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2016年12月30日 (金)

【宿の朝食考察2016】後編・ビュッフェじゃない朝食

旅館・ホテル朝食の第二回。

今回はビュッフェ形式じゃないパターンです。

小さな観光地の中規模・小規模の宿も含まれます。

ファミリー層はビュッフェ形式のほうが

好きなおかずを選べるので楽でしょうね。

大人の宿だと、そこの宿のスタイルに身を任せるのも

旅の醍醐味かと思います。

ただ、意識しすぎた演出や

「ああ夕食に比べるとコスト落としてるな」という

印象を与えるのは宿として力量不足なんじゃないかと思います。

まあ、朝食はひと晩過ごした後にやってくるものですから、

チェックインから睡眠・起床までの滞在の流れによっても、

印象が違ってくる可能性があるかもしれません。

●まつや千千
(福井市あわら市…1位)自己評価4(T.A.=4.06)

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●鶴の湯
(秋田県仙北市…1位)自己評価5(T.A.=4.42)

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●嶽温泉 山のホテル
(青森県弘前市…1位*)自己評価4(T.A.=4.08) *BBジャンル

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●ホテル竜飛
(青森県外ヶ浜町…1位)自己評価3(T.A.=3.92)

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●浜旅館
(北海道奥尻町…3位)自己評価4(T.A.=4.33)

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自己評価は朝食単体の評価ではありません。

ここで選んだのはトリップアドバイザーでも4.0前後の

そこそこ評価の高い宿ばかりだと思うのですが、

ビュッフェ形式じゃない、ということと外国人観光客(のクチコミ)が

多くないということはリンクしているように思うんですね。

鶴の湯以外はトリップアドバイザーのクチコミは

ほとんど日本語(日本人)です。

先に書いた過剰な演出…ここにはない宿で、

食卓の上で陶板でベーコンエッグを焼くというのが

ありました。またこの紹介5軒の中には

卓上の鍋で味噌汁を温めるというもありました。

これを出来立てを食べてほしい心配りととるか、

「セルフ」ととるかの違いはあるんですけどね。

どうなんでしょうか。

日本人の朝食として欠かせないもの…パン食がいい人も

いますから、納豆と生卵が日本の朝食とは

断言しづらいものがあるでしょう。

ただ2015年に泊まった宿で納豆に賞味期限がなく、

解凍した納豆ではないかと思った例がありました。

そこで調整するぐらいなら、無理して

朝食に納豆は要らないかなとも思います。

宿はいろんなバランスがあって、朝食の占める比率は

ほんのわずかでしょうが、安かろう、悪かろう、

「どうせ寝るだけだから」と言われてしまうのは、

残念なことです。

うちは温泉が売りだからといっても、

手抜き朝食、まったく印象に残らない朝食は、それはそれで

宿としてマイナス要素だと思うわけです。

自分は朝食自慢だからといってリピーターにはならないと

思いますが、宿のひとつの要素としてまったく意識がないかと

言えばウソになります。

意外と朝食のポジション、難しいような気もしてきました。


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2016年12月28日 (水)

【宿の朝食考察2016】前編・魅力のビュッフェ朝食

2015年から16年にかけて、精力的にいろいろな街や場所へ

旅を続けました。

2017年はここまで動き回ることはないと思います。

いろんな場所でいろんな絶景に出会えたことはもちろんですが、

今回は泊まった旅館・ホテルの朝食を

再考してみたいと思います。

最初はビュッフェ(バイキング)形式編。

旅館・ホテルに詳しい知人がいて、

「泊まるなら一点豪華主義でしょう」と

言います。

自分は貧乏性なので一点豪華よりは回数でせこせこ

稼ぎたいタイプなので、

一生に一度は泊まってみたい的な

価格帯の高い、超人気旅館・ホテルはほとんど

泊まりません。

というか旅の主眼は宿泊(温泉)ではないからです。

どんなに張り込んでも1泊朝食つき15000円未満…でしょうか。

ところがトリップアドバイザーのクチコミ評価の

データを分析すると、

・CPが高い

という要素以外に

・高価格帯ほど相応のサービス

という傾向も出ています。

値段なり…もそこそこ評価を得ているということです。

人間の欲望には限りがありませんから、

これだけ払えばこのぐらいのホスピタリティを…

と思ってしまうような気もします。

人それぞれの評価が分かれるポイントはここにもあるかもしれません。

1泊朝食もしくは1泊2食15000円未満という限定条件で

振り返ってみたということになります。

ここ2016年で泊まった旅館・ホテルの朝食を

比較してみて、宿泊客が何に満足するかを

自分の評価とトリップアドバイザーの評価を比較しながら

5軒ピックアップしました。

見ておきたい場所がたくさんあって、ビジネスホテルも

含め結果として三十泊以上してしまった2016年でした。

基本、自分は朝食では差がつかない、と思いますが、

かといって軽視もできない、とも思います。

さてさてこれらは

常に「朝食で人気」ホテルで全国で上位にくる

ラビスタ函館ベイと比較してどうなんでしょう?

