無料ブログはココログ

現存十二天守プラス

  • 150902matsuejou1
    城=天守閣が気になりだしたのは最近。年齢ですかね。まだまだ初心者なのでスタンプラリー感覚。少しずつ深めようかと思っています。

lighthouses

  • 150901hinomisaki_todai
    岬の突端に必ずと言っていいほど立っているのが灯台。「ここまで来た」と納得の証拠写真にはもってこいだったりするわけで。

ダ~イナミック!

  • 140812oshinkoshin
    自然と人間が織り成すダイナミズム。こんなものを作った、こんなとこまで見に来た…そんな印象深いシーンを集めます。まあ、スケール感では国内限定ではたかが知れてますが、バカにしたもんではありません。

« 旅鳥パズル2017秋ー番外編(2) | トップページ | どう見える?函館という「マーケット」 »

2017年10月14日 (土)

マユツバの150、リアルの131…函館山vs鴎島

誰かの自己犠牲の精神が必要なのでしょうか、それとも…

はこだて検定のテキストにも函館山では150種の野鳥が観察される、

と書いてあります。

170516mth_side

嘘を承知です。

ご丁寧にこの数字は迷鳥を含むので、

実際には普通に見られるのは100種程度と補足してあります。

そしてこの100種は具体的に何なのかは、公表されていません。

検定テキストに例として具体的に記載されている数は20ちょっとです。

これは以前ブログにも書いたことですね。

あわせてこんな資料も紹介しました。

七飯町および大沼国定公園で観察されている野鳥→225種。

こちらは225種をすべて種別月別に

[多い・ふつう・少ない・ごくまれ]

とリストにまとめてあって2013年制作の資料でした。

ただこれも実際にはそこまでは役に立たないことがわかりました。

当該月に森林帯で多く見られるという鳥は、天候や時間帯の条件を

満たした上で、しかるべきポイントへ足を運べば50%前後の確率で

存在を確認できる…ほぼそれに近いニュアンスだと推定されます。

「森林帯のしかるべきポイント」はもちろん慣れた人間にしか

わからないでしょう。

まるで、函館山より大沼のほうが圧倒的に野鳥観察に適している、

と主張しているだけかのように思えます。

もし、そうなら陳腐な対抗意識です。

これだけでも野鳥観察には知識とテクニックが必要なことがわかるかと

思います。初心者にはリードしてくれるガイドが必要でしょう。

野鳥観察のスポットを探す、ひとつの手段として地元の野鳥の会が

観察会を実施している場所、というのがあげられます。

観察会参加は特に初心者にはそれがおすすめかもしれません。

なんとなく姿を見かけたり、声を聞いたりすることはできるはずです。

でもしっかり静かに観察した上で撮影をしたいとなると、

団体行動の観察会では十分ではないようです。

170928kaiyomaru2

170928kamomejimalh

江差の鴎島。野鳥観察でなくても景勝地として有名な場所です。

一度6月に訪れたことがあり、土地勘があったので、今度は秋の時期に

2017年のマイテーマであるシギチの通過を観察できるスポットがないだろうかと

ネットを検索してみました。

「鴎島 野鳥」と検索したらすごい資料がヒットしました。

約3年間にわたり、檜山振興局の野鳥に詳しいスタッフが、業務時間外に

数百日レベルで継続して鴎島の野鳥を観察・撮影して記録した資料です。

8割がた写真撮影に成功していてるのも非常にリアルな情報。

鴎島のエリア別に131種が網羅されています。

これが振興局のサイトにおいてあることがなかなかにすごい。

聞くところによれば、観光振興の一助として、ごく一握りの愛好家だとしても

鴎島の自然の素晴らしさを伝えられたら、と実践した結果とのこと。

日本海側の離島のいくつかは、本州を経由しない希少な渡り鳥が観察されるという

ことでマニアを集める場所があるので、江差にもそういった傾向があったらすごいと

いう思ったらしいのです。

残念ながら「そんな鳥が来てるの!」という迷鳥は期待通りは登場せず、

鴎島は離島ではなかった、ということですが、職員が本気で調べてみたということでは

その熱意は江差>七飯>函館であり、観光全体に占める野鳥観察の比率が

江差>七飯>函館であるということなのでしょう。

それに自治体として継続的な予算を配分する余裕もないのでしょうね。

そういった危機感の有無がどれだけ現実に作用するかは何とも言えませんが、

どこへ行けば珍しい鳥に会えるか、という視点から発想すれば

従来とは違った「観光」情報発信も可能ということです。

170928hayabusa3

↑今秋の鴎島の「成果」は、強風のためか、島の崖に住みついているハヤブサ君がめちゃくちゃ遠くに見えただけ。ザンネン。

嗜好の多様化の時代にマイナーを侮るなかれ、と思うわけです。

ただいっぽうではマイナーな場所に観光客が増える弊害、もなきにしもあらずなわけで、

野鳥愛好家は「自分だけが知るポイント」を荒らされたくないですから、

珍鳥情報をネットに晒すのはポンコツ扱い、マナー違反とされています。

難しいのはそのバランス。

野鳥観察(撮影)が趣味として、素養として広がることは好ましいと思うのですが、

並行してマナーの欠落が目立つのはとても残念なことです。

鳥見、鳥撮りに限らず、マナー問題には別のアプローチが必要なんでしょうけどね。

函館山ふれあいセンターの案内板↓

171013birdmap0

思わず突っ込みたくなる愛のなさです。野鳥観察を含め、函館山登山の観光客は実は欲しくないようです。


にほんブログ村

ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。

« 旅鳥パズル2017秋ー番外編(2) | トップページ | どう見える?函館という「マーケット」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マユツバの150、リアルの131…函館山vs鴎島:

« 旅鳥パズル2017秋ー番外編(2) | トップページ | どう見える?函館という「マーケット」 »