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2017年9月30日 (土)

同じ旅でも…紙一重、自分の立ち位置再確認

日々、人間観察を飽きずに続けている身とすれば、

これもひとつの「老害」「劣化」「暴走」の部類のネタだと

最初は思いました。

言われればわかるが、言われないとわからないという人も多い。

それをいくら常識と言われても、理解できない人には理解できない。

そして言われてもそれでも理解できない人も…。

それにしても目にする機会が多いよなあ、この手のエピソード。

そう思ったんですよ、最初はね。

ある日の早朝。五稜郭から自分が乗ったバスは江差行の長距離バス。

朝イチの江差行って誰が何のために乗ってんだろ。

そう思いつつ、じっと人間観察。

七重浜、大野…中高生が乗り降りしてバスは新函館北斗へ。

すると最前列1列め、2列めの年配の男女二人連れ。

女性のほうが何から言ってる。

「新函館北斗を経由するのは知らなかった。1時間は損した」

ムムム?

早朝の頭の体操に最適なお題。

すると続いてのお言葉が

「木古内で降りてもいっしょだったのだろうか」

ムムムムムム?

北海道新幹線で函館まで来たのか?この二人。

「ちゃんと乗る前に調べておかなきゃダメよね、失敗。」

女性ばかり話していて男性は無言(というか小声で聞こえない)

まさか、新函館北斗で降りるのかと思いきや、そのまま乗車。

これはきっと江差まで行くんだろうな。

途中、厚沢部の鶉のあたりの停留所で運転手さんが

「トイレに行く方はいらっしゃいませんか?」

するとその女性が即座に反応して

「どこにトイレがあるんですか?」

すると「そこのコンビニで借りられます」と運転手。

「なら、いいです」と女性。

このへんで気づかないといけないところ、まだ自分は気づきませんでした。

その直後、運転手さんが尋ねます。

「どこまで行かれますか? フェリー乗り場? 江差ターミナル?」

すると女性が迷わず「ターミナル」。

なんだ、荷物持っているけど江差観光ではないんだ…。

「ターミナルへはあと何分ですか?」と女性が聞くので、

運転手さん「あと50分」と答えると、

女性は「そうですか…」とちょっとがっかりした様子。

バスは江差病院を過ぎ、正面に海を見て左へカーブ。

「あ、海が見える」

このリアクション、わかりますかね。

バスはアップダウンを経て江差市街地へ。

すると後方にいた中年の女性(新函館北斗から荷物を持って乗車)が

「もしかして〇○○○○に行かれるんですか?」

と前方の二人連れに尋ねると、先の女性はメモを確認して

「そうなんです」

「じゃあ、今過ぎた停留所が最寄ですよ」

先の女性は一瞬絶句し、

「タクシーで行きますから、終点のターミナル下車で大丈夫です」

そ、そんな。バスはどんどん遠ざかります。

「タクシーも流しはいませんから、呼ばないと」

「じゃあ、次の停留所で降りてコンビニから呼びます」

最寄、と言われた次のバス停で二人連れと中年女性は下車。

あとで時刻表を確認したら、終点の江差ターミナルと、最寄りのバス停は

19分。距離にして5kmちょっとですかね。

二人連れの目的地○○○○○ってどこだろう。

なぜ中年女性は見抜いたんだろう…。

江差に行くには新函館北斗や木古内のほうがより近いのに、

なぜ自分たちは函館からバスに乗ってしまったか?

これは嘆いてもしょうがないわけで、当日函館市内発では

江差BT9時20分着が最速。

木古内駅前発はそれより早く江差に着くが、そのためには

木古内駅前に6時22分についていなければいけません。

前泊函館からは無理。違う選択肢があるとすれば、

新青森6時32発のはやて始発で新函館北斗乗換なら、同じ江差行バスに

接続しますが「1時間は損した」と符合しません。

そもそも青森泊か函館泊かの選択で、結局着くのはいっしょという話で、

それより早くバスで江差につくためには木古内泊しかありえないわけです。

なーんて、真剣に時刻表トリックを考えてしまいましたが、

○○○○○にはカタカナ5文字が入るんですね。

江差の老人介護施設の愛称のようです。

中年女性が見抜いたのは観察眼か経験か、どちらかでしょうね。

アクセスルートに対し「事前にしっかり調べておくべきだった」と発言しておいて、

着時間を知らず、最寄バス停を知らず。つまり行程を知らず。

迷ったらタクシーに乗ればいい。

都会ならそれで済みます。

地図上で確認するとその施設、最寄バス停からもそこそこ距離あるみたいですけどね。

さて、行きがあれば帰りもある。

この場合は「劣化」「暴走」という表現は適切ではないわけです。

こうした笑えないケースはこれからますます増えることでしょう。

温かくかまえるのと、何もしないのとは違うでしょう。

一歩間違えると失礼なことにもなりかねません。

単なるKYと紙一重の現代の様相です。

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天気予報がはずれて、自分の目的地の鷗島は風も強くてさっぱり。ほぼ成果なし。

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2017年9月29日 (金)

そりゃふつう気づくだろ…

用意していたネタを先送りしてホットな話題に(笑)

そりゃふつう気づくだろ、という話でした。

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↓これが9日前の愛のない雑な…でーす。

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もちろん、このブログで指摘したから、ではありません。

間違いなく。

それにしても、

「何かが起こる!!!」

なーんてびっくりマークを3つもつけていいんだろうか。

おっと

「!!!」じゃなかった。「?!!」だった。

プロ?の目で見て!?はよく見かけるけど、?!!は見たことがありませんが。

自分で?とつけたことに!驚いてみるということか。

これだけ意地が悪い理由は、

この1年間、イベントは企画されたけど、キラリス3Fも4Fも、

ここを新たに加えました、修正しましたが何もアピールされていないからなあ。

いまだに「驚くチカラを育てる」とキャンペーンしてるから。

驚くチカラがスパークするのは、

・無知すぎるから

・常識に固執しすぎているから

のどちらかじゃないかなあ。

あ、スパークじゃなくて「育つ」でしたね。

電子リアクション系(インタラクティブともいう)のアトラクションで、

自然の織りなす感動を上回ろう、という時点で苦笑です。

そういえば、半年以上も開業が遅れていた

根室花まる、10/11に待望の?オープンのようです。

B1Fに。

相変わらず2Fのテナントは空いたまま。

1Fの「白雪」(だっけ)の後釜も未定です。

最近…この17年1月に書いた

「【根室花まる】狙っている客層はインバウンド?」

が掘り返されていて、好ましい。

こないだ日曜夜のの林センセのレギュラー番組で、

社長が全国ネットで紹介されておりました。

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(参考画像・東京銀座店)

ま、以降のツッコミはオープンにしてからにしようかな。

もうひとつ「寿司」系のキープネタもあることだし。


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2017年9月28日 (木)

東京行き新幹線の指定席が取れないだと?

だんだんいい流れになってきました(笑)。

そこでこのエピソード。

9月に東京へ新幹線で2回も行ったわけなのだが、

どうも北海道新幹線の指定席が思うように取れない。

何だか混んでいる。

そんなことはあるはずがない。

断じてない!