まずはビュッフェ形式のホテルを5か所

●あかん遊久の里 鶴雅
(北海道釧路市…3位)自己評価5(T.A.=4.13)

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●一井(群馬県草津町…9位)自己評価4(T.A.=3.77)

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●ほほえみの宿 滝の湯(山形県天童市…1位)自己評価4(T.A.=4.43)

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●第一滝本館(北海道登別市…3位)自己評価5(T.A.=4.10)

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●御宿 野乃(鳥取県境港市…1位)自己評価5(T.A.=4.34)

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振り返ってみて、この5軒、どのホテルも朝食の差はないと思います。

朝食ビュッフェで言えば、地の食材をいかにうまく

取り入れているか、品数は豊富か。

「こんなに全種類は食べきれないよ~」な感じが

宿泊客の印象を強くするかな、と。

そうなるとある程度、規模の大きいホテルじゃないと

ビュッフェはうまく回りませんよね。

ただ最後の境港の野乃はドーミーイン系列で、

好きな具材を自由に盛り合わせる漁師丼を取り入れて

点を取りに来ていましたね。

161109nono_bf_ryoshidon

ドーミーイン系列の高評価は朝食によるところが大きいと

見ます。あとから知りましたがラビスタも同系

(共立メンテナンス、共立リゾート系)なんですね。

内容は驚くほどのものではありませんが、

周囲に朝市食堂があるわけではない街なので、

印象には残るかな、と思いました。


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2016年12月26日 (月)

日本全国20タワー企画・まとめPART2

タワーのまとめの第二弾。

高いところから見下ろしてみたい、という願望。

少数の高所恐怖症の方々を除いては

共感を得ることができるのではないかと思います。

ただし、その絶景ポイントまで行く手間と費用の

問題があります。

これがタワーなら水平移動は不要で、料金を払って

エレベーターで垂直移動をすれば、眼下に「絶景」が

得られるというものです。

次の一覧は20タワーの高さと入場料・開業年月日。

順番はトリップアドバイザーの評価順。

20towers

高いほど人気であるいっぽうで、人気観光地のタワーほど

評価は高い傾向もありますが、評価4.0を超えたのは

3か所だけです。

そしてけっこう築20年以上のタワーが多いです。

90年代以降に建てられたタワーは全体の3分の1…

つまり徐々に入場者数が減ってきたところで、

これをきっかけに全国各地で

プロモーションをしよう、という意図が見え隠れ

します。

それはいいんです。

問題は各地でやる気の差がバラバラなところ。

最初、内藤博士の6兄弟タワーの博多ポートタワー

がはずされて、福岡タワーが参加しているのを

見て、おや?と思いましたが、入場無料の博多ポートタワー

よりも福岡タワーにお客さんを集めたいですからね。

博覧会の跡地に建てられた福岡タワー、全国でもっとも

高い海浜タワーをうたいますが、海浜タワーってどういうくくり、

でしょうか。ライバルは千葉ポートタワー???

境港の夢みなとタワー???

もうひとつ気にかかったのは神戸ポートタワーよりも、

神戸市役所展望室がトリップアドバイザーで人気上位なところ。

神戸のポートタワーも古い施設ですが、

無料の市役所展望室にみんな登りたがる、ということですか。

眺めはポートタワーのほうが好きですが…。

そして都会では高層ビルが多すぎて、そのお互いが見えません。

博多ポートタワー→福岡タワーも見えないし、

神戸市役所展望室→神戸ポートタワーも見えません。

そんなところにがっかりしました。

最後はこの写真。

161110nankaisakai_atnight

↑眼下の南海・堺駅

161111sakai_view

↑大阪湾側の工場地帯

堺駅前の高層ホテルから撮りました。22階でしたか。

高さは神戸市役所といい勝負、でしょうか。

たまたま大阪市内にホテルがとれず、堺が初めてだったので

選んだのですが、たまたま部屋が高層階で。。。

「夜景がきれい」だけなら、

これで十分だと思いました。

「夜景がきれい」「夕陽がきれい」で

わざわざ遠い場所から観光客を呼ぶのは

大変な作業のように思います。

函館の夜景は「特殊」ですから、これには該当しませんが

都市夜景の場合は大都市なら似たりよったり、

ではないでしょうかね。

ほかにもまだ紹介していない地方都市にある高層ビルの

展望室からの写真はいくつもありますが、

いつかまたまとめましょう。

高層ビルからであっても、その街らしい展望が楽しめれば、

わざわざ「観光展望塔」を

必要としない時代なのだと思います。

今回の「協議会」の20タワー企画は

タワー×観光の復権を狙った企画(2010年)だったわけです。

150429stree

その後、東京スカイツリーやあべのハルカスもオープンして

やはり人気は新しいスポットへ。

観光客の集まる日本の大都会は高層ビルだらけで

タワーが珍しい地方では観光集客にとても苦労している前提です。

まったくもって付加価値の付け方の難しい時代ですね。

それにしても多くのタワーの展望が高さ100m

をうたいますが、その高さはビルの25~30階。

ただ高い場所から街を眺めること自体が別に珍しくない

時代なのだとよく理解できた旅でもありました。


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2016年12月24日 (土)

