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2017年1月18日 (水)

函館朝市、そしてどんぶり横丁のプライド

函館の朝市、くまなく知っているわけでもありませんし、

そこまで長期にわたってウォッチングしてきたわけでもありません。

それでも誰が何と言おうと函館を代表する

歴史ある「商店街」なのではないでしょうか。

そういえば、昨年の2~3月に

「函館海鮮丼食べ比べ」の十番勝負をブログでやりました。

その時期はけっこう足しげく通った気がします。

そしてつい最近まで特定の時間帯に「どんぶり横丁」に

とある理由から足を向けていました。

午後6時を過ぎるとどんぶり横丁も人影はまばらです。

朝市にそんな時間に行っても、お店はみんな終わっています。

地元民的にはこれ常識。

ところが観光客の方々はそうでない人もいるんですね。

暗くなってからどんぶり横丁へやってきて

「やってないのか…」

いやいややってないのか…じゃなくて閉店後、ですよ。

観光客の皆さんはそれで終了、かな。

一部の人たちは「そっかあ、朝市だもんな、明日また来てみよう」

そうリアクションします。

当初は自分も「考えたらわかるだろうに…」

そう思っていました。

でも、ふと考えたんです。

何時から開いていて何時に閉まるの?

そう思って閉店後の店頭を何度か眺めてみました。

驚くことに明示してあったのは飲食店15軒のうち一軒だけ、

でした。

170109donburipump

これには書いてあるんですよ、パンフレット(リーフレット)には。

でも店頭にはありません。

実は午後7時の時点で開いているお店は2軒あるんです。

それ以外は午後3時ぐらいで閉店。

朝市ですからね。早い店だと朝は6時から開いています。

ほとんどの店が朝7時には開いています。

冬ならまだ暗いうちです。朝市ですから。

でも、「そんなの常識でしょ」という雰囲気に満ち満ちているのが

とにかく気になりました。

あくまでパンフレットによれば、15軒のうち、7軒が不定休。

これ、お客さんがいる時期は営業する、ということなんでしょうか。

営業時間の明示がないのも「基本的に」であって、客足が途切れた

ところで閉める、ということかもしれません。

このスタイル、観光客の皆さんに伝わっているのでしょうか。

もしかしたらそんなこたあどうでもいい?

実際に何度も見ていて、パンフにある営業時間内に閉店していたり、

臨時休業が何日も続いていたり、定めた曜日以外で定休日の札が

かかっていたり…。

いちばんおやおやと思ったのが閉店後に「準備中」と掲げている

お店もありました。本日終了の札と意味は一緒みたいです。

2005年にいまのどんぶり横丁になってから、利用しやすくなったのでは

ないかと思うのですが、10年ちょっと経っても

昔の気ままさは変わってないのかもしれません。

もちろん海鮮丼はこのどんぶり横丁がすべてではありませんが、

1か所にまとまっていることでメリットもあるはずなんです。

クチコミサイト、トリップアドバイザーの中で「函館観光名所」の上位にあっても、

評価がいまいち低いのはそこ、なんじゃないでしょうか?

それが魅力?

そうそう内税、外税も店頭に明記していないお店、も見かけます。

駅から近くて便利な立地。だからこそ、なんじゃないかと。

どんぶり横丁ではありませんが、近くのブロックに

夜の7時に仕度中と掲げていた

飲食店がほかにもありました。そこは営業時間の掲示では夜の部が

消されていたので、夜はやってないんだ、と思っていたら、

日によっては灯りがついています。

やってないことのほうが多いので、たまたま常連さんが粘っていたので

開いていただけかもしれません。

「開けていたくても手が足りないんだよ」

それが実情かもしれないです。

もう少し親しみやすくてよいような気がしますが、

もし「これが函館の伝統」と言われたら、

返す言葉がないように思います。

知り合いに関係者がいたら、一度そこを聞いてみたいのですが、

残念ながらいないので。


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