連休真っただ中、函館山にてキビタキ君、初認でした。
春→夏の鳥たちの出欠状況も
いまのところオシドリ以外はまず順調です。
いつもの場所に居なくても
まあ道南のどこかに来ているのでしょう。
それぞれ渡ってくる順序があるようなので、
5月中旬には出揃わないと困ります。
さて連休3日の朝、久々に函館山へ。
鳥見スキルの確認みたいなもんです。
資料によれば函館山で観察できる鳥は
100~120種類で、留鳥が30種類。
残りは半分以上が夏鳥なのだそうです。
旧山道の五合目のあたりに「観察小屋」が
あります。
特別鳥獣保護区にも指定されている
函館山ですが、残念ながら野鳥観察には
適していません。ほとんど誰も観察していない
のではないでしょうか。
観察小屋もあれで隠れた水場が確保されて
いると「決まる」のですが、木陰で
暗いし、まず写真は撮りづらい。
基本的に森林の中は
観察しやすい環境ではないのです。
ポイントは開けた場所との境目
なんじゃないでしょうか。
そこを考えると見晴公園のような場所は
いかに恵まれているか、と思うのです。
鳴き声、さえずりで種類がわかり、
すべて姿を見た気になれる達人なら別ですよ。
旧山道をゆっくり上がっていく限り、
この日、見かけたのはシジュウカラ、ヤマガラ、
ヒガラ、ゴジュウカラ、メジロ、ウグイスぐらい。
地鳴きしているムシクイ類がいましたが、
さえずらないと一瞬のルックスだけでは
種類はさっぱりわかりませんね。
メボソムシクイかセンダイムシクイか。
そんな中で迎えてくれたのが
このキビタキ君でした。
姿が整ってないので若鳥かもしれませんね。
キビタキの北海道飛来は例年5月初めのようなので、
さっそくご挨拶できました。
(翌日は市民の森にも別のコがお出ましでしたから、もう見晴公園にも
来ているでしょうね)
津軽海峡を渡ってきて「解散」は早いですね、キビタキ君。
さえずりまくってすっかり縄張り確保の体制になってました。
あとはシマリス君。
まあ、慣れてはいませんが。
それにしても愛がないなあ、と感じるのは
函館山に来ているか来ていないか
誰も関心がなく、100種類以上の鳥がいるんです、
スゴーイ!はないだろうと。
もちろん旧山道エリアだけが函館山なのではなく、
裏側の断崖だって函館山でしょうから、
登山道で出会うはずのない
水辺の鳥も函館山の鳥でしょうけど。
もちろん全部把握しろとは言いません。
アクセスしやすい鳥見スポットがもっとあれば
いいんですけどね。
まあいまさら無理でしょう。
さてさて渡ってきても函館山には
居つかない鳥たちが
市内のいたるところで見られる5月です。
↓市民の森のキビタキ君は向こうから
挨拶に来たようです。なんか巡回中みたいでした。
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コメント
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もう少し大きいフォントにして欲しいです。
投稿: fufu | 2017年5月 5日 (金) 08時03分
fufuさん
>もう少し大きいフォントにして欲しいです。
読みにくくて誠に恐縮です。ブラウザの表示サイズで調整いただけると助かります。
投稿: ブログ管理人 | 2017年5月 5日 (金) 17時45分