日本全国20タワー企画・まとめPART1

それではタワーのまとめ、第一弾。

17か所めのゴールドタワーでこんな場面に遭遇しました。

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161109_20towerass

え?そういう主旨だったのね。

正直言って20タワーで年間来場者1000万人。

1タワー平均50万人。1日1400人。

さて、実績を聞くのは野暮ってもんでしょう。

まあ五稜郭タワーはクリアしていると思いますが…。

まず20タワーを知ったのは2015年7月の別府。

150716towers20

へえ、そういうくくりがあるんだ。

別府には20タワーコンプリを達成したご夫婦の写真が

飾ってあり、スタンプラリーが「あった」のか。と。

後日、この企画は「あった」のではなく、今も「ある」と

知るのでした。

それを先に言わんかい。

別府で上のゴールドタワーで

見たスタンプ帖300円也が普通に販売されていたら、

また違った展開になったでしょう。

161109stampchou20tower

別府ではちゃんと探したんですけどね。

タワーによっては20タワーの掲示もされておらず、

5か所めの銚子ではスタンプラリーについて

受付で聞いたら

「言われれば押す」

との回答。

その理由は…

「1年間の期限つきだから、勝手に押されると困るので」

何???

20タワーを1年間で制覇しろって?

そりゃあ無理でしょう。

誰も挑まないでしょう。

自分もけっこうハイペースで行きましたが、

16か月かかりましたから、余裕で。

逆に意地になりましたが、それでも

そこ中心の旅には無理があります。

というわけで20タワースタンプラリー企画、

誰が考えたんだ、です。

それでホンキか、ということです。

横断的な観光企画、むつかしいです。

足並み揃えるのはむつかしいです。

現場の思いはバラバラ。

人の来ないところに来てもらうのはむつかしいです。

でも、いろんなタワーは

とりあえず楽しかったですけどね。

撮れた写真のベストは…

160204hikawa_frmymtower

氷川丸+ベイブリッジということで横浜。

そして、

160516sankyoson0

散居村+北アルプスということでクロスランドタワー

でしょうか。

まあ、眺めに感動というよりは、印象に残ったのは

アクセスも含めたプロセス、ですけどね。


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2016年12月22日 (木)

【全国タワー訪問記】その20・五稜郭タワー

五稜郭タワー以外の19タワーは

市街地・平野・盆地を見下ろす→札幌、東京、名古屋、東山、京都、通天閣

-平野と川を展望する→一宮(ツインアーチ)、大阪(空中庭園)

-散居村を見下ろす(+北アルプスの眺望)→クロスランドおやべ

海岸に建ち、海と陸地を見下ろす→福岡、宇多津(ゴールドタワー)

港を見下ろす→千葉、横浜、神戸、銚子

-海岸にあるが見下ろす眼下は漁港、貿易港というわけでない→境港、別府

-海峡を見下ろす→下関

-断崖のそばに立つ→東尋坊

主観も含めてこんな眺望です。

151106goryoukaku

そのなかで平面的な史跡を見下ろすことが主目的のタワーは

五稜郭タワーだけです。もうこれだけで十分にユニーク。

先代の五稜郭タワーの開業は1964年ですが現在の2代めは2006年の

開業で、20タワー中、いちばん新しいんですね。

151023tower_yellow

タワー集客のキメ台詞となるカップルで夕陽を見ると幸せになれるを

持ち出さなくても五稜郭を訪れた観光客の大半は登りますから、

観光的な苦労はありません。

函館山と市街地が多くの時間帯で逆光でも、夕陽が沈む位置が

海じゃなくても誰も文句はいいません。

恵まれています。

151106hakodateyamagoryoukaku

タワーからの眺めが雄大かどうかはその展望台の高さにもよりますが、

都会であればあるほどアクセスは容易で観光客の基礎数は期待できても

ビルばっかり、という感想になってしまいます。

じゃあそれをしのぐ高さがあればいいのか。

そういうこともないでしょう。

五稜郭タワー、いろんな意味で絶妙な立ち位置にあるように

思いました。

160519goryoukaku1

↑空港へ着陸するときも五稜郭はよく見えます

あと展望台に登って「歴史に思いを馳せる」のは

ここ五稜郭ぐらいじゃないですか?

まあ、下関では壇ノ浦や巌流島が見下ろせますけどね。

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↑旧幕府軍や明治新政府軍の組織図があったり…

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↑歴代の箱舘奉行の一覧があったり…いかにわずか15年という

短い期間で幕府があたふたしていたかがわかります。

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↑復元された箱舘奉行所をタワー展望台から

春夏秋冬、地元民が季節ごとに五稜郭タワーに登ることはありませんが、

季節・天候・時間帯(太陽の向き)を考えて、

ちょっくら行ってみよう、は地元民の特権ですから、

一生に数回は登っておいたほうがいいと思いました。

10年に1回???

まあ、それでもいいですけどね。

でも混んでいるんだよなあ…。

人気があるのはいいことだと思うけれど。

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↑世界の星型城郭の紹介もあります。ほかのタワーにはない

要素。クリファンのツリーのカナダ・ハリファックスが姉妹都市なのは

星形城郭つながりなのでした。


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2016年12月20日 (火)

【全国タワー訪問記】その19・空中庭園展望台(大阪市)

