと三十三観音

はこだて検定上級にもあるようでない問題。

・函館山には登山コースが12コースあります。

旧登山道コース、薬師コース、つつじ山コース、観音コース、入江山コース、

千畳敷コース(長)、千畳敷コース(短)、汐見山コース、宮の森コース、

地蔵山コース、七曲りコース、エゾダテ山コース。

Q1 もっとも距離の長いコースは?

Q2 御殿山展望台に通じているコースは?

Q3 登山道路をもっとも多く横切るコースは?

Q4 ロープウェイを真下から見上げることが可能なコースは?

Q5 登山コースには各所に函館山三十三観音が置かれていますが、

十六番観音があるのは何コース?

Q6 最後に超難問。観音様がもっとも多く置かれているのは何コースでいくつ?

ただし、登山コースから見えない場合はカウントしません。

知っていればカンタンですけどね、そんなもんです。

観音様の位置なんて意識しない人は意識しないから。

でも「何番あたり」で場所がわかる人はわかるんでしょうね。

繰り返しますが単なる意識の問題。

さて、ことしの5月に函館山へ行ったとき、適当に写真を撮っていたら、

やたらめったら抜け番が多いことに気づきました。

何となく見落としそうな場所にある観音様もいくつかあって。

まずは一番観音が旧登山道コースから外れている。

Hk33_01_171013

Hk33_07_171018

↑七番も意外と見落としますね


ということで何回かに分けて少しずつ埋めていったら、

ラストは観音コースで船見町の称名寺へ下りるコースだけが残りました。

171018kannon_ent

↑観音コースのスタート地点(山側)

いやあ、あそこは下りはいいけど逆からは上りたくないなあ。

171019kan_noncourse

171019cemetary

Hk33_33_171019

↑三十三番は立派です。

で、三十三観音全制覇の最後のオチがこれでした。

171019fox

おいおい、食べ物がありそうなところへ出没するんですね。

餌付けになりますから、お供え物は片づけてくださいまし。

実際に汗を流して歩けば、函館山を構成している山の位置関係も

わかります。いくらはこだて検定の過去問で暗記しようとしても

苦労します。さあて未踏破コースは残り3コース。

七曲りコースがいちばんめんどいのは上り口までが遠いから、

なんだよなァ。

おっと前半のQの答え。

A1.千畳敷コース(長:つつじ山~千畳敷)2300m
A2.つつじ山コース(旧登山道コースに接続)
A3.旧登山道コースで3回
A4.薬師コース
A5.入江山コース
A6.観音コースで9つ


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2017年10月30日 (月)

北海道の観光的魅力と入込数推計PART2

地域ブランドの魅力と、現実の観光客入込のギャップ。

もちろん夕張メロンや根室のさんまが市場で有名だ、でも観光には

行かない。それも否定しません。

もうひとつの問題はこの入込数の計算方法にはからくりがあると

いうことです。

全道179市町村の観光客入込数データには、また別のフィルターを

かけて分析しないといけません。

まず、わが函館市の順位。

過去最高の年間560万人を突破した入込総数は全道3位。

(1位は札幌市、2位は小樽市)

H28年度は「度重なる台風の影響」等で数字を落としている自治体が多い中、

TOP30で10%の伸長を見せているのは新幹線効果が顕著だった函館市のほか、

占冠村と室蘭市だけ。

入込数のうちの宿泊客数。これは前年同様、全道2位。前年比で14%増で

364万人。入込数に対しての宿泊数、ここがポイント。

日帰客/宿泊数の数値ですね。

宿泊客数TOP30の中で10%以上の伸長は函館市と帯広市、積丹町、七飯町。

続いて外国人宿泊数。

函館市はこの部門全道3位。40万4000人。前年比+1.9%。

1位はもちろん札幌市で209万人と桁違い。2位は登別市で47万人。

外国人宿泊数では洞爺湖町が全道4位で26万6千人。

函館から洞爺湖・登別の温泉を経由して札幌(もしくはその逆)という

ルートが目に浮かびます。

この角度でだけ見ておけば、入込数…だいたいこんな感じなのですが、

ここからがデータを読み取る上でのいくつかの問題点。

観光と宿泊の関連性。ここが重要です。

広い北海道は日帰り前提ではカバー不可能です。

1泊2日でもタイトなスケジュールになるケースが多く、そうした日程でも

多くのスポットは回れません。

ところが入込数順位と宿泊数順位に大きな差がある自治体があります。

後志管内の喜茂別町です。入込数全道9位(前年同)。

ただし、宿泊者数順位は173位タイで宿泊者ゼロ

つまり中山峠を通過する人数に一定の係数をかけて観光客入込として、

算出しているのです。道の駅に立ち寄ってトイレ休憩もある意味観光。

その数年間255万人。函館市の半分弱。喜茂別町にとってそれが100%

なわけです。問題は横の比較をするときにフェアじゃなくなる。

つまり七飯町のように「道の駅を建設する」のは、いまや観光振興に

なくてはならない要素と化しているわけです。

それだけクルマ社会になっているとも言えますが、この部分は見事に

JRの不採算路線問題と背反していきます。

160226misoginosato5

↑集客は順調な木古内町の道の駅

ちなみに新幹線効果も加味して道の駅の集客が好調だった木古内町の

入込数は前年の4倍にあたる62万6千人で伸長率全道1位。

順位的には前年の132位から57位へと大ジャンプアップ。

160907shikabemichinoeki

↑2016年に開業した鹿部町の道の駅

同じく道の駅新設の鹿部町は新幹線効果絶大とは思えませんが、

入込数48万人で前年の2.2倍。順位は112位から68位へとジャンプアップ。

ただし、木古内町は宿泊者順位では123位(前年163位)、

鹿部町は61位(前年58位)。後者のほうは通過が立ち寄りに変化しただけで、

「行ってみたい」魅力が増したかといえばそうとも言えません。

基本的に北海道は広いので、移動距離を伸ばせば宿泊場所を確保しなければ、

なりません。データでそれを明確に示すのは、観光入込数の順位に対して、

宿泊客数の高い自治体。たとえば、

釧路市(6位/3位)、帯広市(10位/5位)、北見市(25位/8位)、

富良野市(16位/12位)、斜里町(35位/13位)、音更町(27位/14位)、

稚内市(62位/18位)、岩内町(75位/33位)…(入込数順位/宿泊客順位)

などです。北海道の地理的な特質がよくわかります。

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↑JR釧路駅。阿寒湖に泊まる場合も釧路市にカウントされます。

140812ikko

↑知床五湖(一湖)。知床へ日帰観光できる人は限定的(斜里町)

この逆の傾向が出ている自治体は、「道の駅やPAで稼いだ」ことが

より明らかになる統計データだと思います。

例:旭川市(4位/11位)、千歳市(5位/21位)、石狩市(12位/57位)、

七飯町(13位/30位)、苫小牧市(14位/29位)、白老町(18位/35位)、

余市町(29位/83位)、恵庭市(30位/154位)、江別市(39位/164位)、

…(入込数順位/宿泊客順位)

つまりは自然環境や歴史的背景でなく、あらゆる人的工夫を観光要素に

盛り込もうという昨今の風潮です。頭から否定するものでもありませんが、

そうして残った数字を「成果」として単純に胸を張ることには抵抗が

ありますが、どうでしょうか。


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2017年10月29日 (日)

残り少ない秋空とコントラスト

15年の暮れに京都でホントお腹いっぱいというぐらい、紅葉を愛でたので、

その後、どうもカエデモミジの季節になっても、

「きれいだね」以上の感情がわかない。

確かこのブログでも、ザ・紅葉の特集をした記憶がある。

それに日常の中で色と光以外に、どう写真で表現していいかの技術がない。

函館市内、紅葉とコラボする対象はそう多くない。

ふだん函館の夜景をただ「きれい」という人を見下しているので(笑)、

素直な心が失われてしまったようだ。

そんな中で、ちょっと心に留まった色。

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赤やオレンジの演出は意図的に可能なので、自然なものかはわからない。

それにしてもマイカメラのAUTO撮影はちょっと露出が過剰でいまいちよくない。

前の安いカメラのほうが好きな色だったような…。

171025hakodatepark

↑尾根から見える人工的な黄色や赤へ行ってみると

こうでした。(17/10/25)

171025contrasthp

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171025contrasthp2

それにしても本場京都の嵐山の絶景も人間の演出なのだそうだ。

151201togetsukyo01a

(15/12/01 渡月橋から)

最後は去年のベストカットを。

3枚は見晴公園(16/11/1、11/15、11/17)

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161115miharasi_red3

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次は日暮山からの大沼小沼(16/10/19)

161019konuma

この写真を思い出すだけで、お腹いっぱいな自分は小食ですかね?

でも紅葉はコントラストがすべて、でしょ???

さて大沼へは雪が降ってから水鳥狙いかなあ。


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2017年10月28日 (土)

晩秋の675号、函館の初雪までもう少し

ネタ出しのタイミングを見計らっていましたが、

このあたりかな、と。

道道675号線。

Dd675_00_170721

またの呼び名を立待岬函館停車場線。

そもそもはどこかでブログに書かれていたのを読ませていただいて

「ほぉ」と思った1件。

171026dd675

書類上はこれ未成線ですか?

計画中止でそのまま、なら未成線ですよねえ…。

旧戸井線といっしょ。

この写真を撮って愛がないと嘆いたのは10/20だったかな。

171020tozankisei2b

この時点で日付は過ぎていた。

ロープウェイ運行中の誤情報の罪はそれなりに大きい、と

思うんですが。

ブログに書いたあと、10/25にはこうなっていた。

171025tozando

無責任に書き換えた??? 4月中旬予定も矛盾があるような…。

これタイマーで自動に書き換わる類の装置じゃないと思うんだが、

近づいて設置責任者がよくわからず。

道路管理者は北海道だろうから、函館市の責任じゃあないんだろうね。

まあ見事な連携。この変更を行った担当者個人は

函館市民ではないと信じたい。

誰も着目しない看板なら撤去してもいいか。途中

171020tozankisei

こうなって、

171025tozando2

こうだから、護国神社坂の途中でフェイクにひっかからなければ、

問題はない。でも護国神社坂を通過せずに登山道ゲートに達する確率は?