北海道新幹線の指定席はいくらでも取れる。

新青森まで。

まず仙台~東京が前日予約ではもし取れても3人掛けの真ん中

押さえるのがやっとだった。

嫌だね、3人掛けの真ん中、なんて。

意地でも嫌。

ということで、新函館北斗~盛岡、ないし仙台と

盛岡、ないし仙台~東京と分割して押さえることになる。

いやあ、やまびこの仙台~東京はかなり空いている。

皆さん仙台~東京も停車駅の少ない(大宮・上野しか停車しない)

はやぶさに乗ろうとするから混む。

こんなん裏技でも何でもないけれど、混んだ新幹線で4時間は勘弁。

満席のJALで1時間は我慢できる。

まあ飛行機を選ばずに新幹線を選ぶのには理由があるわけだから、

そこまでの話、だけど。

新幹線で東京へ行くたびに感じる衝撃。

9月のときは写真に撮りたくなるインパクト、でした。

用事が済んで帰りの新幹線。

まずは東京駅の「駅弁・祭」でこれを買う。

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車内誌に掲載されていた新潟の新種米を使った「えんがわ押し寿司」。

東京駅での先行発売だそうで。

行きの車内でこれを知り、仙台・盛岡を過ぎれば席は空くと予測する。

そこで食べよう。

東京~新函館北斗は最終の1本前。新函館北斗21時半あたりの到着。

号車の最前列、3人掛けの通路側を持っていたが、

先述のように混み合っている列車は嫌なので、

早めにやまびこの自由席に乗って、仙台で途中下車、

乗り換えてはやぶさを待つ。

仙台駅ではやぶさ乗車。

右隣りの2席は年配のご夫婦。

盛岡駅。車内はまだ空かない。

八戸駅。まだ空かない。

七戸十和田。隣は降りる気配ナシ。

そして新青森。たくさんの乗客が下車したが

隣の2人は降りません。

しかたなく空いた反対側の2人掛けに移動して食事。

えんがわ押し寿司の内容にはとりあえず満足。

それにしても右隣の奥様、

いい大人が到着するまであくびを連発したり、

途中の駅の名前を珍しがったり。しまいには電話着信で

通話を始める始末。しかも2回も。

もちろん小声だけどね。もう少し気をつかう素振りが

欲しいところ。

それでも、函館ビトの可能性もあるから、

こちらも若干緊張。

そしたら、終着ひとつ前で下車。

ひとつ前、でね。

ほっとして振り返った絵面がコレ。

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そして誰もいなかった。

衝撃的。

思わず、ひとつ後ろの車両まで見に行ってしまいました。

最終列車じゃないんだけど。

久々、乗車したのは2回めのH5系。

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ようやく13分の2の確率、2回めを引きましたとさ。

マジに北海道新幹線でどこへ行く?だよねえ。

接続する函館行普通列車、新函館北斗からの乗車客は

数えてみたら15人ほどでした。

はやぶさ乗客の半分以上は函館へ乗り継ぐと思うんだが、

なかなかすごい乗車率!

これで昨年の8割の乗車率だって? なわけないな。

木古内駅で降りる人、いましたね。

頑張れ木古内。


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2017年9月27日 (水)

さっすがJR北海道、手慣れたもん?

旅鳥パズル・番外編もあるのですが、長くなるので一旦切って、

ふだんの旅と観光バージョンへ戻ります。

さて、JR北海道。

この方々の修正力の欠如についてはなかなか強豪です。

無理なものは無理は開き直りか、自虐か。その両方か。

170613hokuto183

(183系・特急北斗・参考写真)

先日(9月下旬)、札幌へ行った帰り、十数分後に

発車するはずの18時08分札幌発の特急北斗に乗ろうとした

ところ、折り返すはずの列車がいま登別にいる、と言うのです。

理由は登別から3つ札幌寄りの北吉原で跨線橋からコンクリート片が

線路に落ちて、除去・安全確認中とのこと。

これで1時間半の遅れ。

でも、そんなの日常茶飯事、っていうカンジ。

遅れたなら遅れたでしっかり把握してもらわないと、

定時からずっとホームで待つ羽目になる。

1時間半もあれば、することはいくらでもある。

駅弁を買って車内、でなく、先に駅の構内レストランで

夕食を済ますことも可能。

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(281系・特急S北斗・旧カラー・参考写真)

札幌発函館行特急S北斗の最終は、20時00分出発。

最終で帰るのとほとんど変わらなくなってしまった。

目的地函館の自分にとっては、それだけの話。

腹をくくるだけ。

ただ、この18時08分の特急北斗は新函館北斗で

北海道新幹線青森行き最終に接続するダイヤになっている。

どうせ乗客は少ないのだろうが、1時間半の遅れで

接続しなくなり、万が一青森へ行く予定の旅客は

宿泊場所を探す必要に迫られる。

長万部を過ぎ、八雲を過ぎ、車内では

「新青森行最終には間に合わないが、函館まで行ってもホテルは

すべて満室」というご丁寧なアナウンス。

「ただし、新函館北斗駅前のホテルには若干空室があるようです」

ほぅ。

また「乗り継げなかった新幹線の指定券は、函館駅では変更手続きができません。

新函館北斗にてお願いいたします」

つまり時間延長であけている「みどりの窓口」は新函館北斗のみだ、という

ことらしい。

1時間半の遅れでなかなか厄介な事態だ。

こんなことも初めてじゃないということなら、これがベストなサービスなのだろう。

===================================

さて10月から「えきねっとトクだ値」きっぷというのが発売される。

これはJR東日本のインターネット割引きっぷがJR北にも拡大適用されるという代物。

最大で55%OFFなのだとか。

予約は当日の午前1時40分まで可能。

しかしまあ、この内容がややこしい。

なぜなら、乗客が少ない列車ほど安くする、ということだからだ。

割引率最大55%、最小0%。

最小0%って、そんなに乗っているのか?

160728ohotuk

(特急オホーツク・2016年・これもすでに旧型)

もっとも安くなるのは、特急サロベツ、オホーツクの

旭川~音威子府、遠軽、北見。これが55%OFF。

割り引く中で率が低いのは、北斗・S北斗の

函館、新函館北斗~南千歳、新札幌、札幌の早朝発、深夜着を「除く」便

Sおおぞらの

南千歳、新札幌、札幌~帯広・釧路の早朝発、深夜着を「除く」便

これが15%OFF。

でもよくよく見ると同じ早朝発でも札幌発は15%OFFで、釧路発は40%OFFなんだよね。

Sおおぞらの札幌~帯広は15%OFFなのに、Sとかちの札幌~帯広は45%OFFだったり、

月~土と日・祝で同じ便でも割引率が違ったり、まあわかりにくい。

いずれにせよ、予定数が完売すれば割引きっぷは購入できないわけだから、

アクセスしてみないとわからない、ということになる。

たとえば札幌~稚内を乗ろうとすると、サロベツは割引きっぷがあり、

宗谷はない。札幌~旭川を乗ろうとすると、ライラックは割引があって、カムイはない。

これどういうこと?

出し惜しみ?

