【北海道新幹線開業半年】これ以上の報道も意味がない?低い観光意識=知内町
先日、たまたま目にしたテレビ(TVh)の道新ニュースで紹介されていた
知内町の実情は酷いものでした。
新幹線が開業したので観光案内所を半年間試験的に運用してみたい、
というものでした。観光案内所がなければ訪問者数の推計も
できていないので新幹線効果の実感がないとでも言いたげでした。
知内町のホームページを見ると青函トンネルの出口の話も「見どころ」として
掲載されていますが、「はやぶさ」が走っている情報はいまだに
ありません。
矢越クルーズがたびたびメディアで紹介されていますが、
町の公式サイトではどこにあるか探しますから。
「事業者レベルでは頑張っているんじゃないでしょうか」
=町では把握できていません
「町民レベルでもいいのでいろんなアイディアをお寄せください」
青函トンネルを新幹線が走り始めて半年。この意識の低さには
驚かされます。新幹線が通過している自治体ですよ。
こうして観光の実感がない自治体は多いわけです。自分は
函館市、函館市民を見て「緩い」「緩すぎる!」と思うのですが、
道南の周辺部ではその比ではありません。
路線バス旅で実感しましたね。新幹線もすべては他人事。それより過疎で
住民サービスの低下が問題、観光は二の次? 税収が無限に減収…。
新聞社やTV局の取材にしかたなく対応…。
移住促進をするのであれば、まずはその魅力をアピールしないと。
というわけでこのトーンで何本か書きますね。
後ろがつかえているので、少しピッチをあげて更新します。
でも自治体の意識と住民の意識は連動するのです。
知内温泉(和楽館)で露天風呂に案内されなかったのは一生忘れないでしょう。
館内に露天風呂はこちら、と大きく書いてあればスルーしてしまうこともなかったでしょう。
そして。開湯800年の知内温泉は良いのですが、若主人は宿ができて何年かは
客に告げることをしません。理由があるのでしょう。
チェックアウト時に「バス停まで送ります」と言ってもらえたので「親切!」と
感じましたが、バス停への道すがら、数分前にチェックアウトした宿泊客が
とぼとぼバス停へ向かっていました。
「あの人もいっしょに乗せましょう」と言わなかったら気づかなかったようでした。
すべて登場した個人の資質?
おっと、肝心の長万部が出てくる前にだいぶ長くなりましたので、いったん切りますね。
知内での朝散歩で出会ったホオジロ。20分歩いただけで、いろいろ
野鳥がいました。撮れませんでしたがオオルリもいました。
周囲はさしずめ野鳥の森、でした。知内温泉…、
なかなかよい「基準」ですね。
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