みんなさっきの標識を無視しているのかな、函館市民。函館ナンバー以外の

車もそこそこ登っていくんですけどね。

この路線、そもそもは函館山を登って降りる周遊道路だったらしい。

だから立待岬まで到達するネーミング。

しかしながら自然環境破壊の声が上がり、実質登山道ということになった。

昭和の昔の話。その経緯を知る人も少ないだろう。

Dd675_03_171016

やっぱり道道だから、ツールド北海道のコースも設定できたんだろうねえ。

御殿山を登り、つつじ山駐車場のゲートから先は未舗装路が続く。

千畳敷の先に施設があるのでこの未舗装路はときに工事車両が行き来する。

未舗装である時点で、正式には道道ではないのだろう。

この道の管轄は函館山管理事務所なのだろうか。やっぱり北海道???

車がたまに走るから穴ぼこができて人間は歩きにくい。

雨が降ると水たまり。人しか歩かない旧登山道沿いにはそういう場所は

ないようだ。

Dd675_05_171005

午前9時を過ぎると、千畳敷広場の公衆トイレ掃除用の軽トラが

ガタガタ道をとても大げさに走っていく…。そして10分もすると作業を

終えて戻っていく。

Dd675_06_171005

↑道道として成立しなくて本当によかった。

函館山の尾根から見る秋の青空は格別。

もうそろそろ初雪、ですか?

函館の初雪の平年は11/3。

登山道の閉鎖は初雪次第ですかね。ロープウェイの点検は終わるのか。

11/12までは持ちこたえろよ。

Dd675_07_171005

↑千畳敷の先まで工事車両は入れるようです。通信施設の保守整備も必要ですからね。


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2017年10月27日 (金)

北海道の観光的魅力と最新入込数推計PART1

以前「函館は北海道じゃない説」を深く掘り下げようと

いろいろ画策してみましたが、その前の段階として、

「でっかいどう北海道」の観光の近況・概要を知らねばなりません。

ネット時代になって久しい昨今、何らかの情報が発信されることそのものに

重きが置かれていてその質のバラツキに落胆することが多いわけですが。

(本ブログの函館市の幸福度の低さについて書いた記事は

安定したアクセスを稼いでいるようで…苦笑)

きょうは先ごろ発表されたブランド総合研究所の「第12回地域ブランド調査」

における魅力度上位都市100ランキングと、北海道観光局がまとめている

観光統計・観光入込客数調査とのギャップに注目してみたいと

思います。

先に結論を言うと、どっちもどっち。当たらずと言えども遠からず。

でしょうかね。

函館市は先のブランド総研のデータによると、

2014~2016年の間、3年連続で「魅力度1位」で、2017年は

V4ならず、惜しくも2位とのことです。

そこに大した意味はありません。

これまで函館が京都より上だったこと自体がミステリーです。

そこには日本人全体の北海道への憧れがあるからです。

(記事末でこれを言い換えます)

当然ながら北海道在住者は地元に愛着はあっても、地域への憧れは

ありませんからね。

さてそんな旅のイメージと現実のギャップを測るデータがこれです。

2017年魅力度調査トップ100の中に以下のように

17市町がランクインしています。

17attrcityofhokkaido
実際にこれらの市・町が行ってみたいイメージの場所なのかと言うと…

甘いんです。行く気がない人、詳しく知らない人のデータもかなり混在している

からです。これを潜在的人気と言えちゃうあたりの日本語の便利さ。

ちなみにこの魅力度トップ100にひとつも入っていない都道府県は

秋田県、山形県、新潟県、茨城県、埼玉県、山梨県、福井県、和歌山県、

鳥取県、香川県、徳島県、佐賀県と12県。

いかに人口密集地から離れていない県が多いかわかります。

またひとつの市町しかランクインしていない県は

岩手県、宮城県、福島県、群馬県、栃木県、千葉県、富山県、

愛知県、滋賀県、大阪府、奈良県、岡山県、愛媛県、熊本県、宮崎県。

千葉県のランクインは浦安市、群馬県は草津町、富山県は黒部市、

宮崎県は宮崎市ではなく高千穂町。

なんかおかしいのは青森は青森市がなくて十和田市、静岡県の伊豆市、

岐阜県の飛騨市、沖縄県の沖縄市…そうです、地名から来るイメージであって、

その先にあるのは実際に自治体に所在する観光地ではないようです。

Kurobe_110801

↑黒部第四ダムの豪快な放水

有名な立山黒部アルペンルートも

実際は黒部市を通りません。黒部市で有名なのは宇奈月温泉とトロッコ鉄道です。

さて北海道に話を戻して最初の違和感は富良野市。

もういまだに「北の国から」のイメージが絶大で、一生これで食っていく、

そんな世界でしょうか。

昨年の6位から3ランクダウンして9位の富良野市。

最新のH28年データでは入込数全道16位(前年15位)。イメージは全国9位(前年6位)

工場夜景で奮闘中の室蘭市は入込数全道28位(前年33位)。イメージは全国58位(前年128位)

110430higashi_muroran

↑室蘭駅より東室蘭のほうがメジャーかな。

最北端の稚内市は入込数全道62位(前年64位)。イメージは全国71位(前年103位)

確かに上昇の兆しは見られます(笑)

イメージ上は全国84位(前年73位)の石狩市は確かに入込数全道12位(前年同)ですが、

宿泊者数を見ると全道57位(前年同)で「名前が聞いたことがある」レベルです。

170921ishikaritoudai

↑北海道石狩町の石狩灯台

さらに、根室市はイメージ全国84位(前年120位)で人気急上昇ですが、

入込数では全道84位(前年82位)です。

160801nosappumonument

↑根室市納沙布岬のモニュメント

イメージ全国86位(前年101位)の夕張市は入込数では全道66位(前年59位)

ニュースで聞いて名前を知っている地名が魅力度上位とは、

残念ながらとても観光のプロが引用するデータではないようです。

これを無名よりはましと受け取るのは自由ですが、秋田や山形、鳥取よりも

観光の魅力が高いかといえば、そんなはずはなくすべてが遠隔地ハンデのみ、

ではないかと思います。同じことが沖縄にも言えています。


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2017年10月24日 (火)

豪華列車が流行る理由は???

さてさてちょっくら話題を変えないと…(笑)

先日、BS鉄道絶景の旅で、JR西日本の豪華列車TWILIGHT EXPRESS「瑞風」(みずかぜ)の

運行ルートの紹介をしていました。豪華列車そのもの、じゃなくてね。

東日本の四季島、九州のななつ星と豪華列車ブームです。

富裕者ターゲットの生む相乗効果があるものなのか、全然わかりませんけど。

番組で紹介された下車駅・ルートは以下の通り。

(京都発)、神戸、姫路、岡山、倉敷、福山、尾道(泊)、宮島口、南岩国、

新山口(湯田温泉泊)、下関、長門市、萩、浜田(有福温泉泊)、

出雲市、松江、鳥取、東浜(浦富海岸)、城崎温泉(泊)、嵯峨嵐山、(京都着)

番組構成的には3泊4日ですか。いやいやこんなに詰め込めませんよ。

この番組の通りに回れたら超豪華タビだと思いますが、実際の瑞風の行程は

もっとゆったりしているはず。詰め込みたいのは貧乏人根性じゃないでしょうか。

って、とても驚いたのは、自分の旅経験で東浜(浦富海岸)以外は全部訪れていること

でした。もちろん一度にじゃなくて何度にも分けて、ですけどね。

それだけ感性が合ったというか、自分がメジャーな場所を網羅していたというか。

もちろん角島や津和野や石見銀山は入ってませんでしたが、

そこまでマスト、と思えない以下の場所やお店が紹介されていて驚愕!

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↑岡山後楽園

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↑倉敷美観地区

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↑鞆の浦の展望(福山市)

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↑JR宮島口駅

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↑錦帯橋越しの岩国城

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↑長門市駅前のお寿司屋さん「はしもと」。当時外観は撮りませんでした…

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↑JR浜田駅。予定外でこの駅に降り立ちました

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↑出雲市・日御碕灯台(2回めの訪問)は高さ日本一なのだそうです。知らなかった…

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↑言わずと知れた鳥取砂丘。人間が豆粒

もちろんBS視聴層を意識してこういうことなのだと思いますが、瑞風はあくまで、

フックで番組が狙っているのは富裕層じゃない(笑)ということですね。

それにしても旅番組ってなかなか制作がたいへんそう。

鉄道絶景の旅は実際にタレントとして演者が参加せず、ナレーション参加の番組ですが、

山陰本線上りでけっこう時系列が狂っていました。

150903matsukaze2_ooda_kiha187

↑大田市駅でのダブルまつかぜ。キハ187ですかね。

特急まつかぜは利用したので注意深く見ていると、編成と時刻が合っておらず、

宍道湖の夕陽待ちカメラマンの映像の後に鳥取砂丘が登場するなど、結構無理につないで

いたようです。3泊4日の4時間SPなのにちょっと強引。

それにしても、以前言及した関口知宏の「JR2000km乗りつくし北海道編」の

再放送で番組ゲスト(ベテラン紀行作家)が

「50年前と比較すると北海道は鉄路の40%以上が廃止になっています。

全道の人口の40%が札幌に集中している現状で、やはり鉄道の採算性は望めない。

なかなか難しいけれどもっと観光に力を入れて、流行りの豪華列車を一周させるとか

考えないといけない」

そっかあ、その道ン十年のプロでもその程度なのかあ。

限られた富裕層の大名旅行でもないよりはマシ、の発想?