タワーをまわる順序はもう最後のほうになると、

天候と方角と時間帯を総合してスケジュールをたてました。

最終日のセッションは岡山からやってきて

神戸、京都、大阪の順。

最後の大阪は梅田スカイビルの空中庭園展望台。

この日の天気予報は昼過ぎまで晴れていて徐々に崩れていく、

そんな予報。京都タワーは去年高台寺からの八坂の塔に夕焼けで

収めているので、最後は大阪にしました。

まあ、ぎりぎりもったというか、最初から快晴!な天気でも

それを期待する季節でもなかったので、しかたありません。

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その「空中庭園(展望台)」がなかなか当たりでした。

大阪でいちばん高い「あべのハルカス」を差し置いて、

大阪714観光名所中、堂々の6位です。

トリップアドバイザー的な「評価」は4.11で、

函館の五稜郭タワーをほんのわずかしのぎ、20タワー中、

東京タワーにつぐ2番めの評価。

クチコミ数も2位。まあ大阪は人が集まるせいもありますが、

展望台は外国人観光客でとても賑わっていました。

タワーができたのは1993年。高さは173m。そして入場料は1000円。

東京タワーについで2番めに高い。大阪ですからね。

展望フロアからエスカレーターで「屋上」に出ていくシステムは

なかなかユニークです。

161110kct_5

名古屋のテレビ塔もオープンエアの展望ゾーンがありますが、

この空中庭園の屋上はそれよりも高く、空が近い感じです。

あべのハルカス同様、伊丹空港に降りる飛行機が頻繁に見えます。

港を見下ろすタワーも素敵なのですが、ここは川の街・大阪が

広く展望できる点でスケールが大きいと感じました。

オススメですね。

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写真上から、北東、西南西、南…

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はるか南西の視線の先には天保山の大観覧車も見渡せます。

JR大阪駅(梅田)から線路をくぐって向こう側にでる導線は面倒ですが、

ここでタワー行脚を締めくくることができて、よしよしと

いった感じでした。

やはり夕陽は残念だったので、展望フロアで少し粘って

夜景もどきを少し撮りました。

川の夜景とビル夜景。

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それにしてもいまどきはタワーを観光に活かすのは

なかなか難しいようです。

当然ですが、この件のまとめに入る前に次回は

その20の五稜郭タワーへと進みます。


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2016年12月18日 (日)

【全国タワー訪問記】その18・京都タワー

その18は京都タワー。

いよいよ残り少なくなってきました。

っていうか、大変申し訳ありませんが20で終わりませんから、

ご了承ください。

京都駅前にどーんとそびえる京都タワー。

オープンは1964年。高さ131m。入場料は770円。

京都の古い町並みにはまあ不似合と言われて

久しいですが、なんだかすっかり慣れた感じもします。

最初にタワーありき、なのではなく、建物の上に

建てたのだそうです。

161110kyototower

いやいやここも消化試合になりました。

11月の最終セッションで

1日3タワーのペースで動いていたせいもありますが、

眼下に広がる京都の景色は

やっぱり「京都」ですよね。

あれはどこ? みたいに名所を探し始めちゃうと

「京都の街を見下ろしてどないすんねん」という

感じに思えてきました。

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いちばんわかりやすいのは東山の清水寺。

(上の写真の中央の赤いところ)

そしてすぐ北側の東本願寺。

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あとわかりやすいのはJRを挟んで南側の東寺

(上の写真・五重塔が目立ちます)と

少し遠いですが伏見城あたりでしょうか。

(下の写真のやや右に突き出た建物)

あとは三十三間堂。(ビルの向こうの横に長い建物)

161110kyt_33gendo

でも、各々の名所の近くまで行ってしっかり見たほうが、

感動しますからねえ。

展望台には四方にインタラクティブな画面が

設置されていて、ドラッグしたりピンチアウトしながら

実際の景色と比較できて面白いのですが

(しかもこの画面が多言語対応。さすが京都!)

見つけたら見つけたで、「ああ、これ…か」

となってしまうわけです。

あんまり再訪したいな、とは思わない

特殊なスポットだった気がします。

でも、観光客はいっぱい!!!

というわけで話のタネに一度はどうでしょうか。

161110kyt_yasakanoto

中央左が八坂の塔。これを逆から見た絵が

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この夕焼け。右側に京都タワーがしっかりいます。

得意の逆視点。そして、

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冬のイルミネーションと京都タワー、と思いきや、

京都駅のガラス面に映ったタワーなのでした。

変化球で収めたほうが面白かったり…。


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2016年12月16日 (金)

函館で観光客の評価が【高い・低い】レストランって?

タワーシリーズに戻る前に、もう一本。

函館で観光客にいちばんウケているレストランは

どこでしょうか?

逆にいちばん残念なレストランはどこでしょうか?

クチコミ旅行サイト大手、トリップアドバイザーで

観光名所的で言うなら

「函館山」(からの眺望)はダントツの1位です。

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ミシュラングリーンガイドジャポンでも★3つ。

でも食事をする場所としての評価は?

函館のレストランの1位、3位、5位はラッキーピエロだそうです。

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2位は六花亭。

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4位にうにのむらかみ、6位があじさい、8位が星龍軒、

9位函太郎五稜郭、10位阿佐利、14位に五島軒雪河亭。

地元目線ではどうでしょう?

