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2016年9月11日 (日)

【2016北海道ナツタビPART2道北編】礼文は利尻のオマケじゃない!

島の景色編、最後は礼文のスコトン岬と澄海(スカイ)岬。

しっかりトレッキングをするなら、スコトンと澄海の間のゴロタ岬と、

スコトンに対峙する金田ノ岬も代表的な礼文島の岬です。

礼文は花の浮島という別名がある通り、きれいでかわいい花に満ちた

島ですが、ガイドさんに案内してもらうか、複数の季節でリピートして

経験をつまないとどれがどれやらわからないと思うのです。

この写真は利尻(ペシ岬にて)ですが、

それを予測してこんなきれいな群落を

撮ってみました。

160825kusafuji

歩いていてこれだけ目立つ、ということは

珍しい花ではないはず…。

姫沼の案内小屋のスタッフにデジカメのモニタで見せたところ、

クサフジですね…。利尻・礼文以外でもよく見かけるもののようでした。

鳥類の経験値は函館でだいぶ積みましたが植物はまた別…です。

正直言えば、簡単に花の浮島言うな~!と思います。

黄色い花とピンクの花と紫の花々がお花畑のように乱れ咲いて

いるわけではないのですから。

さて、礼文でここだけはと思っていたスコトン岬。

160825sukoton0

この時点でイタイんですよ。

最北って、何の?

礼文島の最北???

宗谷岬とどっちが北?

宗谷岬。

160910wakkanairishirirebun2

あのですね、これを観光客に伝えていない時点で

詐欺、一歩手前です。

このスコトンの絵面も神威岬の積丹ブルーのほうが上でした。

完璧に晴れないと…無理、言うな~!

160825sukoton1

ということでスコトンの絵は「観光客入り」

岬の先にトド島もあり船は目の前を通りませんので灯台もない。

そこで「最北まで来ました」

ちょっとむなしい。

まあ時間をかけてスコトン、ゴロタ、澄海岬と

めぐるのがぜいたくでしょう。

160825sukai1

↑澄海岬はこんなカンジです

160825sukai3

↑こんな海岸線。風が吹き上げて強かった~

半日観光がナニ言ってんだ、ですよね(笑)

澄海岬もたまたま風が強かったですが、地形的に入り江になっているのが

珍しいと、そういった風情でした。

結局は「最北へ来たぞ~」と満足値を上げねばならない。

「最北」=「最果て」…めったに来ませんよ。とうとう来ましたよ。

そんな皆さんの一筆書きの流れに紛れて、

まあ居心地の悪いこと。

スコトン岬には立派な売店があって、大繁盛でした。

観光のプロの島は違います。

ただこの定期観光バスを利用しないと、香深から

スコトンへ行くだけでも難儀です。こんな短い時間で

効率よくまわれません。

160825kanetanomisaki

↑スコトン岬から対岸の金田ノ岬の眺望

160825kushuko_rebundake

↑久種湖からの礼文岳、車窓から撮れたにしてはわれながらグッジョブ


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