そもそも2泊3日じゃ広い北海道は周遊できません。

価格設定もムズカシイ。

なんか北海道には豪華周遊列車は似合わないんだよなあ。

…でも自分としては今だからこその道内JR全線踏破はしてみたい。

必要なのは乗り鉄育成プロジェクト…ですか?


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2017年10月22日 (日)

もしかしてそれって鈍感ということ?

おっとエンドレス、というか

イモヅルというか。

はぁ。

なんか期待した?通りの展開になりますな、いつも。

そんなに意図して幅広い範囲を動いているわけじゃないんだけどなあ。

はい、ブログ主の乗っていた市電は左折して函館駅前の電停に着きましたとさ。

曜日は土曜日。時計を見ると、午後5時すぎ。

車内はやや混んでいて、下車するのに時間がかかる。

っつーか、降りる客を待たずに乗ってくる。

待たれい、待たれ~い。

さて、皆さんはこれからどこへ行くのでしょう。

はい、ベイエリア・赤レンガ倉庫。

暗くなってから?

んなこたないわな。

もしかして知らない?

知っていてこのまま乗って行く?

函館市民の皆さんだって、このシチュエーションで

何割が知っていますかね。

それってそんな有名な話???

171020ropeway_tenken

171016rp_maintanance

小1時間して場所は駅の函館市観光案内所。

思えば、この場所も誰にでもわかりやすい目立つ場所じゃないよなあ。

まあ、駅にある観光案内所なんてどこも似たようなもんか。

で、ちょいと質問。

「ロープウェイの運休はどこでわかるようになっているんですか?」

すると…。

「ホームページで告知しています」

はあ?

「あとはロープウェイの運営会社の責任で周知しています」

はあ?×3

「駅前から登山バスが出ていますから」

知っとるわ、市民じゃけん。

観光案内所のカウンターには10/10~11/12は運休と

書いたA4大?の紙が見えるように置いてある。

あのう、わざわざ観光案内所まで

「きょうのロープウェイ、動いていますか?」

なんて聞きに来るでしょうかね(笑)

「ロープウェイ山麓駅からも(函館)バスが出ています」

そうなの?

ならいいけど…。

じゃあ聞いてくるわ。

次なる場所は駅前のバスターミナル、4番のりば前。

「登山バスの最終は何時何分?」

「(午後)8時30分です」

「山頂からの戻りは?」

「9時15分です。でも片道30分かかりますので、山頂での展望時間は15分程度かと」

「で、登山口からもバスが出ていると聞いたんだけど」

するとけっこう面倒くさそうに紙を1枚くれる。

時刻表ね。これがあればわかる、か。

171021busts

なるほど法定点検中用ダイヤってのがあるわけね?

おやおや?登山口から出るバスが書いてない…。

そもそもは、そもそもはですね。函館バスのほかに

北都交通が函館山定期観光バスを運行しておるわけです。

毎日3便。往復1000円で必ず座れてガイドつき、とうたっとる

わけです。必ず座れるはウリになる。

函館バスの登山バスは片道400円だけど、混むから。

そりゃ座れたほうがいいでしょう。

あのですね、夜景のちょうどいい時間帯は山頂混んでいるわけです。

海外からの団体さんも多いです。

行きのバスが混んでて30分。展望台が混んでて、寒くて、あんまり夜景がよく見えなくて、

帰りのバスも混んでいる…。

誰もがそのフルコースは避けたいでしょう。

帰りはいいとして。

はい、次。

ハコブラのサイトをのぞいてみました。

函館無料Wifiのデフォルトページにでも載っているのか。

ロープウェイ運休情報、もちろん載っています。

で、どうすればいいって???

すると詳しくは…と函館バスのサイトへリンク

そして函館バスのサイトのトップページから登山バス情報を探す。

するとPDFファイルで、

「(ロープウェイ山麓駅)駐車場から山頂まで」のシャトルバスが

午後4時から15分間隔で運行されていると確かに書いてある。

でも、「情報弱者」はこのPDF情報にたどりつけませんがな。

行き当たりばったりでロープウェイ乗り場に行き、シャトルバスに誘導されて

山まで行け、というわけだ。

大変だな、夜景を見るのも。

ホントに函館っておもてなし精神ないのね。

自分が観光客だったらゾッとします。

昔からそうですよって? 少々おもてなし心があっても、確かに

道から外れるお客様はいくらでもいますけどね…。

だから市民は夜景見に行かないんだよね。深夜にマイカーで行く???

わざわざそれもないか。

山頂からのシャトルバス最終は20時35分。登山バスの下りがその後に2本、か。

あんまり深夜になると夜景も節電で暗くなるから、一般観光客は

夜9時までにみんな下山してもらわないとね。

なんちゃって。

で、観光客の皆さんの感想は

「ま、1回見たからいいや」となるわけです。

「夜景?確かにきれいでしたよ、でも混んでいて上には長くいたくないわ」

なーんか鈍感と言うよりも、観光をナメていると言ったら言い過ぎでしょうか。

黙ってても観光客は来る、と思ってません?

ことしは去年の事故のせいで、点検期間が少し長いよう。

雪が降って登山道が閉鎖になれば、ロープウェイか歩くかしか

山頂へは行けなくなる。そして観光客も減り、バスも山麓駅まで

間引き運転。

もう冬は夜景ってな季節じゃないよ、という話らしいです。

きわめてアマチュアっぽい。

札幌に抜かされて三大夜景に漏れる理由はそこにもあるのでは?

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2017年10月21日 (土)

またしても…修正力がないってことは、愛がないという事

自分が気づく「タイミング」もありますが、なかなか見事です。

じゃあ、まずこの三部作。

171020ropeway_tenken

でも、ご存知のように

171020tozankisei

ここまでは整合性がある。

でも、

171020tozankisei2

171020tozankisei2b

見たらわかるでしょう。

今に始まったことではないので、これでいいようです。

で、数日後にいよいよレポートを予定しているこれ。

171016n_hanamaru22_

誰が作ったか、お店自身が指摘しなくちゃね。

で、裏がこうなってますが、逆方向からアプローチすると、

裏側よく見えますよ。

171019kiralis_korewaura

でもって、キラリス、ビルの来場者は増えたのに、

これで、

171019macchashirayk

これ。

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相変わらずの(月曜5倍を活用しても)10000円は買わないと

最初のメリットがないポイントカード。

ご近所ならともかく、自分ならその前に飽きます。

せいぜい週イチ。ライバルも多いし。

15か月もかかってB1F開店って

別にビジネスチャンスじゃないんだ…。そう思うのです。

実はチャンスでも何でもないんだね、

救世主は気のせい、ということか。


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2017年10月20日 (金)

カレーの名店?たまたま?じゃないよね。

先日当ブログにて

「りんさん」で次回はカレーチャーハン、宣言をしたところなんですが、

それが頭の片隅に残っていて、別の食堂で食べてしまいました。

171020daikokuya1_2

カレーチャーハン、じゃなかった、ドライカレー。(スープ付き)

玉ねぎの切り方と肉の大きさがちょっと違うような気もします。

期待通りの味だったので突っ込まないのですが、

自分で撮った写真を整理して気になったのがこれ。

171019koike_2

なんかヘン。置かれたまま撮っちゃだめだった。

自分の不注意という気もしなくはないけど、

気づいてなかったからね。

気づいていたら即座にブログ記事候補にしたはず。

待てよ?このお店、何度も行っていてブログに書いている。

確認してみよう。

初回。

151209gansokoike2_2

2回目。

151230gansokoike_2

おっと初回は自分でルーをかけて撮ったんだっけ。

ということで今回だけ偶然ということがあってはいけないぞと。

細かい気配りがそこに出る。

ただのカレーの場合は自分でルーをかけ、カツカレーは

ルーがかかって出てくる。

自分が左利きなのは勝手な事情として、今回はごはんとカツとルーの位置関係が

しっくりこなかった。よく見るとカツも違うようだけどね。

そういえば、別の大衆食堂で、ご高齢の女性が美味しそうに?

食べていたので、つい「自分も!」と頼んでしまった同じメニュー。

170925tsugaruya_4

その食堂の看板メニューでも何でもないんだけどね。

先のお店のカツなしカレーと値段は同じ。

カレールーが多すぎて、小ライスを追加注文して自爆しそうになった

カツカレー。

値段の差の分だけ味の差があるのか?

わかりませんけどね。

料理は見た目もだいじ。美味しそうなのはどっちです?

やっぱり美味しいランチ、空腹こそが最良のスパイス、

ということにしておきますけどね。

なんかやっぱりそれをカバーする要素、伝統のチカラ、欲しいなあ。

300円安いお店のほうが営業時間が長い。

そのお店だってかなり古いけど?

空腹を我慢できない自分がこんな連鎖に気づいた、

ということで。


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2017年10月18日 (水)

函館という終着駅

前日のヘビーな話とは直接結びつけようという意図はありません。

念のため。

今週木曜日深夜にBS103「新日本風土記」の「終着駅」再放送があるようです。

終着駅というコトバは受け取る側でかなりニュアンスが違うようで。

列車の終点=終着駅と思っている人もいるみたい。

広い意味ではそうですけど。

ところで函館って終着駅、なの???

160929hakodatezeronow

↑函館駅構内の函館本線0kmポスト

ここでの定義としては列車の終着で、別方向へ乗換不可能な駅

(いわゆる行き止まり)ということで記事進行します。

そうでないと上野駅にも東京駅にも終着駅のイメージを

持っている日本人は多いので。

だから函館って終着駅???

