小さな体でもしっかり主張→ノビタキ&キビタキ
この夏、特に楽しませてくれたのは
ノビタキのちびっ子たち。
前回更新記事の最後に写真だけ載せておきました。
ノビタキはとても愛嬌?のある鳥で、
誰かが縄張りに近づくと、
ジッジッと舌打ちをするような音を立てながら、
舞い上がっては降り、を繰り返します。
写真を撮ってくれと言わんばかり。
でも、これ何度も繰り返し観察していると
習性のようです。
必死にアピールするんですね。
侵入者がいるぞ、と。
子育て中のつがいがするなら、
わかりますが、ちびっ子もときどきそれをマネします。
最初は飛ぶ練習なのかと思いましたが、
そうではないようです。
同じヒタキの仲間のキビタキも面白い鳥で、
この夏、見晴公園ではかなり遊んでもらいました。
まあよく撮らせてもらいました。
「気が強い」という部類のようです。
オスは縄張りを主張してきれいな声で囀るために
居場所を特定されてしまうわけですが、普通の野鳥なら
人間の気配を感じて逃げるのが普通です。
キビタキはとまる枝を変えてでもそのエリアをなかなか離れようと
しません。縄張りですから。ときにこんな場所にとまって
侵入者をチェックしたりします。
でも外見がこんなに目立つ黄色ですからすぐに撮られてしまいます。
↑キビタキ♀は♂より警戒心が強いですが撮ると高確率で振り返ります。シャッター音が聞こえているわけです。
函館で夏日が続いたある日の見晴公園。
一羽のキビタキ・オスが降りてきて、日なたの草むらに降りました。
キビタキはあまり地面で採餌しないので、(空中で虫を捕まえるようです)
どこへ行ったのだろうと探すとかすかに黄色い羽の一部が
雑草の陰から見えています。
ネットで画像を調べたらこれ「日光浴」だそうです。
暑い日に水浴びする鳥はよくいますが、キビタキは
日光浴。本人は敵から見えない場所にいるつもりのようです。
顔が映るようにすこし移動してシャッターを押しました。
でもすぐに気づいて数分で高い枝へ戻っていきました。
ヒタキ系はこちらの存在に気づいていても
割と自然に?ふるまうところが魅力的です。
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