まあ、最初の宗谷本線、石北本線のケースで言えば、

音威子府は士別、名寄より利用者が少なく、

北見、遠軽は網走よりも利用者が少ないということになる。

そりゃ高速バスと競合しているからね。

遠距離を乗る客を優遇するスタイルはもう昔の話。

遠距離を乗ったほうが割引率が低いケースが多いわけだ。

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(稚内駅を出発するかつてのS宗谷)

最後に笑っちゃうのは、

宗谷でなくサロベツを選び、カムイじゃなくライラックを選んで、

札幌~稚内を乗ろうとするケース。

なんと45%OFFきっぷと50%OFFきっぷを組み合わせて35%OFF。

なぜなら、乗車券が別区間2枚だから。

同じことが北海道新幹線の東京までのトクだ値きっぷでも言えます。

せっかく日程を早めに決めて20%OFFきっぷを購入しても、

函館~新函館北斗は別区間なので、あと310円、と言われると

ケチだよなあ、と。

長距離は乗るな、会社が乗ってほしい区間だけ安くする、窓口では売らない。

そういう効率主義は、JR東日本をどんどん真似するJR北、なのでした。

利用者に寄り添う気は、ないと見た。


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2017年9月26日 (火)

旅鳥パズル2017秋ーPART5中締め

PART5で最終回。

その「面白い場所」は、ここを通るシギたちの間で、そこそこ有名らしいのです。

その理由を推測すると、人影をあまり見かけないから。

そして、上空から天敵に襲われる確率が低いから。

猛禽類の待機場所が近くにはなさそうです。

(でもたまに飛んでくる…)

まあ、けっこう釣り人は通るような気がしますけどね。

あとは意地悪なカモメにいじめられる確率も低そうです。

いろいろな意味で死角になっていて、

イソシギ、キアシシギが気に入っているため、

先に書いたトウネンや、こんなほかのシギもやってくるので、

びっくりでした。

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キョウジョシギ。

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オオソリハシシギ。

でもいずれも幼鳥のようで、警戒心は低いようです。

このオオソリハシシギを撮っていると右側から釣り人が歩いてきて、

自分と被写体の間を横切りましたが、側にいたイソシギはびっくりして

走って逃げましたが、このオオソリハシ、飛び去らず平然としていました。

さて、そろそろ旅鳥パズルの答え。

秋の旅鳥は幼鳥が多い。

はぐれてポツンといるのは多くが幼鳥。

なぜか。繁殖が終わると成鳥はとっとと南へ旅立ってしまうんですね。

体力のない幼鳥はほったらかし。で、成鳥たちはだいたい行き場所の見当がついていて、

寄り道は最小限。

これに対し、幼鳥は本能の赴くまま、海岸線をちんたら南下してきます。

行先に自信がないのでつい長居をしてしまう、ということらしいです。

春より秋の観察期間が長い理由はそこですね。

春はスイスイ、秋はもたもた。

幼鳥は種にかかわらず割合、警戒心が薄い。

で、幼鳥同士でつるんでいて、お互いを頼って安心している?

その気になれば旅鳥、1日に100kmや200kmの移動は軽いもんだそうです。

で、スケジュール感は個体や群れでまちまち。そして、

ちゃんと行きつくべき場所にたどり着けて一人前と認められるのがシギチの世界…。

途中で天敵に襲われる確率も低くない。

秋の彼らを見ていると、つい「しっかりしろよ」と声をかけたくなります。

彼らにとっては知ったこっちゃないんでしょうけどね。

秋は旅鳥。実は相当季節感のある話だったりします。


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旅鳥パズル2017秋ーPART4

旅鳥パズルPART4です。

この時期、市内松倉川の河口で見かけるシギ。それはイソシギです。

9月初め。初見は2羽で飛び回っていて、すぐにどこかへ行ってしまいました。

写真は撮れず。

9/4にも出会いました。このときも河口を4羽で飛び回っていて、

一瞬1羽だけ砂地に降りたちましたが、すぐにどこかへ飛び去ってしまいました。

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川で見かけたのはその後、夕方1回だけ。なかなか撮れそうな距離まで

近づきません。そして出会いの頻度が減りました。

採餌している様子も確認できません。

どこへ飛んでいったのだろう???

ところが、その「面白い場所」に行くと、いるんですね、イソシギ。

ときにはキアシシギと仲良く餌探し。

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最終的にはこのぐらい近い写真を撮れるようになりました。

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↑いやあ、準備万端いつでも渡れる立派な体格に見えますけど…


やっぱり河口は観光客も多く落ち着かないんですね。

ただ4羽で飛んでいたときが最多で、その後は2羽でいることが多かったようです。

イソシギはシギ類の中では長距離旅行はしないタイプなので、滞在が長いのでしょうか。

トウネンよりはひと回り大きいのですが、ちょこまか落ち着かないシギで、

尾をよく振って歩くところなど、ハクセキレイといい勝負。

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ただハクセキレイはやたらめったらジャンプするので、シギ探しをしていると

似たような大きさだけにけっこううざいですけどね。

(ハクセキレイは同じ場所で7、8羽が飛び回っています)


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2017年9月25日 (月)

旅鳥パズル2017秋ーPART3

旅鳥パズルPART3です。

道南でもっとも見かけるシギといえばこのキアシシギ。

初めて見たのは去年6月の桧山・乙部の海岸で1羽でした。

これもはぐれなのでしょう。北へ旅する途中、遅れて向かっていた

個体かもしれません。

その後、関東の干潟などでは繰り返し出会ってますが、

旅鳥パズルの最初、8月の中旬、そろそろキアシシギを見かけたりして…

と思って行ってみたのが志海苔の海岸線。岩礁の多い海岸です。

いました、いました。

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でも写真的にはいまいち。距離も含めて。

で、彼らが安全を確信したいときはテトラポットに退避することが

わかりました。このときは最大8羽の群れ。

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↑右側陰に1羽、となりのブロックに2羽

キアシシギはけっこう順応力が高いようで、岩礁でも砂浜でもOKです。

だからよく見かけるんですね。

で、その「面白い場所」でここまで近寄って撮影することができました。

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↑ラストの3枚は胸の斑がはっきりしていないので幼鳥のようです。もしかしたら今いるのは幼鳥軍団かも

ここでは最初の撮影は9/13で、9/24現在まだいます。

その間、4~5羽のときもあれば1羽だけのときも。

やはり入れかわり立ちかわり?


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旅鳥パズル2017秋ーPART2

旅鳥パズルPART2です。

八雲で会った5羽のちっこいトウネンの群れ。

実はトウネン5羽、というのはかなりしょぼい移動です。

でも1羽だけ立派な夏羽の成鳥というので印象に残っています。

次はその2日後。とある市内の河口。

…の脇の砂浜。

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↑波打ち際で波と追っかけっこ

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↑よくまあ飽きもせず…

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↑と思ったらしばし休憩…

数えたら17羽の群れ。まあ八雲まで行くことはありませんね。

もう統率がとれていません。2つ3つに分かれて、

あちらへこちらへ浜辺を飛び回り、走り回ります。

数えるのが大変なほど。撮るのはなかなかタイヘン。

もしかしたらトウネン以外も混じっていたのかもしれませんが、

すばしこくて、わかりませんでした。

このなかに特にリーダーはいないようでした。

砂浜の流木の陰で休んでいるもの。飽きずに浜辺を走り回っているもの。

まあ思い思い。

3日後にまた行ったら7羽に減ってました。

そこからまた1週間後。同じ場所へ3回め。この日の砂浜は寂しいもので、

河岸に3羽だけがいました。

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対岸だったので遠かった…。

この日を最後にこの川へは行かなくなりました。

その理由はもっと近くに面白い場所を見つけたからです。

次の出会いは、9月16日。そのごくごく近所の砂浜。

この日は「はぐれ」?の1羽のみ。

トウネン同士がつるんでいないのは珍しい。

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いっしょにいたのはふた回り大きいキアシシギ。

この6日後にはまた別の個体。2羽で来ていました。

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数は少ないものの、こう考えると入れかわり立ちかわり、

やってきていることがわかります。

しかも特定の場所に。


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2017年9月24日 (日)

旅鳥パズル2017秋ーPART1

きょうは旅鳥の話です。

1年中、同じ場所で暮らしているのが留鳥(スズメ・カラス・シジュウカラ)。

夏に繁殖のために南からやってくるのが夏鳥(キビタキ・オオルリ)。

冬に北から越冬のためにやってくるのが冬鳥(カモ類やハクチョウ)。

季節によって餌を求めて山だったり平地だったり居場所を変えるのが漂鳥。

夏になると繁殖のために北へ、冬になると越冬のために

南へ移動し、春秋に日本列島を通過するのが旅鳥

旅鳥に紛れたり、嵐などでルートをはずれて登場するのが迷鳥。

夏鳥、冬鳥、旅鳥、迷鳥をあわせて渡り鳥ってなところでしょうか。

シギやチドリ(略してシギチ)の類は旅鳥で、国内の干潟などで体力を蓄え、

北はロシアやアラスカ、南は東南アジアやオーストラリアまで旅します。

道南には彼らの滞在に適した干潟がほとんどないので、まとめて観察する機会は

少ないと言われています。

春先は4月下旬から5月にかけて。

秋は8月後半から10月にかけて。

あれ秋のほうがチャンスが長い?