自分なりの答えは、

情緒的にはNO。

全国のJR終着駅で、長崎に次いで人口が多い街。

北海道の最南端という地理的特徴のせいもありますけどね。

鉄道路線的には、物理的?にはわずかひと駅ぶん確実に終着駅。

とはいえ実質的には道南いさりび鉄道が乗り入れているので

今回の定義からはすんでのところで除外、かもしれません。

青函連絡船がなくなって、形式的には終着駅になったものの、

青函航路の代わりに津軽海峡線・江差線が機能して、乗換機能は

残った、というのが正確なところでしょうかね。

160929toferry

↑ホーム端の0kmポストとは別に青函連絡船桟橋へ向けて伸びているレールの痕跡

函館が終着駅だから終着駅に興味を持ったわけではありません。

いろいろと端っこ好きだからです。約20年前のこと。

当初、夏タビは灯台がテーマでした。灯台はフツウ岬の突端にありますね。

そのうち鉄道の終点が気になるようになりました。

特に北海道。突端は特に意識しないと行かないと思うわけです。

函館を除いて人気観光地は意外と突端にはありません。

最果てのロマンを醸し出していても、そこまでメジャーになりきれないのは

行くのが大変だからなのでしょう。

そこがいいんですが。

今回、終着駅ロマンをかきたててくれたのは2005年のNHKの番組、

関口知宏の鉄道乗りつくしの旅JR20000km・北海道編(再放送)でした。

当時は現在よりもJRの営業路線は若干長かったようですが、

自分ではけっこう行ったつもりだったのに、行ってない駅のほうが

多いことを知り、がっかりしました。

いつかJRの単独終着駅、だけは制覇しておきたいと思います。

不採算から廃線、廃駅が増える中、いままで残ったことには理由があるわけですから。

例えば…

・主な踏破駅

(北海道)稚内・根室・様似・新千歳空港…増毛・江差
(青森)三厩・大湊
(栃木)日光
(鳥取)境港
(山口)仙崎
(福岡)門司港
(長崎)長崎
(鹿児島)志布志

・主な未踏破駅

(北海道)新十津川・夕張
(秋田)男鹿
(富山)氷見・城端
(福井)九頭竜湖
(岡山)宇野
(広島)可部
(三重)伊勢奥津
(徳島)鳴門
(鹿児島)枕崎

ちゃんと数えると半分弱かなあ。

話は(分岐して)まだ先へ続きそうですが、

まずはここまでにしておきます。

終着駅スタンプラリーも面白いと思うけど…。

そうそう終着駅=始発駅という逆転の発想もあるようです。

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↑JR稚内駅。ここまで到達して枕崎へ行ったことがない、というのはいかんだろうな。

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↑根室本線の終点なのに最東端でないJR根室駅

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↑廃線になっていないにもかかわらず、すでに列車が直通することがなくなった日高本線、様似駅

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↑留萌本線・留萌~増毛が廃線になったあとで、改築が決まった増毛駅(2015年撮)

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↑旧JR江差線・江差駅。木古内~江差の廃止は2014年にもかかわらず、街の中心にないこの駅は観光客がなかなか訪れません。

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↑JR津軽線・三厩駅。津軽線よりバスのようが便利だったりして。北海道新幹線が開通して寂れたのかも???


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2017年10月17日 (火)

マナー問題…温かい目と厳しい目、両方

よーく考えていくと、それらがつながるので、

これからの世の中なかなかこわいです。

以前、江差行の長距離バスの中の話を書きました。

ごく最近も室蘭線の白老駅近くの踏切で、交差点と間違えて

線路へ左折(右折?)した自家用車がニュースになっていました。

笑えない話とマナー違反・非常識は紙一重です。

人間、やさしさや思いやりは重要だと思いますが、

道を踏み外している人にどう接するか、には

なかなか正解が見つけられません。

とりあえず直接の利害がなければ黙っておこう、となりがちです。

フィールドワークを徹底すればするほど見えてくるのは、

放置できないマナー違反・非常識は、若年層より高齢者に多い、という

ことです。

それがどこから来るのか。日々の生活のストレスから来る、という意見も

あるかと思います。

ただそうとも言い切れないように思うのです。

いろいろと腑に落ちる部分に遭遇しました。

まずはこれ。

Nofeeds171016

この時点では笑い話です。

この看板から50m近辺でマナー違反な人を見たことはありません。

それは愛のない看板だからです。

ネットでは具体性をもって記述すると、思いがけない事態を招きますから

慎重に言葉も画像を選びます。

なぜダメなのかを周知しないほうにも問題があるようです。

Nofeeds171017

某所のこの看板は以前このブログでも紹介しましたが、

なかなか守られていません。

で、ことしの10月以降の写真が2点。

Nofeeds171017b

171006nofeeds

リスだろうが、池のカルガモだろうが、看板を知っていての餌やりには

理由があるのだろうと思います。問題はその理由でしょう。

171016noenter

某所のこの看板も不思議に思っていましたが、

先日、思いっきり分け入っている人に出会いました。

その高齢者はクロツグミを撮影している自分の背後から

話しかけてきて

「こないだね、こんな立派なキノコが生えていたんだよね」

なかなかのナイスヒントですね。

最大驚いたのはこの注意書き。

Nofeeds171016_sjk

いくら某所と言ってもこの場所を知る人は数少ないと思います。

最初自分は

「立ち入り禁止を構造物の奥に表示する奴がいるか」

と思いました。

近くで会った人にその話をしたら、

常習者がいるのは有名な話」

だそうです。

注意看板を設置することで、行政は苦情に(懸命に)対応している、

で本質は何ら変わりません。

あくまでも個人の意見で

「他人(あくまでも人間)に迷惑をかけないからやっている」

「自分が楽しいからやっている」

そう言うのでしょう。

人生の楽しみをそこに見つけてしまい、

相手(人間とは限りません)への思いやりがないことに

気づこうとしないのであれば、重い重い病でしょう。

これと観光のサイドから重なるテーマがあり、近々書きますが、

最後にこんな画像で締めましょう。

171009miteiru

実は自分は彼の後ろから5~6分、観察していたんです。

彼が何を意図しているのか。

タッチパネル形式の案内板ですが、広告情報が埋められていない位置は

パネルが反応しません。それをなかなか理解できずに何度も何度も

トライしていました。

とうとう「何かお探しですか?」と声をかけてみました。

「いえ、別に」

…でしょうね。

案内板の外見をした広告ですから、掲載されている情報のほうが少数です。

いまどきこれを真剣に利用しようとする人は…

情報弱者なわけです。こうしたブログを読むような人間には理解できないでしょう。

ほんとうに彼は観光名所やホテルを探していただけではありません。

タッチパネルの構造がよくわからないので触っていただけです。

そう思ったんだから別にどうだっていいだろう。他人のお前に関係ない。

そこです。

オドロクチカラのLvの話だったわけです。

この振幅の狭さに「どっしぇ~!」とばかりに

ブログ主は「オドロキ」が隠せないわけです。

何しろ、いずれのケースも「そういう意見もあるだろうよ」が見事に欠落しているからです。

わかってやっている、と

マジわからないからやっているの違いです。

泣けてくる話です。


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2017年10月16日 (月)

最近、あの有名デュオも訪れた、とか…

函館塩ラーメン…函館のラーメンと言えば、塩だよな。

それ、誰が言い始めたのでしょう?

とりあえずガイドブックには「塩ラーメンを食べるなら…」と

いろいろ紹介されておりますので、まあ観光振興的にも

異を唱えるのは自粛したいところ。

ただ、あくまで個人的意見ですが、塩ラーメンは一食にカウントしない、

というのがありまして、小腹が空いたときに

「塩ラーメンでもいっとくか」というポジションなわけです。

ですから、塩ラーメン専門店なんて、もってのほか。

(つーか、そういう店は存在しないと思いますが)

別に観光客の皆さんが、滞在中の何食かのうちの一食を

塩ラーメン!というのには反対はしませんが、

どうもガイドブック上は勘違いを誘うような作りになっているように思います。

「一食にカウントしない」以上、価格についても800円とか、900円とか、はないわけで。

シンプルイズベストなのが函館塩ラーメン、もの足りないぐらいにあっさりしているのが

良いわけです。

そんなこたあ函館市民なら百も承知。だから市内のラーメン提供店のメニューに占める

塩ラーメンの比率は実際には大したことがないと思うわけです。

さて、得意のながーい前振りのあと、

「いけね、ここ行ってなかった!」「灯台もと暗し!」と登場するのが

湯の川の「りんさん」です。

171010rinsan

171010rinsan_ent

このお店、今はなき函館の某重鎮(面識はありません)が自信満々に、

「塩ラーメンならココがいちばん」と言っていたのは知っていたのですが、

なぜか、前を素通りばかり。

まあ、「小腹が空いた」タイミングがないせいでもあるんですけどね。

たまたま絶好のタイミングに遭遇し、

一食では足りないので、「塩セット」750円をオーダーして、

上がった丼を見て、見ただけで納得。

函館トップ3レベルでしょうか。

そう思って丼に箸を持っていこうとしたまさにそのタイミングで、

あの2人組の有名アーチストが突然来たんだよ、という

店主と常連さんの会話が耳に飛び込んできたのでした。

(ブログ主が訪問した10日ほど前…でそれが誰か想像してくださいな)

有名アーチストですから星龍軒に並ぶわけにいかないのは重々わかります。

素敵なチョイスをしたもんです、イベンターサイド。事情通。

なにやら(本人たちの)インスタにアップされたのを見て、すかさずファンが

フォロー来店したのだとか。

実はその話をしたい店主さん。でもそのせいで大繁盛を潔しとしない、と

見ましたね。

話を聞いていた常連さんは、話の中身が全然わかっていない様子でしたが、

それはどうでもよくて、

750円の「塩セット」に満足できれば御の字。

まさに「また来るね!」という感じの実力店と見ました。

そうです、函館塩ラーメンはごくごく普通の中華料理店で供されるものです。

専門店じゃあない。だから次回のオーダーは

「カレーチャーハン!」

ですな。


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2017年10月15日 (日)