個人的にはレストランというジャンルの定義が

トリップアドバイザーではこうなのか(=広すぎ)、と

驚くと同時に

観光客が高級路線ではなく、チープな路線を志向しているのかな、

と思うわけです。

(函館の場合、クチコミの実態は国内客のほうが多いので、

海外客との感性の違い、は当たりません)

4位のうにのむらかみの評価は4.08(*とても良い5 良い4

ふつう3 悪い2 とても悪い1 の平均値)で、

以下6位あじさい(五稜郭本店)3.95、8位星龍軒4.24、

9位函太郎五稜郭4.24、10位阿佐利4.25、14位五島軒雪河亭4.10

4.00を切るということは「とても良い」より「ふつう」「悪い」が

多いということです。

そして行きやすい場所ほど、クチコミの数も多くランキング上位に

入りやすく、同じ系列でもお店によって評価が違いますね。

そこは観光客なりの雑さがあるのかな、とも思いますが、

それも含めて「個人の感想」以上のものがあるのかなと…。

あとこの評価システムのからくりとして

「評価が高いこと」と「クチコミが多いこと」は相関していますから

知られざる名店は最初からエントリー外で、

行きやすい店ほどクチコミが増える傾向にあります。

ラッキーピエロを除いて飲食店限定で(クチコミ30以上)

上位5店

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下位5店

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20クチコミからに範囲を広げると、200位前後に

がっかり店がまだあるようです。

近かろう、悪かろう、高かろう???

これ深く掘り下げると面白いので、ネタが枯れる年明けにでも

また取り上げようと思ってます。


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2016年12月14日 (水)

先行?体験…回転寿司・根室花まる

タワーの話もあと少しなのですが、

途中でこれを挟みます。

いろいろな話が結局はつながるんですが、

なかなか遠いので。

根室花まる

札幌の駅ビルの行列が忘れられなくて、

せっかく来春、函館(駅前キラリス)に開店するなら予習しておこうと

思ってました。

東京で「勝負」してます。

場所は丸の内と銀座。

天下の…です。

実は「函太郎」も東京駅の地下で「勝負」している

みたいなんですが、それはまた別の機会に。

うーん、たかが回転寿司、されど回転寿司。

個人的には満足でした。

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でもあとで、トリップアドバイザーの評価を見て

ちょっとびっくりしましたね。

銀座で高い評価を得るのは大変なことです…。

丸の内のほうがそこそこの評価でしたが。

考えたのは「寿司」をどう捉えるかの差でしょう。

回転寿司にしては美味い、ネタがよい。

でも、回転寿司にしては高い。

リピートするかどうかは後者の問題かもしれません。

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左上から真イカのゆず塩、タラバふんどし、

網走産トロにしん、浜中産・釣り青ぞい

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左からたらこ握り、サーモン中落ち軍艦

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写真にないもう1皿プラス、合計7皿で2000円で

おつりがくる感じでした。


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2016年12月12日 (月)

【全国タワー訪問記】その17・海峡ゆめタワー

タワーその17は下関市の海峡ゆめタワーです。

関門海峡は複雑で入り組んだ地形をしていて、

タワーの展望台からは対岸の門司も併せて

一望できます。

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訪れたのは15年の12月で、天候もイマイチでしたが、

きっと夜景はバツグンでしょうね。

関門の夜景が楽しめる場所はいくつもありますが、

ゆめタワーは間違いなくそのひとつだと思います。

門司の側からは見たことがあります。

7年前にも下関を訪れて武蔵・小次郎の巌流島から

こんな写真を撮りました。

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まあまあそびえ立っています。

海峡ゆめタワー。

オープンは1996年。高さは153m。入場料は600円。

トリップアドバイザーでは下関市の観光名所88か所中、

11位で、クチコミ数は45、評価は3.86です。

まあまあ、でしょうか。

この独特の地形の港町、けっこう個人的には好きなのですが、

何となく元気がありませんね。

展望台もガラガラでした。天候のせいもあるんでしょう。

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関門橋を望む北東側もいいですが、

南東~東の門司方向(門司港レトロにも展望台あり)

だけでなく、巌流島のある南や、

工場の多い戸畑・八幡方面、眼下の下関駅方面、

(六連島などの)離島が見える北西など、

ほんとうに変化に富んだ風景が見渡せます。

一度、ピーカンの日に再訪しないといけませんね。

3回めの下関でようやくタワーに登って

満足でした。


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2016年12月11日 (日)

【全国タワー訪問記】その16・ゴールドタワー

その16は境港市を午前中に出て、中国山地を横断、

岡山を経由して、瀬戸内海を渡り、四国・香川県の

宇多津町へ。

タワーの名称は(プレイパーク)ゴールドタワー。

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↑もちろんJR宇多津駅ホームから見えます

午前は鳥取の西端にいて、その日の夕陽を見る場所は

瀬戸大橋の見える、このタワーです。

建設は1988年、高さは158m(展望台127m)、入場料は756円。

このタワー、金ぴかな外観がなかなかバブリーですが、

一時集客に失敗し、経営が悪化し一旦閉鎖。

それで展望台は残しつつ、

ボウリング場やカラオケ、子どもたちの遊び場、フードコートなどを併設して

2004年にリニューアルしたのだそうです。

つまり観光客以外の収入を伸ばそうと躍起です。

というわけでタワーの名称の前に「プレイパーク」とあるのです。

たぶん来場者の10%も展望台に登らない。

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おかげでこの日は瀬戸内海の夕景を心ゆくまで独占することができました。

