結局まだまだ知らない函館のハナシ・海産物編(2)
自分が知って、あらためて「そうなのか!」と思った函館のコトを
書いています。
さて、統計分析が好きなので、海産物編その2を
いっちゃいます。
ホタテ、コンブ、マイカにつづくのは、
サケ、ブリ、ウニ、スケトウダラ、ミズダコ、
ナマコ、ヤリイカ。
ホタテ、コンブ、マイカ、サケは
漁獲高減少で単価上昇。
ブリ、ウニ、スケトウダラ、ミズダコ、ナマコは
漁獲高増加で単価がややダウン。
なかなか不安定なものです。
みんなが食べたい!と思う魚種が不漁で値上がり。
そこまでニーズがない魚種がよく獲れて
値下がり。
キロ当たりの単価はウニ、ナマコ、コンブ、
ヤリイカ、ミズダコ、サケ、マイカ、ホタテ、
ブリ、スケトウダラの順。
前年比でマイカはキロあたりの単価が159%と
値上がりしたもののそれでもキロ600円と
いったところなんですね。
ちなみにウニはキロ単価で8000円、
さすがに高価です。
やっぱりここで思うのは
朝市の店頭や、海鮮丼の主役となっている具材は
必ずしも地元産ではないことがよくわかりますね。
せいぜいウニとサケ→イクラ、ホタテぐらい。
個人的に抵抗があるのはこのへんです。
それとサケと言わずサーモンとしている海鮮丼・寿司が
多いのも同じ北海道でも
道南と道東では違うのかな、と思います。
高級感が漂っていたほうが、観光的に成功しますよね。
そこが難しいところじゃないでしょうか。
とりあえずはここまでが統計(2016年の速報)から
見た基本的かつ表面的な事柄です。
道南の地域性をもっと掘り下げて、流通と地元の
消費動向、そして観光的価値を関連づけようとすると
ちょっと難しいので別の機会にします。
まあ、漁業(農業)従事者にとって人気がない、
売れないのでは、どんな新鮮な食材でも
供給する意味がないわけですから。
あと年齢層と食文化の問題も無視できません。
まずは日本人、魚食べないなあ、ってこともあるでしょうね。
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