旅鳥たちの渡りルートはまだまだわかっていないことが多く、種類によっても

個体によっても移動距離はまちまちです。

まずは市内で見られるシギチって?

というところから今年のテーマはスタートしました。

観察記録としては多くはないものの安定してあるようなので、

いったいどこで会える? 居場所の共通パターンは?

ほんとうはシーズンのエンディングまで待とうかと思いましたが、

画像もある程度たまったので、まずは道南で会えるシギチということで

PART1を始めます。

8月下旬のある晴れた日。場所は八雲の河口。

あとから思えば、わざわざそこまで行かずとも、なんですが、

何事も遠近の比較、視点の移動が大切です。

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この日、河口で出会ったのは

トウネンとイソシギ。

トウネンはその年生まれ=当年ということから、そう呼ばれる

シギの仲間では最小の種類で体調15cm、スズメ程度の大きさ。

5羽の群れが波打ち際を行ったり来たり、元気に走り回っていました。

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よく見ると、1羽だけが成鳥夏羽で、残りの4羽は幼鳥のようです。

成鳥リーダーは手前側で常に警戒を怠らず…幼鳥は安心して浜辺で居眠りしそうになったり、

なかなかユーモラス。この日のトウネンは撮られているのも気づかず、

まったりしていました。

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そんなトウネンに混じってイソシギも餌を採っていました。

わざわざ八雲までトウネンとイソシギを見に行った?

そこなんです。実は八雲まで行かずとも、トウネンもイソシギも

市内でしかもかなりのご近所でたっぷり会うことができることを

知らなかったのです。

旅鳥もいるところにはいる?

って、通りすがりのはずの旅鳥が長居をしているのか?

謎は続きます。

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↑走り回ってひと休みのトウネン幼鳥

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↑成鳥はなんだか面構えが違いますね


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2017年9月23日 (土)

相変わらずの雑、愛なし。

個人の資質と組織力の相関、でしょうかね。

ことあるごとにそれが表面化。

無残です。

気がつけばたわいもないこと。

でも気がつかないし、気がついても大勢に影響なし、と

注意を払わない。

まあ、いつものこれ、です。

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ネタを寝かしている期間中、

「カウントダウンするものかよ!」というネタなんだっけ?

と思い直したほど。

ふつうは「あと〇日!」

オリンピックでもなんでもそうでしょう。

あ、そうか。営業終了するんだ…オープン1年で。

その気持ちが表面化したのかもね。

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先日、函館市の最新統計をつらつら見ていて引っかかったのが

観光入込者数推計をしている場所、ポイント。

「観光施設利用状況」

函館山ロープウェイ、旧函館区公会堂、五稜郭タワー。

函館市元町観光案内所、函館市観光案内所、恵山海浜公園。

戸井ウォーターパーク温泉保養センター、戸井ウォーターパークオートキャンプ場、

灯台資料館、南かやべ保養センター。

平成27年度。

函館山ロープウェイ182万人。

戸井オートキャンプ場0.4万人、灯台資料館0.4万人。

年間4千人。1日10人…観光施設?

灯台資料館、現在閉鎖中。

旧南茅部町、戸井町、恵山町、椴法華村にも最低1か所は計測場所がないとね。

そういう話のように思えます。

南かやべ保養センターって?

何があるの? 泊まれるの?

170915esankaigan

↑函館山の代わりに恵山が見えるステキな海岸線です。

それより恵山海浜公園。道の駅なとわ・えさん。

行ったことがなかった、バス停があるのは知っていた。

何?海水浴場?夏の間だけ?

これが年間利用状況21万9千人。

市内の「観光施設」、9施設中3位。

なんだ、それ。

利用者1日600人。

1日12時間として1時間に50人。

そんなにトイレ利用があるのか、さすが道の駅。

男女トイレ入口の無人カメラが入場者数を監視している。

ってのは嘘っぱちだけどね。

道の駅、だけどレストランは2014年時点で撤退済らしい。

170915natowaesan2

↑直してませんね

170915natowaesan3

↑右上の場所にかつてレストランのロゴがあったようです。そして矢印が生ビールの幟…

現在は道の駅の敷地のはずれ、別棟の小さな食堂があるようで。

でもレストランがあったと思しき場所になぜか生ビールの幟。

それに道の駅でアルコール推しちゃダメじゃない?

まあ、道の駅の筋向いにローソンが出来ている時点で、

そっちのほうが道の駅だわ。wifiもつながるし、トイレもある。

それにしてもこの「電話」のピクトグラムも前時代的。

170915natowaesan5

またしても修正力、なし。

そういえば南茅部の道の駅(縄文文化交流センター併設)にも、

食事場所はなかったねえ。だって年間を通じては事業が成立しないから。

170920jomon_summt

この国宝土偶サミットにももう少しでダマされるところ。

知ったの9月に入ってから。ちゃんと告知してんのかよ、と

よく見たら集合した国宝はレプリカらしい。

わざわざレプリカ見に行く価値ありや?

どこかのブロガーさん、さっそく訪問して「(土偶の)撮影は不可でした」って

書いてました。マジ?フラッシュ不可ということでは?

まあレプリカにも複製経費がそれなりにかかっていることはわかりますけど。

カックウも含めて全レプリカで、函館市内でサミットやったほうが、

よほど周知効果がある。シエスタのGスクエアででもやればいいのに。

まあ必要なのは「仕事してる感」なのでしょう。

目標観覧者数とかそういうのはないんでしょう。

皆さん、真剣に現状を変えようとは思ってない。

簡単には変わらないから。

愛がないってことだよね。


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2017年9月20日 (水)

さあ間違いを探せ!

決まった場所で決まった時間に観察を継続することも大切ですけど、

自分は飽きっぽいので、ついつい変化を求めてしまいます。

とある海辺。

時間帯は朝。

朝日が差しています。

170916_35birds

まあよくも電線に並んでとまったものです。

数えてみましょう。

1、2、3、4、5…

35羽いるようです。

もちろんこの画像に写っている数。

ほんとうはもっといました。

写真を撮った時点では、

よくもまあこれだけつるんでいるな、ということでシャッターを押しました。

その後、これだけではつまらないかな、と

もう少し寄ってみました。

170916_14birds

14羽になりました。

よく見ると…

おやおや?1羽だけ違うのが混じっています。

1羽だけスズメ。

それにしても朝日を浴びて皆さん、思い思いに羽づくろい。

カワラヒワたちのラジオ体操と言ったところでしょうか。

そのノリに地元のスズメが紛れ込んでいます。

ときどき集団で砂浜に降りて餌を探すカワラヒワたち。

たぶん、ある朝突然に「青森、行くぞ!」と誰かが

海に飛び出して、津軽海峡を渡っていくんでしょうね。

もうそろそろ。

でも、まだ行かない。

それにしても4月なかばに渡ってきて、だいぶ仲間を増やした

ような気がします、カワラヒワ。

ふだんは♂♀数羽で常時合コン状態のチャラい鳥ですが、秋が深まって、

そんな時期は過ぎ、体力を蓄え始めたようです。

夏鳥たちはそろそろ帰る時期。

静かに姿を消す秋です。

今日で最後、とか教えてくれたらいいんですけどね…。

そして今度は冬鳥の季節がやってくる、と。

季節はめぐる。


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2017年9月19日 (火)