どう見える?函館という「マーケット」

例の新規開店について、遅かれ早かれコメントしたいと思いますが、

それと比較したい好例が見つかりましたので、先に紹介したいと思います。

結論を急げば、ちょっと気になる、まだ全面的には支持できない、

ということで、テキストとして実名は伏せますが、画像から判断してください。

その前に、振りが長くなりますがここから。

ある晩夏の1日。見事な晴天でした。フェリーターミナルの海峡日和で午前中

「海苔だんだん」を食べて、七重浜~上磯へと向かった日でした。

170904ferry

まず国道沿いにそのチェーン店の「久根別店」に遭遇しました。その時点で

そのチェーンは函館市内では知りませんでしたので単に「!」となっただけでした。

その先でちょうど1年前にランパス頼りで訪れたラーメン屋さんが閉店していました。

ランパス、使えなかったんだなあ…まだそんな感想でした。そりゃつぶれる事情も

あるんでしょう、と。

上磯からの帰り道、函病の脇を通ったときに

「そうだ、ポールスターにパスタ屋さんがあったよな」と思い出しました。

でも4月まで営業していたはずのそのお店はすでに閉店していました。

ポールスターで営業している飲食店はわずか2店舗で、うちの1店舗は

ラーメン屋さん。最近開店したようで、以前市内に数店舗展開していた

「ずん・どう」の後釜のようです。もう1店舗は久根別で見かけたそのチェーン店

でした。1日で2店舗に遭遇。下降ベクトルに

気持ちが盛り上がらず、ネットで近所に別の飲食店を探しました。

その名は〇○食堂。しかし探しあてて行ってみたら

なんとその食堂も閉店していました。

いやあ、行ってみた先で立て続けに3か所の閉店に遭う日もあるんですねえ。

定休日じゃなく。

その日はもうひとつの選択肢を繰り出し、無事夕食にありつきましたが、

そこではこんな目にあいました。

170904ent_n

↑自動ドアの先にこんな扉のある店。ナントこれは左に空く引き戸。元スナックの居抜き?

飲食店に関して、こんな波乱万丈な1日はありませんでした。

前振りがここまで。

1軒め発見から1か月も経たないうちに展開3店舗めを

ふだんよく通る道に発見。ここも長らく空き店舗だった場所です。

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さすがにこの場所なら選択肢に加わること必須です。

食べてみました。安いです。

171005ugaura_0

これでランチ610円は確かに安いのですが…。

思い起こせばこのお店を知ったのは○○市の本店じゃなく、

札幌競馬場の構内店でした。

道の向かいには地元の吉〇のグループ店が展開されていて、

ぶつけてきたんでしょうか。

ここまではこのネタ、どう切ろうか決めてませんでしたね。

最後の詰めにこのチェーンの公式サイトを覗いてみました。

残念なことにサイトには全然力が注がれていない印象を受けました。

函館のこの開店したばかりの新店舗は掲載されてませんでした。

171009ugaura

本店の所在する○○市外への展開は、札幌、稚内、苫小牧の次に

函館(北斗)のようで、しかも函館(北斗)で早くも3店舗め。

このスピードはもしかしてフランチャイズ展開???

それにしても久根別、港町ときて、この場所。

真打登場とするには、向かいのライバル?店に比べて圧倒的に

駐車スペースが狭いですねえ。

看板メニューがもっとも高価なこのチェーン展開、

地元の評価は果たして…。

しかし、ここでカレーは食わない、な。


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2017年10月14日 (土)

マユツバの150、リアルの131…函館山vs鴎島

誰かの自己犠牲の精神が必要なのでしょうか、それとも…

はこだて検定のテキストにも函館山では150種の野鳥が観察される、

と書いてあります。

170516mth_side

嘘を承知です。

ご丁寧にこの数字は迷鳥を含むので、

実際には普通に見られるのは100種程度と補足してあります。

そしてこの100種は具体的に何なのかは、公表されていません。

検定テキストに例として具体的に記載されている数は20ちょっとです。

これは以前ブログにも書いたことですね。

あわせてこんな資料も紹介しました。

七飯町および大沼国定公園で観察されている野鳥→225種。

こちらは225種をすべて種別月別に

[多い・ふつう・少ない・ごくまれ]

とリストにまとめてあって2013年制作の資料でした。

ただこれも実際にはそこまでは役に立たないことがわかりました。

当該月に森林帯で多く見られるという鳥は、天候や時間帯の条件を

満たした上で、しかるべきポイントへ足を運べば50%前後の確率で

存在を確認できる…ほぼそれに近いニュアンスだと推定されます。

「森林帯のしかるべきポイント」はもちろん慣れた人間にしか

わからないでしょう。

まるで、函館山より大沼のほうが圧倒的に野鳥観察に適している、

と主張しているだけかのように思えます。

もし、そうなら陳腐な対抗意識です。

これだけでも野鳥観察には知識とテクニックが必要なことがわかるかと

思います。初心者にはリードしてくれるガイドが必要でしょう。

野鳥観察のスポットを探す、ひとつの手段として地元の野鳥の会が

観察会を実施している場所、というのがあげられます。

観察会参加は特に初心者にはそれがおすすめかもしれません。

なんとなく姿を見かけたり、声を聞いたりすることはできるはずです。

でもしっかり静かに観察した上で撮影をしたいとなると、

団体行動の観察会では十分ではないようです。

170928kaiyomaru2

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江差の鴎島。野鳥観察でなくても景勝地として有名な場所です。

一度6月に訪れたことがあり、土地勘があったので、今度は秋の時期に

2017年のマイテーマであるシギチの通過を観察できるスポットがないだろうかと

ネットを検索してみました。

「鴎島 野鳥」と検索したらすごい資料がヒットしました。

約3年間にわたり、檜山振興局の野鳥に詳しいスタッフが、業務時間外に

数百日レベルで継続して鴎島の野鳥を観察・撮影して記録した資料です。

8割がた写真撮影に成功していてるのも非常にリアルな情報。

鴎島のエリア別に131種が網羅されています。

これが振興局のサイトにおいてあることがなかなかにすごい。

聞くところによれば、観光振興の一助として、ごく一握りの愛好家だとしても

鴎島の自然の素晴らしさを伝えられたら、と実践した結果とのこと。

日本海側の離島のいくつかは、本州を経由しない希少な渡り鳥が観察されるという

ことでマニアを集める場所があるので、江差にもそういった傾向があったらすごいと

いう思ったらしいのです。

残念ながら「そんな鳥が来てるの!」という迷鳥は期待通りは登場せず、

鴎島は離島ではなかった、ということですが、職員が本気で調べてみたということでは

その熱意は江差>七飯>函館であり、観光全体に占める野鳥観察の比率が

江差>七飯>函館であるということなのでしょう。

それに自治体として継続的な予算を配分する余裕もないのでしょうね。

そういった危機感の有無がどれだけ現実に作用するかは何とも言えませんが、

どこへ行けば珍しい鳥に会えるか、という視点から発想すれば

従来とは違った「観光」情報発信も可能ということです。

170928hayabusa3

↑今秋の鴎島の「成果」は、強風のためか、島の崖に住みついているハヤブサ君がめちゃくちゃ遠くに見えただけ。ザンネン。

嗜好の多様化の時代にマイナーを侮るなかれ、と思うわけです。

ただいっぽうではマイナーな場所に観光客が増える弊害、もなきにしもあらずなわけで、

野鳥愛好家は「自分だけが知るポイント」を荒らされたくないですから、

珍鳥情報をネットに晒すのはポンコツ扱い、マナー違反とされています。

難しいのはそのバランス。

野鳥観察(撮影)が趣味として、素養として広がることは好ましいと思うのですが、

並行してマナーの欠落が目立つのはとても残念なことです。

鳥見、鳥撮りに限らず、マナー問題には別のアプローチが必要なんでしょうけどね。

函館山ふれあいセンターの案内板↓

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思わず突っ込みたくなる愛のなさです。野鳥観察を含め、函館山登山の観光客は実は欲しくないようです。


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2017年10月12日 (木)

旅鳥パズル2017秋ー番外編(2)

番外編(2)は撮っていて気づいたシギチならではの表情。

砂浜の漂着物の陰に隠れて、ひと休み。まる見えなんすけど。

写真は上から順にイソシギ、トウネン、ミユビシギ

170913isoshigi4_2

170825tounen1

170925miyubishigi4

これはありがち。撮影者に対して警戒を解いている野鳥は

いつも愛らしいと思います。

それはいいとして、この夏から秋にかけて、

幼鳥を中心に少数ながらシギチをいろいろ

撮りましたが、共通の表情を発見しました。

題して、「空を見なよ」です。

写真は上から順にトウネン、ミユビシギ、キョウジョシギ、ムナグロ、オオソリハシシギ

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170914oosori10

撮影者を気にして「何?」という表情をするいっぽうで、

頻繁に横目で上空を見るようです。

これは天敵である猛禽類を警戒しているのでしょう。

撮影している人間に対して注意を払ういっぽうで、同時に上も

警戒するシギチ。幼鳥でもそこは本能なんでしょうね。

同じ種類が複数いると、群れの中で警戒役がいるようですが、

はぐれ1羽の場合は自己責任なので大変でしょう。

低い姿勢でシギチを撮っている側は、上空の猛禽には気づけないんですよね。

8/25に17羽のトウネンの群れを撮って撤収しようとしたとき、振り向くと一瞬

チョウゲンボウ(ハヤブサの仲間)らしき鳥影が降下しました。

あわてて砂浜に戻ってみましたが、

さっきまでくつろいでいたトウネンたちの姿はありませんでした。

チョウゲンボウも(天敵の)人間を警戒して目の前で狩りはしないようでした。


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2017年10月11日 (水)

旅鳥パズル2017秋ー番外編(1)