展望台に1時間以上いて、ほんとうに誰も来ませんでした。

夕景狙いで、納得の写真は撮れませんでしたが、

貸し切り感には満足でした。

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↑北東から左回りに南西まで180度パン

最寄駅の宇多津から行きはタクシーでワンメーター程度。

帰りは徒歩で15分ぐらいだったので、公共交通での

アクセスはまあまあです。

それにしても「観光タワー」を諦めたところが

20タワーの中でもユニークなタワーでしたね。

賛否両論あるにせよ、金ぴかの外観もインパクト大だったと思います。

リアルタイムではこのタワーが17本め。

あと3か所。

にもかかわらず、こんな写真も撮りました。

161109stampchou20tower

今までに気づかなかったはずはないので、

ほかではこういうことをおろそかにしているということなんでしょう。

受付のスタッフに励ましの言葉をかけて、

その場を去りました。

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2016年12月 9日 (金)

【全国タワー訪問記】その15・夢みなとタワー

さて全国タワー行脚その15は境港市(鳥取県)の

夢みなとタワーです。

実はここへ行くのは2回めです。

最初に行ってから16年経っていました。

境港市は水揚げ高では全国有数の港町です。

境港市のサイトによれば

2015年、重量ベースでは全国3位(金額ベースで8位)。

ちなみに函館は金額ベースで12位。重量ベースは21位以下。

タワー行脚の最後のセッションで行ったのは11月でしたから、

ベニズワイガニ解禁で市場はまあ見事なもんでした。

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↑夢みなと公園内の「境港さかなセンター」にて。茹でガニは真っ赤っか!

境港市といえば、水木しげる氏のゲゲゲの鬼太郎で

徹底して町おこしをしている場所です。

もういい!というぐらい徹底して、ほんとうに潔い。

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↑JR境港駅前には「水木先生ご執筆中」の像まであります

さてタワー。

建設は1997年。高さは20タワー中、いちばん低くて43m。

入場料は300円。県立の施設なんですね。

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まあ地域が鬼太郎推しなので、トリップアドバイザーでは

境港市観光名所25か所中、11位。33クチコミ。

さてと、残念ながら、展望台からの写真はありません。

16年前に一度見ているので、どう見えるかは残念では

ありません。そして思いっきり曇天でしたから、

地上からの眺めと大きくは変わらないということなのですが、

月イチの「定休日」にぶつかってしまうとは思いませんでした。

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↓のんびり釣りをしている人もいる博覧会跡地の広い公園です。

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161109ympark2

観光タワーに「定休日」があるとは!!!

この11月のタワー最終セッション、夜9時に境港入り。

朝から動いて2日で各地の合計6タワーをカバーしようという

強行軍だったため、境港の町をじっくり散策する時間が

ありませんでした。もったいない。

宿泊した境港駅前の新築ホテルもなかなかコンセプチュアルで

魅力的だったので、季節を変えて再挑戦したいところです。

境港…タワー以外で満足した港町でした。

↓境線の鬼太郎トレインにもひと通り乗ることができました。

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↓ドーミーイン系列の新築の和風プレミアム

「野乃」に宿泊。畳敷き(廊下)で値段は

リーズナブル、ことし泊まった中でも印象に残った

ホテルでした。

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2016年12月 8日 (木)

【全国タワー訪問記】その14・クロスランドタワー

その14はクロスランドタワー。

クロスランドおやべ(小矢部)にあります。

小矢部、知りません?

富山県です。

なぜそんなところにタワーが…。

なぜそんなところのタワーが20タワー?

内陸系タワーということでは一宮のツインアーチと

対をなすかもしれません。

たぶんアクセスの面を考えると、公共交通で

駅から行きにくい点では

銚子を上回るかもしれません。

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行きは「あいの風とやま鉄道」石動(いするぎ)駅(↑写真)

からタクシーで。

帰りはコミュニティバスで戻りました。

トリップアドバイザーの順位では小矢部市41か所の観光名所中、

2位ですが、クチコミ数はたったの17票。

評定は3.73でまあまあです。

クロスランドの由来は北陸道と東海北陸道が直角に交わる場所だから、

だそうです。

建設は1994年。高さは118m。展望台は100m。入場料は420円です。

よくわかりませんが広い公園に、タワーがどーんと建っているのです。

160516crosstwr

そして観光客の影は見えず、がらんとしています。

駅からタワーまでの往復で、食事を摂れぞうな場所が

まったくないことには閉口しました。

ところが、タワーからの風景は自分が今までに見たことが

ないものでした。

こういうところによくも思い切って建てたものだ、

と感心しました。

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↑四方が散居村。5月なので休耕田には麦が実っているようです

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↑剱岳、立山(雄山)

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↑薬師岳、水晶岳

周囲は富山県が誇る砺波平野の散居村。

散居村って、高校のときに地理の授業でちらっと

習った気がしますが、以降の人生ン十年でまったくもって

無縁でした。

そしてはるか彼方に北アルプスが望め、反対側は

北陸新幹線が走っています。

これまでに出会ったことのないパターンのタワーでした。

まあ、ただこれだけのために旅行と組み立てるかというと

それはさすがにない気がします。

でも、有名な観光地でおまけのように、ひっそり建っている

東尋坊タワーと比べるとこれはかなり対照的でした。

20タワーのうちで意外な魅力を感じた1位だったかもしれません。

そういえば展望台のガラスにこんなことが書いてありました。

「土地は売ってもカイニョは売るな。塩をなめてもカイニョは守れ」

どういう意味?