台風一過…危機管理能力とリーダーシップ

台風18号一過で思ったこと。

俗にいう「狼少年」は、自分の行いが自分に返ってくる例えだけれど、

災害に備えておくにこしたことはない、という教訓は

基本的に活かされないもの、と思ったほうがいいような気がしている。

津波てんこでんこは自分の命を守るのは自分という教えだが、

昨今の高齢化社会ではそうも言っていられない。

情報を持っている人。

情報を判断できる人。

そのうえで適切に行動できる人。

行動しないことを選択する人。

また情報を何も持たない人。

持っていても判断できない人。

まさに世代を超えていろいろ。

今回の台風18号。函館に接近した

9月17日の夜中から18日の朝にかけていろいろ考えてみた。

雨が止むのは何時ごろか。

それまでにどのぐらい降るのか。

もちろん風の強さも大事なのだが、特に降雨量を気にしてみた。

ニュースでは木古内で80mm、知内で100mmとレーダー解析が伝わった。

結果として、函館付近のアメダスで最多の降雨量(24h)を記録したのは

「函館川汲」約120mm。

最少は

「函館空港」42mm

市内でこんなに違う。

確か木古内は55mmで、七飯大沼は62mmだったろうか。

美原にある函館気象台のアメダスは65mm。

雨が止んでも大雨注意報が続くのは、土砂崩れへの警戒が

続くということで、災害は地形に依存することがよくわかる。

北斗市では久根別川・戸切地川が侵水害の恐れということで

避難準備情報が出ていた。

これは、避難勧告・避難指示の前段階。でもその危機感は

意外とわかりにくい。

また、道内の河川の水位情報はデータ放送ベースにも

のっているが、これは一級河川のみ。道内に13ある一級河川でもっとも南に

あるのはせたな町の後志利別川。函館圏には二級河川しかないので、

水位情報はデータ公開されていない。

かといって個人が目視確認するわけにもいくまい。

情報は各自治体に委ねることになる。

台風の上陸場所も表現に決まりがあるらしい。

9月18日午前9時現在で、函館市の西方70kmという表現がされたが、

函館市の西方70kmとはどこなのか。松前町か。

で、結局「上陸」した場所は檜山管内なのである。

もうこの時点で上陸地点は、ニュースになっていない。

台風18号の中心が本州を過ぎた時点で全国ニュースではなくなったのである。

さて例によって18日の夕刻、函館駅に足を向けた。

当然、駅のみどりの窓口は長蛇の列である。

去年の台風でもそうだったが、JR函館本線(函館~長万部)は

9月18日朝からはこだてライナーを除く全列車の運休を決めており、

北海道新幹線もその後、実質的には15時前後まで運休になったので、

JRはほぼ完全にストップした。

そこでわからないのがこの18時のみどりの窓口、長蛇の列。

払い戻しならこんなに並ばないだろうから、振替、買い直しなのだろう。

外国人観光客を含めて、

「北海道へ台風直撃」「交通網機能停止」「函館は陸の孤島化」

という発想がなかったのかもしれない。

17日に函館に宿泊している時点で、これは決定事項なのである。

そんなハプニングも旅の醍醐味と受け止める心の余裕がないとどうなるか。

駅のロビーで年配女性の5人組がこんな会話。

「ひとり1万円ならなんとかなるでしょう」

何のことかと言えば、午後7時からタクシーで千歳へ向かうのだそうだ。

千歳にはどうやら宿泊場所が確保してあるらしい。

タクシー会社と交渉の結果、8万円なら5人が乗れるらしい。

「もうお金の問題じゃないから」

タクシー会社にとっては特需である。

北海道をなめていただいてありがとう?

こういうことがあるからやめられない?

さて5人組のリーダーはどなた?

決断のタイミングは確かに難しいわけだけど、

「こうするしかなかった」

旅仲間5人みんながみんながそう思っていたら幸せ。


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2017年9月15日 (金)

野菜ときのこの季節麺byあじさいJR函館駅店

つい最近「終わっちゃう~」と言いつつ夏限定メニューの冷やし麺を

食べたと思ったら、早くも秋限定メニューが登場してますな、ラーメンの

あじさい函館駅店。

この「野菜ときのこの季節麺」には、塩バージョンと正油バージョンがある。

写真は塩バージョン。

170909ajisai1

てか、画像ではわかりませんね。

塩ラーメンに、バターで炒めた野菜がのってます。

ただこの野菜が中華らしからぬ内容。

アスパラ、エリンギ、かぼちゃ、パプリカ…

ラーメンといっしょにこれらを食べるって人生初でしょう。

ただしこれも想像通りの味で、安定感とチャレンジの微妙なバランスの

あじさいメニュー。

とはいいつつ店内を見渡すと、みんな塩ラーメンばっかりで、

観光客には不要なメニュー?

単なる塩ラーメンに飽きた客層を意識しつづける、

あじさいポリシー、断然支持しますよ。

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ただこの日、初めて気づいたんだけど、これはいただけない。

料理人たるものは、もっと繊細であるべき。

謙虚さがないとは少し違うけど、ここを感じないものかな?と

思うんだよね。そ、前回の、五稜郭のマークの半月堡の位置といっしょ。

「今や全国ブランドになった函館ラーメンの中にあって、伝統と今風の味を

見事に調和させている創業80年以上の麺厨房あじさい。そのどこまでも

透き通ったスープは芸術品に触れた感動を覚える。昆布をベースにじっくり

とった豚骨と鶏ガラスープの絶妙の味わいと、麺厨房の名に恥じない特注麺の

舌触りが極上のハーモニーと満足感を奏でてくれる」

って誰がいったんだよ!

著名グルメ評論家にこうおっしゃっていただきました!

まで書かなきゃ、単なる自画自賛でしょう。

なんか英訳のほうはキャッチとして違和感をあまり感じないから、

もしかしてこっちが先?

もし芸術品のようなスープなら、バター炒めの野菜を乗せては台無し。

細かいことを気にしないのも函館人気質ではあるんだが。


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2017年9月13日 (水)

地元愛が薄まるひとつの理由なのかもしれません。

「函館のいま」…町名ひとつとっても

今回調べてみて、自分には初めて聞く名前がいくつもありました。

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↑天候の違うせいもありますが…函館バスで行ける市内の海岸線です。さあどこでしょう?

一般市民で○○町と言われてそこへの行き方を的確に

答えられる人は仕事がらみ以外はまずいないでしょう。

函館に○○町とはいくつあるのでしょうか?

正解は206です。

そんなにあるの?

あるんです。

206町の中に、人口ゼロ人の町が

8町あります。

寅沢町、三森町、水元町、亀田大森町、小安山町、丸山町、吉畑町、日和山町。

それってどこ? どう行くの? 車で行けるの?

