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2016年10月 6日 (木)

【激辛】「愛」の消えた哀しみの街…それは函館=その3

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クレープ屋さんの「月の雨」は予想外(失礼!)に健闘しているにしても、

先行オープンの6店のうち、全国展開のプロントとコンビニのサンクス

除けば残りの3店の苦戦は否めません。

パン屋さんのエスポワールは閉店1時間前に行ってもいろいろ商品を

選べる状況。焼きたてがウリのパン屋さんでそれは!

先日はミニクロワッサンをサービスしてくれましたが、

普通は残り物割引があるんじゃないでしょうか?

で、このエスポワール、ドリンクがない。

となりの白雪でドリンクはオーダー?

フードコートじゃないよ、ここ。

白雪は白雪で

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このロゴからは何がウリなのかわかりません。

足のつかない?スタンド椅子でオシャレに抹茶。

店舗面積も狭いのでテイクアウト中心?

このロゴで抹茶ラテの店と読めてしまうのは

自分だけでしょうか?

そしてもう1店はガゴメ昆布ねばねば本舗が

プロデュースしているエゾリス

「北海道の良いものまるごと集めました」

強引なのでは?

このスペースで北海道179市町村の良いものを

網羅できるはずないでしょう。

どういう観点でセレクトしまくったかが

まったく伝わらず。セレクトする側の直感が

お客さんにウケればOK?

うーん、北海道はじめての人は逆に

函館に来ても「白い恋人」とか「六花亭」とか

言うでしょう。

向かいの棒ニアネックスの1F「函館スイーツ」

の発想と真逆。ここで地のとれたて野菜を買うのは誰?

函館駅の構内にも大層なお土産屋さんがあるわけで、

そことの差別化をもっとアピールしなきゃダメ。

てな感じで1Fはいちばん大きなスペースがまだ空席。

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でもエントランスの案内ボードには16枠あるわけで

あとは2階に有力テナントが入るのでしょうか?

集客力の高いテナントを1階に置いて外来の人の流れを作る、

という発想でなく、あくまでマンション入居者の利便性

中心に考えたのかもしれませんね。

さて、前半が長くなりました。

話はかわって、イカ刺しの話題です。

イカの街、と言われる函館ですが、

海水の温暖化?の影響で、漁獲量が減って、

その看板もだんだん色あせてきたような気がします。

何より「函館市民」がイカ刺しを食べなくなったように

 

思います。

おいしいイカ刺しの条件…何だと思いますか?

朝市付近では活イカ刺し定食は1000~1200円という価格帯で

提供されていますが、地元民は目もくれないでしょう。

駅前にことし新店舗を構えた某有名店は、

「真イカ刺1680円」という時期がありました。

(5月には活ヤリイカ刺2180円だったことも)

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↑写真は6/6初モノ真イカ刺650円(江差・さと美にて)

あくまで「時価」ですから変動するのですが、この1680円も

レートを知らない観光客には「函館に来たらイカだよね!」と

人気があるようです。

地元民から見たイカ食文化は衰退の一途が危惧されるのに、

「函館観光の一部としては欠かせない」新鮮なイカ。

ここにもホンネとタテマエが遊離して「愛のなさ」を

感じています。

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↑8/5奥尻・浜旅館の朝食にてのイカ刺

ことしの夏、龍飛と奥尻でホテル・旅館の朝食で

イカを食べました。ここで「違う!」と思うかどうかが

函館遺伝子かなと自分で実感しましたね。

息苦しい流れが続きますが、明日は本格的にイカ刺し問題へ

進行します。

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↑この風景も風前の灯とは思いたくないのですが


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