160516crosland_kainyo

カイニョというのは家を取り囲んでいる屋敷林のことなんですね。

なかなかインパクトのあるアングルに「標語」が貼ってあります。

写真撮るわけです。

またひとつ知識が増えました。





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2016年12月 6日 (火)

【全国タワー訪問記】その13・東尋坊タワー

さて、タワーシリーズに戻ります。

その13は東尋坊タワー(福井県・坂井市)です。

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非常に残念ですが、ここが20タワーで最低評価です。

せっかく来たんだから、とりあえず登っておけば?

とまでも思わないぐらいの酷評です。

別に福井県のタワーがひとつぐらい参加していても

全然かまいませんが、東尋坊はタワーで見る場所ではありません。

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↑写真上・九頭竜川河口、三国港

写真中・タワーの東側

写真下・雄島(おしま)…その左手前が崖、東尋坊

建設は1964年。高さは55m。

入場料は500円。

福井県坂井市の観光名所44か所中8位。

64クチコミで、評定は2.79。

観光地で評定3を切るなんて、まずありえませんね。

ちなみに坂井市。現存十二天守の丸岡城は第2位で評定4.05でした。

さてさて東尋坊タワーからの眺めよりも、

断崖絶壁の東尋坊の奇観そのもののほうが印象深いです。

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↑観光客の皆さん、崖のぎりぎりまで行きますよ。

見た目よりは安全ですが、まさに2時間サスペンスの舞台に

何度も出てくるのもうなずけるスリルです。

ちなみに場所によってはタワーの展望階にトイレがないことも

あるので、1階で済ましておこうと思ったら、

閉鎖されていてちょっと探しました。

タワーのとなり、バス停の前のお土産さんで

手荷物無料預りをしてくれていたので、

申し訳ないのでそこの食堂で海鮮丼を頼んだら、

ウニが生ウニではなく、蒸しウニでした。

もうがっかり。

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さあ、ここから終盤戦に向けて、タワー観光気運は

徐々に上昇しますから、気を取り直して次の場所です。

最後に短い距離ですが、商店街があります。

活気はいま一歩。

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2016年12月 5日 (月)

【思い再び…】2015年11月、増毛にて

世の中、当事者でないとわからないことも

たくさんあると思います。

函館の市街地に住んでいて、札幌に住んでいて、

首都圏に住んでいて…それは想像つかないことなのかもしれません。

昨日で留萌線、留萌~増毛間が廃止になりました。

それらを含めてJR北海道の路線縮小のニュースを目にすることが

多くなりました。

利用者の減少と採算の悪化は無関係とは言いませんが、

もはや手の打ちようのないところまで事態は進行してしまっている

ことは確かです。

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2015年の晩秋?初冬?のある日、増毛を訪れました。

実はこの日、その翌年の3月(2016年3月)に同じく廃止になる

急行はまなすに乗って、札幌に早朝に到着し、そのまま函館線で

深川へ。でも増毛行は本数が少ないので留萌まで行ってバス。

10時半ぐらいに増毛に着き、食事をして少し散策をして12時54分の

深川行で戻ってきました。

この日の感想はすでに2回このブログにも書いています。

【晩秋の東日本・北海道フリーパスたび】(6)「留萌線終点・増毛と鉄ちゃんたち」

【六角・呑み鉄タビ留萌線】増毛、駅付近だけの賑わいじゃなく、ね

でも、やっぱりあの光景は忘れられません。

留萌線に乗るだけの人たち。

1両しかない留萌線の混雑。

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8時5分に深川から留萌まで乗ったときは

そこまでではありませんでした。

留萌から増毛方面行のバスに乗ったお客さんは自分も含めて数人でした。

でも11時08分発増毛行で来て、折り返しの12時54分発で

帰っていくお客さんの多さに驚いたというわけです。

こででは滞在時間7分。

自分も食事時間も含めて増毛滞在はわずかに2時間ですが。

ただ同じように散策している人には出会いませんでした。

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↑写真上から増毛港、国稀酒造、南への海岸線、河口のカモメ

増毛町の人口は4800人。

鉄道ファンが少しぐらい乗っても、町の観光には

ほぼ影響がないということと、すでに公共交通のアシは

バスに転換されているということです。

鉄道がなくなることで、地元に影響があるという議論は

いまじゃないと違和感を感じています。

過疎化によって観光すら成立しない。

バスだって赤字。

数日前、ここ数年で行ったことのある

駅舎写真の中に、廃線の駅の画像が何枚も出てきて、

改めてこれを書きたくなりました。

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↑上から旧江差駅、旧広尾駅

自分はそこへ行ってみることしかできませんが、不便だから

故郷を離れるのは悲しいことです。


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2016年12月 3日 (土)

【全国タワー訪問記】その12・銚子ポートタワー

函館では冬のイルミネーションが始まりましたが、

そっちは他のブログにまかせて、タワーシリーズ、

淡々と進めます、その12。

港町、そして醤油でも有名な千葉県の銚子です。

交通網と冷蔵冷凍技術が発達したせいか、

漁港としての水揚げ高は全国1位なのだそうです。

しかも5年連続!

