【願覚醒】たとえば桜の写真を撮ってみる。難しい(3)
そして桜をいろいろ撮っていくと、
シチュエーション、ロケーションだけじゃなくて。
満開の束になった迫力じゃなくて。
ソメイヨシノだけが桜じゃなくて。
そこに気づくのです。
手っ取り早いのは松前に行けばいいのです。
東京の桜は、2月16日撮の東京・品川区林試の森の
一気に咲いて、花見をして騒いで終了というイベント桜です。
でも奈良・吉野山の桜は下千本、中千本、奥千本…というぐらいで
標高によって時間差で咲き、1か月楽しめるのです。
これ自生じゃないですよ。昔の人が植えたんです。
こんだけ。こつこつと。
このとき五分咲きだったそうですが、醍醐寺の大枝垂桜もすっかり
散った後に時間差で遅咲きの桜をプロデュースしたんです仁和寺。
まるで梅林のような背丈の低い桜をプロデュースしたわけです。
ほかが終わったあとにお客さんが来るように。
だから、京都の観光は深いわけです。
その精神を松前の桜に感じたんですね。
たしかに弘前の桜も、角館の桜もワンパターンではない素晴らしい桜。
でも、北のはずれの地だからこその桜の伝統を松前に感じるわけです。
というわけで脱ソメイヨシノを強く意識することになった
松前の桜を明日、たっぷり。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« ★水族館ツアー★2016-3鳥羽水族館(3)閉館までいるクセがつきそう | トップページ | 【願覚醒】たとえば桜の写真を撮ってみる。難しい(4) »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【再掲モード】なかなか出会わぬ感動の赤…(ベスト紅葉2020)(2024.11.20)
- 【ようやく鹿児島編(2)】日本をつくった薩摩の人脈。その厚み、尋常じゃない【維新のふるさと】(2024.06.15)
- 九州の鉄道2024春(JR九州、DSトレイン編)【主にかわせみやませみ】(2024.06.03)
- 【ようやく鹿児島編(1)】なぜそこまで力強いのか。桜島と西郷どんがいるからさ?【維新のふるさと】(2024.06.08)
- 【やっぱり加藤清正はすげえわ】熊本城で目からウロコ【天下の名城ここにあり】(2024.06.02)
« ★水族館ツアー★2016-3鳥羽水族館(3)閉館までいるクセがつきそう | トップページ | 【願覚醒】たとえば桜の写真を撮ってみる。難しい(4) »
コメント