それでも、はこだて検定上級合格者の中には答えられる人がいるかもしれません。

自分にはずっと山のほうでしょ、としか答えようがありません。

人口100人未満の町は21です。

この21町の人口をすべて足すと、外国人居住者の人数を上回ります。

ナント函館、外国人居住者も全体の0.3%「しか」いません。

国際都市の割には少ないようです。

国際都市と国際観光都市は違うんでしょうね。

人口が多いのは、深堀町、富岡町2丁目、石川町、桔梗町、富岡町1丁目

がTOP5で人口多いね、と思う町には集合住宅が多そうです。

これらを裏返せば2004年の4町村との合併によって、

市域がそれだけ拡大されたということです。

それでも北海道の市の中では面積11位。

1位の北見市の半分もありません。

旧4町村を除いた市域では札幌、室蘭、旧釧路市についで

人口密度は4位です。

西部地区に住民を増やすとひとことで言うのは簡単ですが、

本庁管内の町をひとつひとつ見ても、発展衰退の歴史が

ありますからね。

ちなみに「はこだて検定」がらみで、大火の歴史なんかを

調べているといまでは消えた町名がたくさんあります。

これらも一時期に消えたわけでなく、徐々に統合されているので、

遡るのはなかなか大変です。

現存206町でも十分多いのに、西部地区の昔の町名を

振り返るのはなかなかハードルが高いものがあります。

150922kyu_tomiokachou

↑東坂に面した位置に旧町名の碑があります

現在の弥生町のあたりに昔は「富岡町」というのがありました。

現在の富岡町は復活町名なのでした…とか。

また乗り物好きの自分にとっては、

函館バスの路線にもとても興味があります。

ふだん使わない側から見ると、バス路線は多岐にわたり、複雑です。

もちろんこれは、かつての市営バス路線が函館バス路線に統合された

せいもあるのですが、公共交通の路線にも「歴史」があると

思います。

現在昭和営業所と船見町を結ぶ路線、これが1系統とナンバリングされて

ますが、もちろんこれにも理由があるでしょう。

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↑バスの終点付近からの魚見坂、高龍寺…

お墓参り路線、かな?

採算面に不安があっても、その路線を利用する乗客がいるから、

存続しているんです。

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↑実はこの埠頭も市域の境界にあります。もちろん函バスも来てます

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↑笹流ダムからの未舗装路。函館山からかなり逆方向に上ってきたとおもいきや、ここから約1km先にもコンビニがあって住宅街があるそうです。函館、広い!

「はこだて検定」で扱われることはなくても、

函館を知るのだとしたら、

人口減少と高齢化が進む地方都市で、無関心ではいられない

問題のような気がしています。


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2017年9月11日 (月)

「はこだて検定」が教えてくれるコト…

再開発に愛も恋もないだろ!って

思っている人がいるかもしれません。

ずっとここで主張しつづけているのは、せっかくなら

・お客さんに喜ばれる、わかりやすい親切な店づくり

です。

そのうえで個性的ならなおよし。

箱だけ作っても中身に魅力がないと、

簡単に人は集まりません。

また、人が集まらない場所で商売を始めても、

正当な評価は得難いですよね。

今回のキラリスでテナントが埋まらない理由を

HTB「イチオシ」では、

「(運営会社は)資材高騰が主な理由(と説明しています)」…。

経営者は誰もが損したくないですから、

採算性が見込めなければ出店しがたい。

で、それは誰のせい?

集まらない市民のせい?

ねえ。

駅前の新築ランドマーク。

テナントが空き空きの状況で誰かが責任とるんでしょうか、

ということです。

さて、きょうはその話でなく

はこだて検定の話をば。

少し前までは「はこだて検定」ぐらいラクショーだろ!と

気合入ってましたけど、そこにも微妙に愛のない状況が

垣間見えます。

誰のための「検定」なの???

151104kyumarui

ちなみにはこだて検定対策講座なんていう企画があって、

まちセンで勉強会があるそうですが、それに関連した例題で

こんなくだりがありました。

ちょっと長いですけど引用させていただきます。

====================================
【1】函館市の人口に関する記述のうち、正しいものはどれか。(初級第5回)
1. 道内では札幌に次いで、2番目に人口が多い
2. 国勢調査による人口のピークは1980年(昭和55)である。
3. 国勢調査による第三次産業従事者比率は90%以上である
4. 1920年(大正9)第1回国勢調査では全国5位の人口だった

【2】函館の人口に関する説明について、誤っているのはどれか。(初級第6回)
1. 現在、札幌、旭川に次いで道内で3番目に人口が多い
2. 人口のピークは1980年(昭和55)ころである
3. 産業別就業者数で一番多いのは、造船・機械業である
4. 第一回国勢調査では全国9位の人口となった

【3】函館の人口に関する記述のうち正しいものはどれか。(初級第11回)
1. 2010年(平成22)の国勢調査による第三次産業従事者比率は90%以上である  
2. 1920年(大正9)第1回国勢調査では全国5位の人口だった 
3. 現在、道内では札幌に次いで、2番目に人口が多い
4. 江戸時代末に函館市の人口は1万人を超えた

【4】函館の人口に関する記述のうち誤っているのはどれか。(初級第6回)
1. 古い文献によれば江戸時代末1801年(享和元)の人口は2,695人。1857年(安政4)には1万人を突破したと述べられている
2. 明治時代には日清・日露戦争で勝利し、景気が良くなり、人口は急増、10万人を超えた
3. 1920年(大正9)の第一回国勢調査では145,843人で、全国9番目、札幌、仙台を上回る東北・北海道で最大の都市となった
4. 1973年(昭和48)に亀田市と合併し、人口は30万人を超えたが、その後は低迷し、現在は約28万人、札幌、旭川についで北海道第3位の都市である

【5】函館の人口に関する記述のうち誤っているのはどれか。(初級第10回)
1. 古い文献によれば江戸時代末1801年(享和元)の人口は2,695人。1857年(安政4)には1万人を突破したと述べられている
2. 1920年(大正9)の第一回国勢調査では145,843人で、全国9番目、札幌、仙台を上回る東北・北海道で最大の都市となった
3. 明治時代には日清・日露戦争で勝利し、景気が良くなり、人口は急増、10万人を超えた
4. 1973年(昭和48)に亀田市と合併し、人口は30万人を超えた
====================================

ポイントは「重要な問題は繰り返し出題されている」という表現でした。

個人的には「正しいものはどれか」「誤っているのはどれか」を無限ループさせる出題形式が

好きじゃありません。

同じ内容でも正答率は違ってくるからです。

重箱の隅をほじくれば、

「全国9番目、札幌、仙台を上回る東北・北海道で最大の都市となった」

の「となった」ですけどね。繰り返し登場しますけど。

第一回、初回の国勢調査、それ以前に国のオフィシャルな調査はないわけです。

「札幌、仙台を上回る」はあくまで現在を基準にしているわけで、

開港以来ずっと差があったかもしれませんね。

1920年の函館では、後世札幌や仙台と比較するなんて思ってもいなかったんじゃ

ないでしょうか?

160327hsc_392

それより、先日調べた市電沿線の人口が函館全人口の15%というのは、

予想はしていましたがなかなか衝撃的でした。

当然、市電の路線がガス会社経由五稜郭駅とか、東雲町から宝来町とか

もっと運行系統が多かった時代は30%以上はあったのではないでしょうか。

平成28年度の函館市の統計によると、人口比率は、

亀田支所管内44.2%、本庁管内30.8%、湯川支所管内18.1%、銭亀沢支所管内2.7%、

南茅部支所管内2.0%、恵山支所管内1.2%、戸井支所管内1.0%、椴法華支所管内0.4%です。

はこだて検定ではこんな問題は出題されません。

だって正式名称は「函館歴史文化観光検定」ですからね。

函館のいまを知ろうとする企画じゃないんです。

過去の函館をもっと好きになろう???

誰が?

