【宿の朝食考察2016最終回】無料朝食はやはりビジネスニーズ…
ほんとうに評価ラインをどこに引くかで
食事は満足度が違ってきます。
誰だっていつも同じラインを求めないと思います。
おいしいものを少しだけ食べるのが目的で
満腹になんかなりたくない、
っていう人はいませんよ。
食事は腹八分以上は食べたいでしょう。
当然どんな場合も値段なり、というのはあって、
メガ盛りが流行るのは満腹感を求めるからでしょ?
B級グルメが人気になるのもいっしょだと思います。
別料金の朝食は値段相応かどうかの評価が発生しますが
ホテルの無料朝食でどこがおいしいかを論じることは
無意味ではないでしょうか。
まあ冷静に考えて実は宿泊代に含まれているっていうだけでしょう。
結局は日常なのか非日常なのかであって、
せっかくの旅行だから贅沢したい、という観光客の心理と
宿泊ビジネスは直結しているということです。
そこはしかたないです。
まあ個人的には総合的なお得感をどう演出するかが
重要だと思いますけどね。
まさに函館でラッキーピエロがウケるのはそこでしょう。
値段とボリューム感。
トリップアドバイザーの評価も実にCPの高さに絶妙に反応します。
これだけ宿の朝食について書いてしまったので、
自分が最近よく泊まるコンフォートホテルにふれておきましょう。
このホテルは朝食が無料です。
内容はどこでもほぼ同じなのであえてその度に撮りませんけど
こんな感じ。(この写真は帯広にて。他も判で押したように同じ)
出張族には嬉しい、というニーズですかね。
ソーセージ、ポテト、生野菜、フルーツ、コーヒー。
この無料朝食込の5200円なら立派なもんでしょう。
ザ・ビジネスホテルです。
もちろんレートは場所によって変わります。8000円近い
ケースもありました。
各地で集中的と言えるほどにコンフォートホテルに泊まりましたが、
トリップアドバイザーの評価も判で押したように3.8~3.9
なのには思わず苦笑ですね。
印象深いのは2015年12月の奈良5連泊で片道1000円使って
京都の紅葉見物に通いました。
コンフォート奈良5泊で34000円ぐらいでした。
税込で。これはもう穴場としてバレちゃってると思いますけど。
観光客それぞれに宿泊の評価が分かれるのは、
旅に求めているものが個人個人で違うから、です。
滞在重視であれば客室も温泉も食事もぜんぶ求められます。
函館には全部「あるよっ」と言っちゃえば、
それじゃあよろしくとなるわけですが、
その部分は観光客の欲でもあると思います。
その街の観光色によって求められるものには差があると
思っています。
シンプルステイもラグジュアリーステイも
ちゃんと棲み分けられるような観光都市函館だと
いいんですけどね。
共立メンテナンスのシンプルなのに豪華、プレミアム感に
正面から戦っても勝てないような気もします。
なーんていいつつ、数年後には函館駅の隣に
ダイワロイネットが進出してきますから、地元系ホテルは
いまから戦々恐々でしょうね。
新函館北斗駅隣接でシンプルステイが意外に
おいしかったりして…(笑)
奈良から京都に通う的な発想でした。
次回こそは根室花まる。(笑)
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