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2016年9月 4日 (日)

【JR北海道問題】痛みを利用者と共有して同情を買うのも大切

ようやく9/3午後遅くになって、函館本線(新函館北斗~長万部)開通しました。

遅い時間に駅へ出向いて、前日との差分を確認したら、

掲示されている被害箇所が20か所から21か所に増えていました。

●根室本線:落合~新得→橋脚洗堀

ペンケシントクナイ川の第二橋脚が流される寸前ということらしいです。

洗堀…用語の勉強になります。

さて、きょうのネタはこれじゃなくて、昨日、JRの職員の方と話す機会があって、

内部事情が少しだけわかりました。

JR幹部の記者会見のニュース記事を見ると、

函館本線の倒木は約500本とありました。

函館駅の資料掲示では200本とありました。

大違いでしょ?

もうどうでもいいほど多いことはわかります。

でも、これをテキトーというのです。

報道したメディアが間違い?

会見資料にそう書いたからでしょ?

おっとそこじゃなかったっての。

倒木処理の話。

その知人は、「もう倒木切りまくり」と言ってました。

「もう自分の担当はめいっぱいやってきたから、きょうは休日」

そうですよね、土曜日ですから。

雰囲気として何本切ったかなんてどうでもいいという口ぶりでした。

「とにかくたくさん」

おっとポイントはそこでもないんでした。

「倒木切ると言っても、境界が困るのよ」

は?何の境界?

その知人に聞くと

「民有林との境界」「国定公園との境界」

倒木を除去するための切断は、いちいち権利者への確認が必要なのだとか。

「切りゃいいってもんじゃないんだよな」

なるほど。

根室線・石勝線の話題をおそるおそるふると、

「まずは現場まで重機を入れる道を作るところからでしょう。時間かかるよ」

そういうJR側の事情というか情報が全然出てこないことが問題で、

運休期間の長さを問い詰めているわけじゃないんです。

8月31日夕方の時点での函館駅職員の回答は

「復旧に着手できない」だけでした。説明不十分。

掲示の写真はご存知の通り7枚。なぜ7枚かを説明すれば、

それなりの推察が可能です。

そして9月3日夕方の再開。札幌発の北斗第一便の函館到着は19時24分でした。

ほんとうの親切な案内は観光客の問いに答えることだけでなく、

自己判断を促すような情報公開であることは間違いがなく、

真摯にそれに向かわない、JR北海道の姿勢という話なんじゃないかと

思ってます。

これから書く北海道ナツタビPART2…最初の波乱の主役はJR北海道でした。

ということで、単に時系列で記事を書いてもつまらないと思うので、

これらの問題と絡めて、ひねった構成で構想中。


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