自分にしてみれば、過去も現在も未来も気になるわけですけど。。。

検定合格の仲間を増やそう!がメインテーマの気がしてなりません。

わが街の歴史、過去を振り返るのもだいじですけどね。

過去を知って現在、未来に活かすべき。

170825toiline_shiodomari

↑検定上級合格者なら、これがどこにある何の遺構かわかると思います。自分はこういうのがまだ残っていると知らず撮影しました。

そういえば、8月にローカル出版された企画で

気になるものがあります。

そのうち紹介しようと思います。


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2017年9月 8日 (金)

函館…愛のある再開発は無理なのでしょうか???

9/4のHTBのニュースワイド番組「イチオシ」で

函館のあの問題が取り上げられていました。

だからどーした、という部分もあるものの、

問題提起なレベルでは、こうした取り上げ方は定期的に必要です。

まずはフックは

「函館ビバリーヒルズ構想」

空き家が目立つ西部地区に活気を取り戻すために、

高級住宅街を作ろう!というあの話。

明治の初めはけっこうな高級住宅街でしたけどね、あのあたり。

幸坂とか弥生坂とかの中腹って。

まあ遊郭があったぐらいだから、いろいろ混在してたと見る

こともできますが。人は集まってました。

イチオシったら、テレビらしく西部地区の何も知らない高齢者に

「函館にビバリーヒルズを作る話、ご存知ですか?」と

ムチャ振りして、

「何、美唄?」とナイスリアクションを引き出して、番組で使ってました。

びばい、じゃなくて、ひどい(笑)。

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で、再開発ネタで、続けてお決まりのキラリスvsシエスタ。

3フロアぶち抜き無印良品のおかげで、シエスタ圧勝の話。

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4FのGスクエアも平日夕方は勉強?場所を求めて地元高校生がたむろしている話題。

Gスクエアの利用者数はきわめて順調のようです。

それは見ていてわかります。

170501gsquare

この写真は5/1のまだ空いているうちに撮影してます

近隣の柏木町や杉並町には高校が複数所在します。

いっぽうキラリスは、この夏はこだて未来館で必死に「ゲーム展」を企画したものの、

1F店舗が寂しすぎて、人が寄り付かない話。

もちろん取材された来館者は

「(未来館、キッズプラザに)来るきっかけができてよかった」と

語りますが、夏休みが終わったらどうでしょう。

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↑キラリス1Fに置かれている「すくすくスケール」。前に立つと自動的に身長を測ってくれます。気になる方はぜひ駅前キラリスへ。無料です。

保護者同伴必須でかえって足が重くなる気がします。

開館当初、関係者は「地元の人も観光客も」と意気込んでいたようですが、

まあポーズだけ。

ついには1Fの喫茶店が1年で閉店しました。ひっそりと。

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自分も行っていて2~3週間気づきませんでした。

まあコンセプトレベルでこのブログでも触れている店舗なので、

1年もよく頑張ったような気がします。

そしてその後継店の逃げ腰なこと。(9/10までの1か月限定ショップ)

午後5時には閉まってしまうので、自分の行動パターンでは

お客さんが入っている場面に出会いません。

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170829kiralis_ten2n

↑16/11/15撮(上)と17/08/29撮(下)で違っているのは?

このまとめきれない内容をイチオシのキャスターが

どうまとめるのか、興味深く見守っていると、

「人口の減少は函館に限ったことではない」と前置きした上で

「函館市はJRや路面電車・バスなど交通至便な中心エリアに

賑わいを取り戻したいとしている」という無難なまとめ。

だから、公共交通の利用促進にどんな手段があるだろうか、

って話でしょう。

バスはともかく市電の沿線に函館の人口の何%が住んでいるんでしょうか?

ジャストに沿線の24町の人口で算出すると函館全体の15%です。

だから「旧来の中心地」にわざわざ行く理由が必要です。

まあシエスタも無印にオンブにダッコでいいのかと

思いますけどね。何より本町付近も居酒屋優勢でランチ営業のお店は

かなり少ないし。

そもそもは大火がトラウマになって、街づくりに失敗してしまった函館。

9/2、9/3のグルメサーカスは集客したそうですが、

それで?と思うのは自分だけでしょうかね。


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2017年9月 6日 (水)

トランスイート四季島@函館…その魅力は行先よりも…

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オンエアからだいぶ経ちましたが8月下旬にNHKBS103で

遼河はるひ&紺野まひる出演で、JR東日本の豪華列車

トランスイート四季島試乗記をオンエアしていました。

その流れで、

「さよならトワイライトエクスプレス」「さよならカシオペア・はまなす」の

再放送をやっていました。

乗り鉄くくりかと思いきや、その異質な番組の作りに少々驚きました。

同じ週に「六角精児の呑み鉄本線・石勝線&根室本線」もやっていたので、

四季島の番組の違和感がますます大きくなりました。

まずガチじゃないです。四季島の番組。

元宝塚2名が試乗したのはトレーニング運行ですが、番組は本番取材と

クロスして作られていて、ただただラグジャリーな四季島を強調していました。

その中でわが函館も登場するわけです。

市内随一の歴史と伝統を誇る割烹「富茂登」で「朝食」を食べる。

ふだん店を開けていない時間帯にバスで乗りつけて、ぜいたくに。

でもそれ以外の函館観光は市電に乗ることと、朝市近辺でお土産を買うことだけ。

お昼(12:28)には函館を後にします。

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函館山を外すことが四季島のぜいたくの極意?

よーく考えてみましょうよ。

2泊3日の旅程で初日のお昼(11:40)に上野を発って、日光を経由し、

青森を経由して、とりあえず北海道の地に立ち、復路は

鶴岡や新津で楽しんで3日めの夕方には上野に戻る。

行く先行く先で関係者が大歓迎をしてくれる。

「次にお越しの際は、もっとゆっくり観光してくださいね…」

そういって大歓迎してくれる。

奥羽・羽越方面にそれだけの大きな目玉があるか?

ということになります。

特に2日め午後10時の弘前駅での20分間のお出迎えと

3日め早朝午前5時20分の鶴岡駅での歓迎には頭が下がりました。

番組では遼河はるひが午前6時にクラゲで有名な加茂水族館へ。

いやあお出迎えするほうもタイヘン。

だって3日め早朝プランは4択で34名のうちの4分の1が水族館を

選ぶ?わけだしね。

朝食前のひと仕事? タレントさんはそれが商売だから

いいんですけど? 早朝4択のうち

「どこにも行かない。列車に残る。起きれない」

というのが最高のゼイタクのような気もします。

おもてなしをすべてすっぽかす…(笑)

当然JR東の持ち物である四季島ですから、エリア内で完結させねば

ならないわけで、とりあえずでも函館朝市は組み込んでおかないと

文句のひとつも出るのではないでしょうか。

こうして主眼は旅そのものではなく、ぜいたくな特別な体験という

わけです。

「豪華列車いいですね。自分も一度は乗ってみたい」

社交辞令でなく本気だとすれば、旅行が別に好きじゃない人なんじゃ

ないでしょうか。高級フレンチばかりが御馳走じゃあありませんよ。

さて、これだけ書いて貧乏人のひがみと受け取っていただもご自由ですが、

何が不憫って、わずか34人のぜいたく者のために、各所で駆り出されている

かもしれない地元の方々が不憫です。

これで2回目があるなら、四季島の乗客1人が近い将来10人連れてきてくれるなら、

張り切ってもいいと思いますけどね。

いろいろ大人のしがらみがありそうです。

170904hsc_530

↑この貸切530は四季島メンバー使用時のものではありません。

さて、ノービジュアルでこの話はきついなあ、と思っていたところ、

先日、真昼間にこいつが老骨に鞭打ってお仕事していました。

通常運行じゃないよね?