10/9現在「面白い場所」はキアシシギ1羽になってしまいました。

最盛期は4羽いたのに、1羽だけ取り残されてしまったのでしょうか。

仲間がいなくなって、砂浜まで餌を食べにはあまり出てこないようです。

慎重になっちゃうんでしょう。

旅鳥パズル本編(1)~(5)は8/23に八雲でトウネンを見て以降、市内で出会った

シギチの話でした。

旅鳥パズル2017秋ーPART1
旅鳥パズル2017秋ーPART2
旅鳥パズル2017秋ーPART3
旅鳥パズル2017秋ーPART4
旅鳥パズル2017秋ーPART5中締め

いずれも数羽の小さな群れか、はぐれ1羽。

トウネン、イソシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、オオソリハシシギ。

道南でまあまあ珍しいのはオオソリハシシギぐらいかもしれません。

実はこのほかにも出会いがありました。

アカエリヒレアシシギ。

場所は市内、ですが噴火湾側の小さな河口。

このときは狙いを定めていたいくつかの河口のうち、もっとも遠い場所で、

順番にチェックしようという作戦。

170920ostb_portk

↑なんの変哲もない小さな漁港の向こうに小さな川が流れています。

170920akaashi_hireshi0

↑なんか小さな鳥が川を横切って泳いできます。

川の名前もよく知らない初めての場所。

カモメが群れていたので、ここは違うよな、と思ったそのとき、

動き回る小さな白黒の鳥を見つけました。幸運でした。

アカエリ~なのに白黒なのは幼鳥だからのようです。

170920akaerihireashi06

170920akaerihireashi10

臆病なそぶりは微塵も見せず、動き回って食事をしたあと、は

のんびりお昼寝モードに入りました。

この日の被写体との出会いはこの1羽きり、でした。

別の日。先の場所からはもう少し離れた灯台のある砂浜を訪れて

みました。室蘭がよく見える場所で、胆振方面からの渡り鳥の通過ルートの

可能性が高い場所です。

170925sawarakaigan

最初、灯台の先まで行ってみました。ちらほらカモメがいるだけでした。

せっかく来たのにはずしたか…そう思って油断した砂浜を歩き始めて数分、

小型のシギチ4羽が足元から飛びました。

失敗。もっと慎重に進まないと。

砂浜を2~3km歩いて、3グループのシギチに出会いました。

170925_02a

最初はこのトリオ。この3羽が行動を共にしていたかは定かではありませんが、

ワンフレームに収まってくれました。

左から、キョウジョシギ、メダイチドリ、ムナグロそれぞれ1羽ずつ。

2番目は周囲がすっきりしませんが、

メダイチドリ1羽(右)とトウネン2羽。

170925medaic_tounen

メダイチドリがひとまわり大きく、トウネン2羽の

保護者のようです。左側のトウネンはお昼寝中でなかなか顔を上げません。

そしてラストはこの2羽。

170925miyubishigi1

トウネンに似て小さなシギですが、どうもミユビシギのようです。

快晴、直射日光の下、こちらもすっかり休憩モード。

昼寝のじゃまをしてしまいました。

面白いのは番外編のこの計9羽はすべて幼鳥と思われることです。

まだ経験と体力が不足していて、沿岸を休み休み南へ移動しているのでしょう。

無事生き抜いて越冬地へたどり着くことができたら、来年はここへはもう立ち寄らないはず。

春の北上は成鳥ばかりで、滞在期間は短く、秋は滞在確率が高いぶん幼鳥ばかりという

システムのようです。

その意味で道南の旅鳥はリピート率は期待できず、基本的に

1年限りの出会いなのでは?と思います。ただただ確率との戦い。

でも何がいるかわからないが、何かがいる場所、というのもなかなか面白いと思います。

それにしてもオホーツク海側の網走の湖では10月に入ってまだハマシギの群れがいるのだとか。

(ハマシギもとてもありふれたシギですが、道南には寄らないらしい…)

種類によって移動時期の早い遅い、期間が長い短い、もちろん経由地にも差があるシギチ。

なかなか深いです。


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2017年10月10日 (火)

続ICAS nimoca事情…いまだ使ってみないとどれだけお得かわからない、ということで。

導入から半年。ICAS nimocaも順調に普及しているのでしょうか。

「残念ながら」個人的には順調と見ています。

170404icasnimoca

函館の人は大らかな人が多く、細かい金銭的な損得にはこだわらないのでしょうね。

それにしても、函バスの車内放送で聞く

「乗継割引が最大160円」には抵抗があります。

従来のイカすカードでも(現金利用でも)同じだったのですが、

いかにもICAS nimocaに変えるとトクするような言いっぷり。

そこでおや?と思ったんですが、

イカすカード利用者はICAS nimocaに変えないが、

イカすカード非利用者がICAS nimocaに変えているのでは?と。

もしそうなら、それが本質です。

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現金利用と比較すれば、ICAS nimoca利用のほうが、それは確かに便利です。

そんなことを考えていて、あるときこんな場面に出くわしました。

市内から函バスの椴法華行に乗車したわけです。

バスは南茅部支所で鹿部行に接続します。

同じように市内から鹿部行に乗車しても南茅部支所で

椴法華方面古部行に接続するダイヤになっています。

わずかな停車時間で、運転手さんに質問してみました。

南茅部支所で鹿部行に乗り換えたとき、乗継割引は可能なの?

すると

「それはできません」

とのこと。

接続するようなダイヤを組んでいても、割り引かないというのです。

「ICAS nimocaでも同じこと?」

すると運転手さん、

「ICAS nimocaなら同じ停留所から一定時間は乗り継いだと判断すると思います」

じゃあ、聞きますよ。

「市内の特定の停留所で途中下車して、用事を済ませて同じ停留所で

別のバスに乗り直したら、それは乗継割引する? 

指定の乗継停留所じゃなくても大丈夫?」

するとちょっと困った様子に。

無意味に?同一路線上で何度途中下車しても無限に継続乗車と

判定してくれるICカードなんて聞いたことがありません。

最初に乗車した路線と違う行先の路線に乗り換えるから割引です。

そもそもは昔存在していた路線を間引く際に不便にならないような配慮

だったのかもしれません。

東京で都営地下鉄と東京メトロの乗換(割引料金)をするときだって、

乗換指定駅で乗り換えているわけです。

実際にどうなるか試してみろっていう話?

するとなんと運転手さんの言うことには

「実際はね、現時点ではイカすカードのほうがお得なんですよ。

もしそこを質問するお客さんがいれば自分はそう答えています。

会社的にはICAS nimocaの普及に力を入れてますけどねえ」

好きですよ、こうしてホンネでコメントしてくれる人。

好感度アップ。

そのいっぽうで、こんな会話をしている乗客もいます。

「ICカードにすれば、電子マネーとしてコンビニでも使えるんだよ」

ポイントがたまらないのにぃ???

いまどき主要道沿いにはコンビニがあふれていて、どのコンビニの

どの商品にするか選べる時代ですが、まだまだ函館には

コンビニ自体が珍しい人もいるようです。

ふだん電車・バスを使わないから、全然ピンと来ないという人も

いるのでしょうか。

ICカードは顧客を囲い込むために、それぞれでポイント加算を

設定しているわけですから、Tカードのようなポイント専用を除けば、

汎用性はないわけです。

「コンビニでも使えるんだよ」

それを誰が誰に対して言ってるのかが、問題です。

年少者が年長者に言っていたような記憶がありますが、

そうだとしたら深刻です。

木古内駅まででも集客好調、道の駅のライバルは、新しくできた

セコマというご時世。

発行する側から見た電子マネーのプライオリティは、

プリペイドであること。それを小銭要らずと置きかえてプロモします。

チャージするのが面倒、と言えばクレジットカード機能を付加して

オートチャージにします。

自分で管理しなくていいのが便利と思わせたもん勝ち。

とっくに時代は気づかないもの負けの世の中ですけどね。

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2017年10月 9日 (月)

つまり毎日出会う、山・海・川…

なぜ、函館山の見える風景を特集してみたかと言うと…

おっとその前に前回の答え合わせをしておきます。

まあいまさらしなくても、見てわかったとは思いますが。

(1)中の橋
(2)サツドラ函館日の出店前
(3)五稜郭タワー
(4)立待岬手前啄木一族の墓付近
(5)基坂下
(6)はこだて未来大学付近
(7)七重浜
(8)上磯
(9)渡島当別
(10)木古内
(11)汐首
(12)志海苔~根崎

170825fromshiokubi2

(11)における函館山の位置はこのあたり。限界点ですから遠いです。

西部地区の住民や、麓で生まれ育った人間以外で、

函館山はどこから見ようと函館山でしょ、なんて思う人は

いないと信じていますが、それもまた個人的な意見かもしれません。

地元愛、原風景は人それぞれです。

まあ、こんな記事が函館ローカルの「人気記事」上位に

ランクインするようなことはないわけです。

さて、今度はことしの夏から秋にかけて撮った道南の海岸線の写真。

函館山の写っていないもの。函館山の見えないアングル。

ここまで来るとこれがどこから撮ったものか特定できる人は

ぐっと少なくなることでしょう。

170905setarai

↑ここは函館方面から汐首岬をまわった少し先の瀬多来です。函館山がほんとうに見えなくなりました。せたらい、とは何をもって記憶すべき地名かご存知でしょうか?

