【下北半島やっぱりバス旅】土壇場で行程変更も無事完結!最後は大湊
フェリー欠航でプランBにさっと置きかえた時点で、
完結している、という印象です。
寒立馬の親子ののんびりかげんはサイコーでした。
今度は大間~仏ケ浦に必ず行きます。
駅直結のフォルクローロ大湊。JR東日本系のミニホテルです。
もうその日の夕食を楽しみにしていたわけではないのですが、
ホテルのフロントに近隣の地図を求めたところ、
夕食なら…とある居酒屋さんを紹介いただきました。
山形県天童で失敗した以外はほぼハズしていないので、
今度は自分の目を信じる!と意地を張らずに、
素直にフロントマンの紹介店を信じました。
基本的によいお店でした。
出してくるところが偉い。
ちゃんと日本食の修行をしたマスターの店、と思いました。
カウンターでもあり、
「お仕事でこちらに見えられたんですか?」
といった無難なところから、カウンターの内側と
会話が始まりました。
むつ市の成り立ち、下北半島の地勢の話題から
下北vs津軽の(観光)対決へと
攻めの会話を続けました。
料理に関しては真面目なよい店でしたが、
津軽・鶴田町の鶴の舞橋を知らなかった時点で
それはないでしょう、というこちらの態度に
マスターは黙り込んでしまいました。
あんた(自分)だって、下北初心者のくせに、
何を知ったかぶって青森を語るのか、
そう返してほしかったのですが、そこで勝負は
終わりました。
青森県は下北、津軽、三八。
福島県が浜通り、中通り、会津と分かれているように
青森県だってひとつではないのです。
この「自分のところだけ知ってる」感。
実はこれが今回のナツタビを通した裏テーマに
なるかと思います。
観光を意識するって、どこまで意識するか。
お客さんがどこからきて、どの範囲を意識しているかを
知ったら、おもてなしは変わってきて
当然です。
函館に来る観光客に、函館1泊、札幌2泊の
「北海道旅行」と言われたらどう感じますか?
自分なら、それは北海道旅行でも何でもなく、
「函館+札幌旅行」でしょうと言いますね。
それで、あわよくば旭山動物園と知床も見たかった、
というのがポンコツ観光客です。
3泊で???
そういうお客さんには笑って
「さすがにそれは無理ですねえ」と言い、
函館3泊、確率3分の1でも夜景を絶対見たいという
方々には、当別のトラピスト修道院や大沼の情報も
伝えておくことでしょう。
下北の人間なので、津軽のことは知らないのです。
置きかえて函館の人間ですから江差なんてどうでもいいのです。
もっと言ったら新青森駅の案内所なので尻屋崎の行き方は
わかりません、であり、
倶知安駅の案内所なので、倶知安→長万部→函館のバスルートに
ついては知識がない…。
それも自分のシゴトですか?
行ったことがないので知らないんです。
つまり何が面白いのかはわかりませんが、勝手に自分なりに
楽しんでいただければ幸いです。
厳しく言うならそういうおもてなしが観光業界に
蔓延しているんですね。
まあ、大湊の件は一介の居酒屋さんにそれを求めても
酷ですが、タクシーの運転手といっしょでしょう、観光地という
意識があれば。
はい、実はこのあとのタビでも輪をかけて同じ状況が
連続して起こっています。
詳細はそのときに。
明日は大失敗の2016北海道メイン夏旅・大失敗の巻へと
進みます。
また部分的にバス旅、しっかり出てきます。
これが乗らずにおられるか!
鉄道よりバスに乗らざるを得ない?
旅スタイルなのはいまに始まったことではありません(笑)
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