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2016年7月20日 (水)

【道南・路線バス旅・第二弾】乙部編

江差編2日めは、朝かなりゆっくり散策したので、

出発も遅め。でも余裕ぶっこいていたら、旧JR江差駅に行ってないことに

気づいてダッシュで駅まで往復。

泊まっていたホテルニューえさしは駅前通りという認識だったのですが、

実際の駅はそこから徒歩5分ではちょっと厳しいぐらいの距離でした。

ホテル前の「新地町」発が10時54分の「大成学校前」行き。

桧山海岸線というルートです。

「新地町」からはほぼ間違いませんが、江差の中心街を走っているバスは

いろいろ方角が錯綜しているので、注意が必要。

次回はそれにハマりました。

「大成学校」ゆき。

降りる場所は乙部町の「くぐり岩」の最寄りのバス停。

でも知らない。くぐり岩にそこからどう行けるかどうかも

よくわからない。

地図でだいたいこのへん、というアバウトな感じでバス停を探します。

どうやら「滝瀬」が近いらしい。

くぐり岩の住所も滝瀬、です。

ということで意を決して滝瀬下車。11時15分。

160607takise_bus

1日8本しかないバスの4本め。

次のバスは12時30分。

くぐり岩がどこにあるかわかりませんが、75分で往復すればいいということです。

バスを降りてしばしあたりを見渡します。

段丘の上で、海岸に下りる道が見当がつきませんが、

リスクを考えて乙部の漁港、十字街の方向に歩いてみます。

すると5分ほどで、こんな看板を発見。

160607kuguriiwaboard

目印はこの看板1枚。

ここまで10分経過しているので、ここから5分だとすれば、

くぐり岩の滞在時間は45分。

じゅうぶんでしょう。

ここから10分なら滞在時間は35分。

誰も通らない道を海岸へ下りていきます。

すると車は行き止まりになっていて、そこからフツーの階段が

さらに伸びていました。

160607kuguri02

160607kugutta1

160607kugutta2

160607kuguri04

はい、くぐり岩です。

ということでくぐってみました。

これは観光地と呼べるほどのものではありませんね(笑)

でも、こののどかさがサイコーです。

向こうに乙部漁港が見えました。

160607otobe01

お爺さんがひとり黙々と岩の横で船の手入れをしていました。

「どこから来たん」

「函館」

「そぉ」

全然会話は弾まないのですが、寡黙な漁師さんというとこですか。

乙部の海岸の写真です。

160607otobe02

海岸まで下りてくる間に、オオヨシキリ。

崖の上にはホオジロ、途中の岩壁にはイワツバメ。

そして砂浜には1羽のキアシシギ。

ブログでは「所変われば…」でもう鳥撮り紹介済ですね。

くぐり岩…まあ30分もいることはないので、上にあがります。

バスまで少し時間があるので国道沿いを乙部の市街に向かって歩いてみます。

最初のバス停までは2分ほど。

じゃあ、もうひとつ歩こうとバスまで20分近くあったので、前進したところ…。

次のバス停が遠い。遠い…。

市街地に入ってもバス停までが遠い。

コンビニはあるのにバス停がナイ。

乙部十字街のバス停に着いたときにはすでに予定の時間を過ぎていました。

でもまあ、後ろからバスが来るわけですから、過ぎようとしたら

必至に「待ってくれ~」と手を振るしかないと覚悟を決め15回は後ろを振り返りました(笑)。

バス停写真のタイムスタンプは12時40分。バスの到着予定時刻は12時34分。

結局は5分歩いて12時30分のバスを目指すのではなく30分近く12時34分のバスに

乘れたことになりますね。

途中でノビタキなんか撮っちゃうから余計に時間がぎりぎりになるんですが。

冷や冷やもんでした。ちょっと乙部はチャレンジでしたね。

次の目的地は熊石。

ちょうどランチタイムにかかっているので、どこかで食事をすることにします。

熊石到着予定時刻は13時14分です。

160607otobekangun

この時点では意味がわからずにとりあえず撮っておく。

160607otobekangun0

実は乙部は官軍の上陸地なのでした。

鷲ノ木(現森町)が旧幕府軍の上陸地なら、年が明けて

明治政府の反撃が始まった地なんですね。

それにしても、

160607otobejujigai_bus

バス停までへろへろでたどり着きました。

もうね、バス停の間隔がバラバラなのはよくわかりました。

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