結局まだまだ知らない函館のハナシ・温泉編(1)
きょうは温泉のハナシを少しだけ。
湯の川温泉。
読みました。
あとの2つは?
登別とどこ?
まあ三大なんて根拠なく言う場合もあるので、
根拠を求めてみました。
旅館・ホテルの数とその評価(トリップアドバイザー)。
残念なことがわかってしまいました。
ニセコなどのリゾート系は除いて、強力なのは
大きな都市が近くにあるほど、観光客が来やすくて
いい旅館・ホテルが集まるという法則。
○○の奥座敷、というやつですね。
登別だけは単独で強力ですが、
定山渓は高級志向でお手頃の宿が極端に少ないように
思えました。あとは阿寒(釧路市)と
函館・湯の川は宿の数としてはかなり集まっています。
評価の高い宿が少ないorあまり評判の宿がないのは
洞爺湖、層雲峡、川湯…。
意外と小樽の朝里川温泉などは人気の宿が多いようです。
ロケーションって大きいんですね。
ということは湯の川温泉も環境条件は揃っている部類でしょうね。
そこで考えたのが旅のパターン。
だって主目的が温泉なら
宿主体の選択で一軒宿の温泉旅館でも全然いいわけで。
別に温泉街を目指す必要はありませんから。
それに日本人は基本的に温泉好きですが、
泉質にこだわって選ぶのはよほどのマニアでしょう。
温泉そのものが好きというより、リラックスできる環境と
旅の前後が重要なのだと思います。
自分のバアイ、2016年の個人旅は比較的温泉地多めでしたが、
泉質にこだわって選択したケースはまったくありませんでした。
でもいろんな場所へ行くうちに
好きなタイプの温泉がわかってきた気もします。
白濁した酸性、硫黄系の泉質が印象に残りました。
ちなみに湯の川温泉は基本的に
ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。無色透明。
カルシウムイオンが弱めの源泉もあるようです。
ナトリウム‐塩化物泉は日本中で
いちばん多い泉質パターンじゃないでしょうかね。
白濁した温泉に憧れるって、実にないものねだり、ですね(笑)。
直近の目標は温泉成分表がちゃんと読めるようになること。
源泉の温度が60度を超えるので、
「湯の川、熱すぎ!」という声も聞きますが
この源泉かけ流しを比較の基準に据えると、
函館市民には潜在的な温泉ツウは多いはずです。
だから各地のドーミーインの屋上大浴場も
「まあ、ないよりはいいよね」
そんな感じになっちゃいますかね。
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