函館あれから10年この先10年…【ホテルの消長】
21世紀に入ってからの函館&道南の大きな動き、
まずは2004年の
函館市・南茅部町・戸井町・恵山町・椴法華村の合併でしょう。
この合併で函館市の市域は1.95倍に拡大しました。
翌2005年には
森町と砂原町が合併
2006年には
上磯町と大野町が合併して新たに北斗市が誕生しました。
2016年は北斗市誕生10周年だったわけです。
ちょうど10年めに新幹線の駅が開業。
市電の記事のとき、CSフジ2005年制作の
「みんなの鉄道」番組中、車体に
「祝・北海道新幹線着工」とディスプレイされた車両があった話を
書きました。
さて、自分が10年前の函館観光ガイドブックを見て思ったのは
紹介されているホテルの多くが変わってしまったことです。
かなり消長が激しい。
・函館ハーバービューホテルはロワジールホテル函館を経由して
昨年フォーポイントバイシェラトン函館へ
・ホテルJALシティ函館はチサングランド函館、函館グランドホテルを
経てホテルWBFグランデ函館へ
・フィットネスホテル330函館はホテルリソル函館へ
・ホテル第2オーシャンはスマイルホテル函館へ
・ホテルリードコア→ドーミーインEXPRESS函館五稜郭
・ホテルえさしや→ホテルソウルガーデン函館
・丸仙旅館→笑函館屋
・ホテルリッチ函館→ホテルプロモート函館
同じ場所に建て直したもの、改称したものも含みます。
営業が終了したのは
末広町のホテルニューハコダテ、大森町の函館温泉ホテル、
湯の川温泉ではホテル入川、
ホテル御園、鱗旅館、湯の川プリンスホテル別館松風苑など。
同じく湯の川の想い出づくりの宿飛天は望楼NOGUCHI函館に
コンセプト変更、リニューアルしています。
朝食人気のラビスタ函館ベイや
函館男爵倶楽部、ホテルネッツ函館、コンフォートホテル函館
ヴィラ コンコルディア リゾート&スパ、スパ&カーサ函館(現パコ函館別亭)
スーパーホテル函館、ホテル グランティア 函館 五稜郭
東横INN函館大門、ホテル パコ函館などなど。
とにかく10年でこれだけ入れ替わるものでしょうか?
まあそれだけ函館が観光ビジネスのターゲットとなっていることと、
競争が激しいことの表れではあると思えます。
古いガイドブックなど役に立ちはしませんね。
気になるのはこの10年で新規参入しているホテルの
多くがクチコミサイトの上位にいることで、
改称、リニューアルのホテルは苦戦傾向にあることです。
これはやぱり夏と冬でピークのオン・オフが
激しい北海道の厳しさなのかもしれません。
ことは確かで3月には新函館北斗駅前に
ホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗が開業。
市内での年内開業を目指しているとか。
活気があるのは悪いことではないと思いますが、
激動すぎて時代の波に翻弄されぬよう
この10年を振り返って、先の10年を思ってしまいます。
函館、まだまだ、もっともっと動く、ようです。
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