はい、NHKの番組で見た、見覚えのある四季島のロゴをくっつけて、

貸し切り運行でした。

ということはいま四季島が駅にいるわけだ…。

ということで入場券170円をはたいて、資料画像を収集してきた次第です。

7番線のスーパー北斗の陰に隠れて、8番線にシャンパンゴールドの車体を

横たえていました。

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まあ、ぴかぴかツルツルで、いろいろ映り込むこと!

スーパー北斗の先頭車両を映しこもうとしたら、黄色いヘルメットの係の

方々とか駅員さんも映ってしまうので断念しました。

170829sks9

↑右に停車中なのが札幌行きS北斗

いやあ、左の車両に乗り込む人、右の車両に乗り込む人、自分のように

単に記念写真だけの人。

人生の明暗ですかね(笑)。

さすがに何度も乗る北海道新幹線にはそんな気はおきませんでしたが、

99%乗らない四季島は見物に行ってもいいのかな?と

そういう心境でした。

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↑5号車ラウンジカー。ここに出入り口があります。

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でもシャンパンゴールドのツルピカがちょっと過ぎる気がしたのは

気のせいでしょうか。

まあ、乗ってしまうと印象も違うんでしょうけどね。

それにしてもJR東日本管内に一生に一度は行くべき観光地が

意外と少ない。そして鉄道沿線とも限らない。

東京・横浜をのぞけば、

・日光

・十和田、奥入瀬

・松島

・平泉

そして

・弘前の桜

かな。

今回の2泊3日の旅程で通過しても下車の選択肢がなかったのは

埼玉、福島、岩手、秋田。

これで殺到して予約が取れないのだとするなら、

下車駅やプランはどうでも「四季島に乗る」ことが最優先になる

わけだから、こうした

クルーズトレインを「旅行」「観光」に結び付けようとするのが

やっぱり違うのか…。

はい、地元の期待には添わない旅行商品なのでしたぁ。

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2017年9月 4日 (月)

函館庶民のパワーランチ、パワーディナー?

ガイドブックにはまず載らないお店。

フリーペーパーとも無縁のお店。

観光客が外観にまったく魅力を感じないお店。

おしゃれとは無縁のお店。

ことしはそんなお店にも思い切って

入店するようにしています。

ハズすのを恐れながらのチャレンジ。

ただ、そういうお店をブログで具体的に

紹介するのは遠慮しておきます。

そんな外観がドイヒーなお店に限って、

そこそこ常連さんが通ってます。

他に誰もいなくて

自分だけがダマされた…ということはないようです。

とある直感で飛び込んだ住宅街の中華食堂では

日曜日は特別サービスデーで、

いまどき夜の7時すぎに満席で驚愕しました。

前のお客さんの食器を片づけられないぐらい忙しく

してました。

食べたのはこんな感じ。

決して写真の撮り方ではないと思いますが、

でも、これでサービスデーの回鍋肉定食500円でした。

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某電停すぐにあるこのお店も理由があって、

ランチタイムは大忙し。

映画「オーバーフェンス」のロケにも使われたお店。

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ここで自分が食べたのは「カレーチャーハン」。

ドライカレーではなくカレーチャーハンなところが

函館チックじゃないでしょうか。

これも観光客とは無縁な食文化。

最近のヒットはこの豚しょうが焼き定食。

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このお店も住宅街にあってガイドブックとは無縁の

かなりの外観のお店です。

しかし昭和なカンジの納得のボリューム。

ディープな函館?

繁華街にあるこちらのお店のしょうが焼きは

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ビジュアル的には遜色ないように思うかもしれませんが、

味とボリュームは段違い。

前者はリピート決定。後者はこの一食だけでリピート否定。

うーん生き残る店には理由があるようです。

残存者利益?そうとばかりも言えないでしょうな。

ま、外観に難ありの繁盛店はもはや修正がいらないのかも。

とりあえず、

2つ前の記事みたいなネガティブ体験ばかりじゃないという

そういう話でした。

それにしても客層的には、男メシ、女メシと

絶妙に分離していますね、函館ランチ。

こづかいの少ない旦那衆目当てに商売できる店は

限定的、というオチかもしれませんな。

消費はすべて女性が握る、とね。


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2017年9月 1日 (金)

細かいことは気にならない、は個人レベルの話でしょ?

さてと日々通うと、通ったなりの発見が得られる場所です。

函館駅…。

これは以前保留した素材です。

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わざわざ何を伝えたいの?と証拠写真を撮るのは気が引けますが、

この位置に

函館山への行き方と、五稜郭もとい五稜郭タワーへの

行き方がこっそり説明されています。

導線外だと思いますが、JRの切符を買おうとして

気づいてもらいたい、ということなのでしょうか。

で、ほどなくここにも気づきました。

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おかしいところが2か所ありますね。

「市バス」という表記と「五稜郭のマーク」

ついでにいうなら大沼へ行くときは「大沼駅ではなく」「大沼公園駅で下車」

としっかり書かないと。

最初、ああ市バスがあった当時のまま、直していないんだな、と

思ったのですが、表示を引いた絵面で見るとこうです。

このボード、2016年3月に書き換えているわけよね。

170820station_info2

JRだから市バス、函バスの区別に無頓着?

いや「市」の文字を一文字消せば、間違いはとりあえず

修正されますよ。それだけ。

そして五稜郭のマーク。半月堡ってどの位置にあるんでしたっけ?

南に向いていませんか? 普通。

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↑タワーから見るとこうね。これが見慣れてる。見慣れるとかないんだ???

これじゃ競馬場のあたりから見た角度。

違和感ないんでしょうか? 

これも修正は難しくない気がするんですけどね。

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そう思ったら、この市内の有名ラーメン店の

インフォメーションカードも五稜郭の向きは同じでした。

それに加えて地図として、わかりやすいでしょうか?

単なるデザイン?

まさか五稜郭のカタチを「知らない」ってことはないですよね?

話は再びJR北の話へ。

さらなるハッケン。このJR北のひとりよがり体質。

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正面中央に「帯広駅発着」とあります。

なぜこのパンフが函館駅に置いてある?

ぱっと見、自分はそう思いました。

違うんです。

帯広駅発着の商品のパンフではなく、

「例えば帯広駅発着だったら」という例示なのです。

1万円台から4万円台と幅があるのは、

ホテルの部屋をグレードアップして、全行程グリーン指定席で

移動した場合の上限価格。

上限下限を明示するのが表示のルールなんだと思います。

そうなのであれば、道内主要駅発着に対応した商品であることを

まず明記すべきでしょう。

「函館駅に置いてあるのだから、函館発が可能に決まっている」

何という決めつけ体質。

これがほかの駅でも起こっている???

それとも偶然、帯広バージョンを函館駅に納品したとか、とか。

別に自分はそれでかまわないし…関係ないし…という無頓着主義?

全道主要駅発着…パンフをよく読むと、東室蘭以遠、旭川以遠限定ですけどね。

苫小牧、岩見沢では非対応。そりゃそうか。

みんなたかだか1泊2日で札幌・小樽へ行くのに、こうして

自分では旅行を仕切れないんでしょうかね。

そんなことより、鉄道ファンを除けば、

そこまで鉄道利用のタビに一般住民のシンパシーがない

という現実を直視していないのかな?ってカンジですね。

10月からほぼ半年有効のロングラン商品なんで、紅葉目的と雪祭り目的が

混在していて、企画意図ボケボケですけどね。


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