【願覚醒】たとえば桜の写真を撮ってみる。難しい(5)
そういうわけで、もっと桜そのものを知りたいと
思って連休が終わらないうちに松前へ。
ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ベニシダレザクラ、カワヅザクラ、ヤマザクラなんて
おおまかには知っていたものの、
園芸品種はサトザクラにくくられるとか、徐々に知ったことも多かったわけで。
まあまあそもそものきっかけは実家の庭にあった普賢象。
八重の遅咲きで6月にならないと咲かない桜。
もう50年近く経ってすっかり終わってしまったんだけど、
これは松前で苗木を買ってきた桜。
西日のあたる実家の庭で長い事、「今頃?」って時期に咲いていたっけ。
両親は「珍しいの」と思って普賢象を選んだのかは定かではないが、
桜にはいろんな品種がある、ということはうすうす知っていた。
調べると品種の数は200を軽く超えるそうですね。
さて、松前で最初に出会ったのは、この花笠。
旧JR松前駅跡地にけなげに咲いていました。ピンクが濃くて八重
ではないんだね。松前品種らしい。
次はユニークな
個性的な桜。
南殿(なでん)ができた。
なったのかよく考えてみたら、花がみんな下を向くようで。
だから雨宿り。
丸く根元を結んだようにかわいらしいピンクで咲く
糸括(いとくくり)。一目見てファンになっちゃうかわいい桜。
ほかにも、
ほんとうに雨の中、小1時間で撮れただけでこんなにいろいろ。
早咲き、中咲き、遅咲き。大競演大会。
もちろんアノ「普賢象」はしっかりつぼみ。
まだまだ咲く気配なく、桜まつりのフィナーレにも
間に合わない遅さ(笑)
さすが松前という感じ。
それは長く楽しみたいから。はかなさを愛でるだけが
桜じゃないから。そういうこと。
(とか言って見本園へは行けていないので、これでも
ほんのさわりなんでしょう)
花見で騒ぐだけが桜じゃない。
ソメイヨシノだけが桜じゃないことを
いろいろな桜から学んだ2016年でした。
ということで長かった桜編おしまい。
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