都心まではけっこう距離があるように

思いますが、ほかにも理由があるんでしょうね。

そんな港町、銚子にタワーがあるんです。

銚子ポートタワー。

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なぜ?

建設は1991年。

高さは57.7mで、そんなに高くありませんが、

まわりに何もないので、見晴らしはよいです。

利根川の河口が見渡せます。

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↑こっちは対岸の鹿島臨海工業地帯ですね。


入場料は380円。

ウオッセ21という観光市場が併設されています。

ただ公共交通が整備されておらず、バスが1日に数本

走っているだけ。駅から車で15分のロケーション。

(タクシーを呼ぶ気がしなかったので駅まで小1時間歩きました)

ここ行った直後に「あんまり感」が強くて

すぐブログに書きましたね。2/7の記事です。↓

「苦言バクハツ!銚子で体験した「ダメだ、こりゃ!」

千葉県の中でも銚子は端っこでいちばん行きづらい場所ですが、

行ったら行ったで20タワーの「に」も字もなくて、

やる気あんのか状態でした。

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↑言ってくれればスタンプは押す、そうです。ここから始めるとは

思わないみたいです。

もちろんそこで出会った入場客も2、3人。

けっこうそのインパクトが強くて、じゃあ全部まわったろうじゃないか。

となった記憶があります。

まあいろいろあるさ、なのですが、

そのいろいろにこそ、タワーのスタッフも含め、

観光に取り組む地元民マインドが隠れていると思うのです。

ちなみに。

ちなみにウィキペディアの解説ページがありません。

銚子ポートタワー。

誰も書かない? 市民に愛がない?

せっかく20タワーの中にカウントされたのに…

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↑犬吠埼灯台からはこう見えて…

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↑犬吠埼灯台はこう見えます

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↑眼下の岸壁にはカモメがいっぱい

銚子市観光名所32か所中7位。48クチコミ。評価=3.47…

もちろん1位は犬吠埼灯台です。

銚子がんばれ~。水揚げ高1位の名にかけて。

銚子ポートタワー、20タワー中、最低評価を食らいそうな勢いですが、

別格がいますから、ご心配なく。

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ちなみに一角の海鮮処で

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こんなカンジの刺身定食。普通すぎ。いいんですけど、

函館でこれだったら、完全に肩透かしですね。

値段は別にして。


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2016年12月 1日 (木)

【全国タワー訪問記】その11・ツインアーチ138(一宮市)

前回の東山スカイタワー。無名でしたね(笑)

少なくとも函館とは関係ない、ようにも思えます。

でも五稜郭タワーと同じ、全国タワー協議会の20タワーに

参加しているんですね。

「スタンプラリー」の対象タワー。

確か20タワー中12番めぐらいに行ったのですが、

自分もちょっと消化するだけな感じがしていました。

せっかくわざわざ行ったのに。

名古屋市東山、観光振興目的の参加なんでしょうねえ。

さて同じ日の午前中に行ったのがここ。

160323twinarch3

ツインアーチ138です。

どこにあるのかって?

同じ愛知県の一宮市。

最寄り駅は尾張一宮。JRと名鉄が乗り入れている駅です。

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20タワー行脚を思い立ったのはそのラインナップを見て、

そうでもないと足を運ばない微妙な土地があったから。

そこで「何か」を発見するのも立派な「旅」ですからね。

あえて観光的に無名な場所へ足を運ぶのも面白い、と。

はい、着きました。

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木曽川を展望できるいい場所です。

木曽川を見渡せる…思い出したのは国宝犬山城。

あそこからの眺めとちょっと似ていますね。

ツインアーチ138からは岐阜城も名古屋方面も見えます。

ぎりぎりですが。小牧山城も見えます。

織田信長が築城し、徳川家康が使った城です。ほぉ。

解説写真には名古屋駅周辺や東山スカイタワーもマーキングされて

いましたが、天候と時間帯でちょっと見えませんでした。

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↑木曽川はここから向きを変えて南西に流れていきます。

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↑犬山城はタワーから見て東北東、ちょうど6年前に犬山に行ったときの

写真はこんな感じ。

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↑お城は丘というか山の上に造られるってよくわかりますな。

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↑南南西、伊勢湾方面

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↑東南東・小牧方面

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↑北北西・岐阜方面

ツインアーチ138の138は高さです。

正式な場所の名称は国営木曽川三川公園の138タワーパーク。

なのでついツインタワー138と間違ってしまいます。

竣工は1995年。これでも20タワーの中では新しいですね。

展望室の高さは100m。入場料は500円です。

広々とした木曽川の河川敷が広がり、ゆったりできる場所でした。

駅から路線バスで30分近くかかるので、やや遠いんですけどね。

トリップアドバイザーでは一宮市・観光名所19か所中3位。

37クチコミ。でもまあまあでした。

付け足しですが一宮といえば「モーニング」発祥の地。

コーヒーを頼んだだけでゆで卵やパンや、いろんなプラスアルファ

(こっちがメイン?)がついてくることで有名ですが、

この日、目指していたタワーパークから近いお店は

定休日でした。ザンネン。

「モーニング」の競争も激しいようですが、観光要素としては

ちょっと足りない感じで、各店苦労していたようです。

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代わりに駅前の喫茶店で「ランチ」を頼みましたが、

賑わっているわりにはイマイチでした。以上。


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