170915menagawa

↑旧恵山町・女那川河口

170905menagawasaki

↑これは女那川河口から恵山方面に少し進んだあたり

170915esankaigan

↑そこから小さな岬を越えると恵山の雄々しい姿が目に飛び込みます

道南の海岸線はかなり細かく入り組んでいて、函館山はランドマークとして

もっとも広い範囲から認識することができますが、同じ函館市でもそれが視界に

入らない場所も全海岸線の4割前後あるようです。

今度は海岸線にこだわらず山の見える風景。

いずれも有名な山ですから、山の名前はわかると思いますが、

撮影地の特定はどうでしょう…。

160524esan618

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160916washinoki05

170925komagatake_sunasakilh

1枚目が恵山、2~4枚目が異なる角度からみた駒ケ岳。

こうして撮ってて思うのは、

函館山は函館湾沿いに木古内まで見えますから、北斗市のほぼ全域で

見えるわけですが、同じ函館市内でも汐首岬よりも東へ行くと、

今度は山と言えば恵山となり、岬をまわって鹿部方面へ進むと、

その恵山も見えなくなります。そこから北西へかなり進まないと

駒ケ岳は見えてきません。駒ケ岳もアングルによって印象が変わる不思議な山ですが

旧南茅部町のエリアからは死角です。

それが例の答えのひとつ、だと思います。


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2017年10月 6日 (金)

「函館山のある風景」について

まずは函館山という第一テーマ。

自分が住む函館に愛があるとかないとか。

わが街函館の歴史に関心があるとかないとか。

そして函館の将来に不安を感じるとか感じないとか。

人それぞれ、だとは思います。

自分の見解はあくまで自分の見解。

それをどう表現するか、だけの問題。

あくまでも個人の感覚の問題ということは言えますかね。

市内のどこかへ外出したとき、まあ函館山をよく見ます。

見かけます、じゃないですよ。

五稜郭タワーも意識しますが、ほんとうによく函館山の方向を見ます。

外に出て山を見ないのはコンビニやスーパーに直行直帰のときぐらいでしょうか。

晴れていればよく見えているなあ、と。

雲がかかっていれば、きょうは夜景ダメだろうなあ、と。

夜景を見に行く予定は年に1回あるかないかですが、天気を気にするとき、

帰路を気にするときに函館山は欠かせません。

これ、青柳町や宝来町などの麓に住んでいる人の感覚とはまた違うと思いますね。

函館のシンボルとも言える函館山、そういえば以前いろんな場所から見える

函館山の写真をいろいろ撮ったことがありました。

きょうはまず初回ということで、さまざまなアングルからの函館山を並べてみることにします。

これで距離を別にして函館山のどの方角から撮った写真かわかるなら、

函館ツウと言えるでしょうね。

(1)難易度★★ 函館山「から」よく見える場所なので、そこから山を撮った写真

151009nakanohashi

(2)難易度★★★ これも函館山から見て夜景的に非常に目立つ構造物のすぐ前で撮った写真。これはわからないはず

150923satudramae_mt

(3)難易度★ このアングルがわからないようでは函館市民の資格なし

151106hakodateyamagoryoukaku

(4)難易度★ 意外となじみのないアングルですが簡単でしょう。少し小高くなっていて駒ケ岳も見えるアングル。

160407fromtakubokubochi

(5)難易度・論外 ポイントはこれを撮りたいときは朝にいかないとすぐ逆光になります。とかいって正午近くに撮ってます。

160415motoizakamth

(6)難易度★★ このアングルを見慣れている人も多いのかも。人口が割と多いエリアですね。(3)にやや近いか。

151023hakodateyama

(7)難易度★ ヒントがあるのでこれはカンタン

160505fromnanaehama

(8)難易度★ これもヒントがあるのでカンタン

160505kamiisosanbashi

(9)難易度★★ (8)のもうちと先です。

160512mth_fromtobetsu

(10)難易度★★ 見慣れていないかもしれませんが、ここが限界点。

170928triple_kikonaia_2

(11) これが(10)から見て逆視点。あれ?函館山はどこ?

170825fromshiokubi

(12)そしていつも自分はこんな角度から見ています。

170825mth_nesaki





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2017年10月 5日 (木)

そこに「優しさ」を求めたら「ナンデモアリ」になりませんか?

欲がなくなって求めなくなるのがいちばん危ない気がしますね。

欲望は生に対する源泉。

格別どこへ出かけたいとも思わない。

人に会いたいとも思わない。

新しい体験をしようとも思わない。

普通に生きていれば、人間それなりの刺激を受けるはずですが、

その刺激を弱めよう、もう要らないとするのは明らかに劣化の兆候です。

こうなるとマンネリをどうとも思わなくなり、

旅をしたいなんて思わなくなるのでしょう。

これが経済状況と連携するから始末に負えません。

昔できていたことができなくなる、のは体力的な要因が

あるのでしょうが、昔できていた発想ができなくなるのは、

悲しいことですね。

最近悲しいと思ったのは、参考にしていた

とある自然観察のブログからの発見がぐっと減ったこと。

170929miyamakakesu1

↑鳴き声だけがうるさい、すばしこい季節もののミヤマカケスも撮る気になれば撮れるはずです。なにしろ図体はハト大で声だけじゃなく羽色も目立ちます。実際に過去に撮っているわけで。

もちろん自分の判断力・発見力が以前と違ってきたせいもあるわけですが、

「期待してそこへ行ったが期待通りでなかった」

というケースをよく見かけるようになりました。

そのブロガーさんの10年をゆうに超える「自然観察」のキャリアをもってして、

どの季節にどんな天候でどんな景観が期待できるかの感覚は

鈍ってしまうものなのでしょうか。

日常を綴るブログだから、それでもいいだろうと本人が考えているフシが

ありますが、それを読んでいる人がいる、という連想が薄まっているのでは

ないでしょうか。どうせ知り合いしか読まないと思えば、人間、

伝えたい欲というのも徐々に薄まっていくんですね。

ネタが枯れて「出かけたが空振りだった」という記事はあり、なのでしょうが、

期待した理由と、空振った理由はあるはずなのです。

さて、ここまではいわば前振り。

興味関心を持つことは第一歩だと思いますが、なぜそうなるのか、

そうなってしまうのかまで踏み込まない人が非常に多いわけです。

それが高齢者に起こってしまうと、悲しい思考の衰えです。

カメラを持って立ちつくしている人がいたら、

「この人は何を撮りに来たんだろう」

何かにレンズを向けていたら

「何を撮っているんだ?レンズの先に何がいるんだ?」

これが普通の思考過程と思うのですが、

あくまでも個人的な意見で、実際そうでもないようです。

好奇心の個人差を超えていると思います。

自分はよく野鳥の写真を撮りますが、特定の場所では

同じカメラを持った人に出会いますが、その何割かは反射的に

シャッターを押しているように見えます。

不思議なことに世の中にはピンボケ写真を撮ってしまって、

これは何という鳥だろう、と聞く人もいます。

え?何という鳥だと思って撮ったの?

そういう人に限って、わからないから撮影した、と言います。

もちろん肉眼よりもカメラの性能のほうが優秀で、撮影画像から

判別できることもよくあります。

ただピンボケ写真なら、肉眼のほうが情報が多いはずなんですよね。

野鳥の識別はシルエットや動き、鳴き声である程度わかります。

画像はというと望遠レンズで撮っても、

光の加減や角度で識別が難しいことも多いのです。

その人は言うのです。

鳥の名前を知りたいだけなんだよ。

でも、その画像の種名が判明したところで、やっぱり次回はわかるように

なっていないのです。

カメラが趣味、という人がいます。

定年退職をしたので、何か趣味に走ろうと思ってカメラを買ってみた。

カメラを持って毎朝漠然と散歩をしている。

でも撮りたいものがなくて、撮影の楽しさが理解できていないと

上達もないわけで、徐々につまらなくなります。

きれいな景色どまりでは限界があります。

もしくはマンネリでいい、新たな何かを求めない、というスタンスになります。

他人からの刺激がなければなおさらです。

170416karu

↑常連のカルガモを撮ろうと思うのは、子ガモを連れている時期ぐらいですけどね。

近所の川面を眺めると、カルガモたちがたくさんいます。

人を恐れる様子はほとんどありません。

スズメもカラスもハトも一部のカモメもカルガモ同様ありふれています。

野鳥撮影の楽しさはそんなありふれたなかから、

自分なりのありふれていないものを見つけ出すことに楽しみがあるのだと

思います。

もちろん思った通りに撮影できるとは限りません。

でも偶然もしくは必然にまかせて、見つけ出すことにあります。

撮影の前に、観察が必要です。撮影を前提に成功パターン、失敗パターンを

選別する先に上達があります。

夏が過ぎてときどきカルガモの群れの中にマガモやコガモが混じるように

なりました。でも川にいるカモとしか認識していない人も多くいます。

171004magamo

↑羽色が冬にかけて徐々に変わるマガモ♂を観察するのも面白いはず(17年10月)

161107magamo2

↑これはもう少し進んで(16年11月)

161106magamo1

↑同じ時期ですがこっち(写真上)はすっかり繁殖期の羽色に変わってます。

逆にカメラを持っていても鳥の名前は知らない、と胸を張る人もいます。

ある観察者のリストによればかつてその川の流域では3年間で100種を超える

野鳥が観察されたそうです。珍種をのぞけば年間40種やそこいらは

出会える計算です。でも季節の移り変わりと「ありふれてない」情景に

関心がないとは悲しいことです。

さすがにカメラも何も持たないただの散歩のおじさんにしてみれば、

カモもカモメも単なる鳥でしょうけど。

歩くのだけ(外の空気を吸うことだけ)が目的の散歩ですから…。

朝、巡回していると鳥に餌をやっている高齢者もいます。

カラスやカモメに餌をやる必要があるのかと思いますが、

彼らはよく知っているのでそういった高齢者のまわりに寄ってきます。

犬や猫を飼っているならいざしらず、野生の生き物に餌をやることで

コミュニケーションをとりたくなる心境。

というよりも別に野鳥に関心があるわけではないので、単に反応を

楽しんでいるだけ。そこに深い思考はありません。

これが劣化と無関心とそして「個人的なそこまでの積み重ね」によって

醸し出される愛の薄い郷土の一面だとは思いたくはないのですが。

ま、写真撮影の技術があるのに、伝えたいことがないという

パターンも悲しいですけどね…。

170904ooseguro

↑図体ばかりでかくて、親の前で「お腹空いたよ~」とねだりまくるオオセグロカモメ幼鳥。親はガン無視。よく見る光景ですが、これを人間に置き換えて見ると楽しいと思うんですけど。


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2017年10月 4日 (水)

そして気がつくと目の前の現実から遊離している…

いくら愛にあふれていても、個人の力ではもはや及ばない…

いや手遅れというケースもあります。

時代の流れに逆らってもどうにもならないというケース。

決してあきらめてはいけないと思うけれど、できるのは見送ることだけ。

そんな悲しいケース。

先日BS朝日「空から日本を見てみよう+」で三江線・最後の夏を

前後編でオンエアしていましたね。

空撮観光という新たなジャンルを切り拓いた旅?番組がなぜ鉄道系の企画を?

