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2017年7月21日 (金)

交流&観光の多彩な選択肢を探してみると?

函館の交流人口が増える、ことと

街全体が楽しくなることを両立させるのは実に難しい。

そう思います。

自分のように人が集まる場所には

あまり行きたくない、というへそ曲がりも世の中には

少なからずいるから(笑)。

それは冗談として。

このブログもそもそものきっかけは、

夏タビとして訪れた全国各地の絶景コレクションみたいな

ところからスタートしたわけだけど、

結果的に人混みにたどり着いてしまったことは

ほとんどなし。

旅=観光のようでもあるけど…。

まあ地元の花火大会や有名な夏祭りの日程を知らずに

現地を訪れてしまったことはあるにはあったけど。

その理由は初期のテーマのひとつに灯台巡りだったから。

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↑上から日御碕灯台(島根県)、宗谷岬、神威岬灯台

とても制覇といえる数ではないけれど日本全国はしっこ巡りを

10年以上は継続した。

大好きな旅番組、テレ東(太川・蛭子の)「路線バスの旅」

に共感するのもどちらかといえばマイナー志向だからかも。

徐々に旅のテーマは変わってきてしまったけど、

相変わらずメジャー志向でないことは確か。

2016年には龍飛崎、尻屋崎、神威岬、納沙布岬、宗谷岬を

つづけさまに訪れて、逆に「次」が見えなくなったぐらい。

食べ過ぎは体に毒。

灯台って場所は当然ながらどこもアクセスが悪い。

突端だから。

とはいえ自分の灯台巡りは

路線バスでたどり着ける灯台限定だから、

徹底した秘境志向でもない。

いわばプチ征服体験といったところ。

その意味では高いところに登って眼下を見下ろすのと

さほど変わらないと思う。

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↑日暮山からの大沼・小沼

アクセスが悪くて人が少ないほど達成感はあるような気がするけど

そこまで徹底する気はない。

さて函館市内の灯台といえば恵山岬灯台。

残念ながら行ったことがない。

え?市内に住んでて行ったことがないの?

函館市民の皆さん、どうでしょう?

自分にとっては先に挙げた5か所の灯台ほど

征服欲を刺激されない。

とにかく交通の便が悪い。

灯台資料館は去年から閉館中だそうで。

一般的に函館観光と言えば、

夜景・五稜郭・朝市・元町&ベイエリア散策

とても1泊2日では消化しきれないボリューム。

だからそこに集中する。

どうせ函館を訪れるのも一生に一回と思えば、十分な話。

でも新幹線でアクセスが改善されて

また行こうか、となったら次は函館のどこへ行く?

厳密に函館市内に限定する必要もないでしょう

昨日のニュースでは2019年をめどに

世界遺産登録を目指す垣ノ島遺跡も整備する方針とか。

そこ面白い?と聞かれて市民はどう答えるでしょうか。

さて観光客はどうやって目指しますか。

レンタカー?

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↑縄文文化交流センター

自分は食事のできない「道の駅」にちょっとびっくりしたんですが。

交流人口の核はどう考えても観光。

でも地元民がオススメできない場所に観光価値を見出すのって

どうなんでしょうかね。

交流人口の増加を狙うということが、

マスが共感する機会を増やす、

ということだとすれば、

函館山・五稜郭・朝市・元町&ベイエリア

にいかに人を集めるかってことでしょう。

ならそこに多様性はいらない。

なんか怪しい「交流人口」の概念。

函館市の交流人口だけが増えて、周辺自治体の

それが減ってしまうのでは地域の活性とは

逆行すると思うわけ。

実はこれ函館「市内の」交流人口でも

言える話じゃないかと。


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