そう思いながらの視聴。

昨今JR北の路線存続問題が話題だが、このJR西日本のローカル線、

三江線(島根県江津~広島県三次)は、採算係数でいえば、相当な

数字らしいです。ほとんどの駅が1日の乗降者数1桁。

もはやテレビ番組として途中下車企画は成立しないほどのダイヤ。

1日の運行列車は上下8本。起終点営業キロは108kmで、

通し運行は1本のみ。約3時間で結ぶので、函館~長万部ぐらいの

距離と所要時間と思えばイメージは近い。

実際には中間点の浜原を境に運行列車は1日上下各5本。

ただし、起終点が地方の小都市なので、県庁所在地へ向かうためには

両方向ともさらに乗り継がねばならないということです。

(早朝に広島発で高速バス併用で深夜帰着なら周遊可能という難易度)

番組では2018年4月にこのローカル線が廃止されることを

沿線住民に取材していたわけですが、ほとんどの人間が廃止を悲しむいっぽうで、

「最近はほとんど乗らない」と答えていました。

人によっては「乗っていたのはン十年前」と。

不便だから乗らない。でも廃止するのは悲しい。

よくもここまで廃止せずに来たものだというように見えますね。

自身の旅経験をひもとくなら、

15年秋、東京から寝台特急サンライズで山陰へ。

山陰から広島へ抜けて伊丹から函館へ帰る旅をしたわけです。

このときの切符は三江線を経由する切符。

150831sanko_tic2

しかし実際には浜田から広島へ高速バスで抜け、広島泊。

この経路を切らないほうが運賃が安いので、

意図的に乗らない区間を行程に設定しました。

石見銀山を見学し大田市から江津まで乗り、乗り換えたときの

写真がこれ。(この先は水族館のアクアスへ)

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150903tt_snkoline

この運行本数の少なさは記念になると思ったから撮影。

時刻表が旅の記念になるって(笑)。

そしてそのまま山陰線を設定経路外の別料金で乗り継いで

波子(はし)を経由して浜田まで乗りました。

いま、北海道内の未乗車区間の踏破プランを練っているんですが、

ただ乗るだけ、にしてもどうにもうまくつながりません。

高速バス網って乗車率の低下する鉄道ダイヤを補完しながら

張り巡らされていることがよくわかりますね。

行きはバス、帰りはJRという全線踏破プランなんて、いかがなものでしょうかね。

札沼線全線踏破のために札幌から終点まで、終点から札幌まで往復5時間、

途中下車もせずに乗り続ける旅に意味がありますかね?

室蘭線(沼ノ端~岩見沢)、石勝線夕張支線(新夕張~夕張)、

根室本線(新得~滝川)は無理しても1日では踏破できない不便。

こうして考えると不採算路線廃止に伴う地元の不便は真実かと思います。

JRが廃止になってもならなくても、すでに不便でもう変わらない。

鉄道がなくなれば町がますます寂れる、という論理は

ほんとうに正しいのかと思いました。

少なくとも郷土への愛と、交通路線への愛はどうやら別っていうのが

現実なんでしょう。

…と思っていたところにNHKでナイスな旅番組の再放送がありました。

まだまだ、人々のカン違いは続くようです。

まるで、このブログがトレースされているみたい。(実際には逆ですが)。

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↑すでに列車が走っていない留萌本線の終着・増毛駅。15年11月撮影。

なんと、駅舎を増改築するそうです。


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2017年10月 3日 (火)

最近のナットク(3)→茂辺地の北斗軒、そしてスハネとオハネフ

ほんと料理人は腕だけでもダメなんです。

残りのプラスアルファをスタッフと共にどうカバーするか。

自分の意見が絶対とは言いませんが、客の意見を聞くのは大事でしょう。

函館の人?、道南の人?、北海道の人?

そこらへんが下手かなあと思います。

シャイな人はシャイです。

まずは客が入店するまで。情報誌への告知やら、看板の出し方など。

店内はメニューの書き方、客とのコミュニケーション。

価値あるお店かどうかは、観察しますよ。

すでにガンガン行列ができていれば、自分の意見も不要ですが、

ロケーションに難があればあるほどそこは気になる。

お店の人に言わせれば余計なお世話、なのかもしれませんが、

それじゃあ商売うまくいかないでしょう。

そういえば、駅前・大門近辺の老舗中華料理店。

少しの間、お休みなのだそうです。

少しの間。です。しばらく、ではないようです。

こんなとき、どんな貼り紙しますかね。

あのお店の行燈みたいなの何ていいましたっけ。

電源は抜いてありましたが、店外に置かれていました。

 

さて、第三弾はそのお店の話でなく、北斗市茂辺地の「北斗軒」で

食べた「北寄チャーハン」800円の話です。

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申し訳ありませんが、チャーハンにはうるさいです、自分。

人生でいままでどれだけのチャーハンを食らってきたか。

ラーメンの数よりもチャーハンの数が絶対に多い。

カレーライスよりもチャーハンの数が絶対に多い人生です。

で、北寄チャーハンを食べて思い出したのが、

昔、小樽の三川屋食堂の(イカのみじん切りの入った)焼き飯。

あれも何気ない美味さでした。いくらご飯パラパラでも、

個性のないチャーハンには納得しない性質ですが、

北寄のアクセントはなかなかユニークでした。

170928hokutosepl

さて、問題はこの中華レストランがある北斗星広場。

気持ちはわかるんです。わかるんですが、懐かしがる鉄道ファンが

ターゲット? なら北斗星○両編成の○号車と○号車を

連れてきた、ぐらいのウンチクは必要ではないでしょうか。

170928suhane25501

↑広場に入って向かって右がスハネ25-501でロビー室+B寝台ソロの車両

内部見学有、内部飲食禁止らしいですが、行ったときは

修理中で車内見学はどこから入るものやら。

別にそれが目的ではないので、

そうかあ、ここにこうして置いてあるのかあ、で当方は満足なんですけどね。

もし一生に一回しか来ないのだとしたら、そのつもりで訪れた旅行者なので

あれば、あまりに淡白で寂しい場所。

ま、人それぞれでしょうが、列車は走ってナンボ。写真だけでも

思い出はしっかりよみがえります。

車両の維持費と地域の活性化のバランスはどうなんでしょう。

そして広場の一角をなす北斗軒もその問題に無関心では

いられないはずです。

一体感はまだ、ありません。

 

170928annaiban

↑この案内看板には強い愛を感じたのですが…

 


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2017年10月 2日 (月)

最近のナットク(2)→おばんざいの「あっこ」

なんだかんだで地元の情報誌にはある程度、目を通します。

またやってる、まだやってるという広告ライクな情報もありますが、

ときに個性の立った興味深い飲食店にも出会います。

縁があるかないかはロケーションにもよるところが大きいですが、

近くても来客を拒否ってるお店は何度近くを通っても素通り確定。

そんな中で、徒歩圏にあったら常連になっちゃうよ、と思ったお店がここ。

おばんざいの「あっこ」(電車通り、杉並町電停近く)。

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ママさんがひとりで切り盛りしてる小さなお店で、

メニュー数は多くないですが、日替わり定食が700円でこれ。

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CP高いと思います。そこいらのパスタランチ1000円税別とは雲泥。

この日はメインが「イカ刺し+ハマチ刺し」そしておばんざい2皿。

(自分のセレクトはハラス焼き+ベーコンエッグ)

おふくろの味を求める人にはありがたいお店。

けっして勇気を出して入ってみないとわからない、そんな地雷?店では

ありませんからそこは基本ができています。

ただ問題があるとすれば、こういうお店が少ないために、入店する側が

肩に力が入るわけですわ。そのぶんかわされるの玉にキズ、としておきます。


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2017年10月 1日 (日)

最近のナットク(1)→海峡日和の海苔だんだん

愛と熱意も紙一重だと思います。

もしかしたら、自分が先方の愛と熱意を受け取れない体質なのかも

しれませんが。

鈍感なのかもしれません。

そのへんの微妙な思いを抱きながら、第一弾は

何十年ぶりの海苔だんだん。

170904kaikyobiyori

ですよね、これ。

(検索すると海苔だんだんが有名なのは北海道・松前と横須賀のようで)

メニューの正式名称は「ぎゅっと道南・天然岩のり定食」950円也。

どっかの情報誌で読みました。

提供場所はフェリーターミナルのレストラン・海峡日和。

170904ferry

お米は道南産「ふっくりんこ」+道南産天然岩海苔+道南食料の真昆布醤油+

みそ汁は八雲醸造の特製みそ+枝成り完熟の紀州梅の梅干し+特製山わさび醤油漬け+

鹿部道場水産のたらこ+八雲漁協遊楽部熊鮭の山漬け+松前矢野旅館女将の本松前漬け+

厚沢部町のえぞまいたけの天ぷらを松前・吉川商店の窯焚き海水塩で。

いやいやこれだけのこだわり覚えて帰れませんので、ちゃんとメモっておきました。

海峡日和は朝8時から開いています。

青函航路のフェリーはもはや決して交通の主役ではありませんが、

だからこその心意気を感じるこだわりメニューと営業時間。

乗らない人にはとことん無縁なフェリーターミナルにわざわざ立ち寄るのも一興。

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