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2016年4月 8日 (金)

【高いところはお好き?それとも高所恐怖症?】1stシリーズ=内藤タワー@別府

さてと、内藤多仲博士を御存じでしょうか?

東京タワーを構造設計した有名な建築家です。

1886年生まれ。

内藤博士は「塔」としては有名な6つの建造物を設計しました。

もっとも有名なものは、東京タワーですが、ほかに各地にいまでも観光客に

人気のタワーを残しました。

そのうちのいくつかは国の有形文化財に指定されています。

内藤六兄弟のタワー。

三男坊に当たる別府タワーに、去年の夏、上りました。

150716bepputower

別府で温泉を満喫しましたが最初は「別府タワー???」という認識でした。

最終日、台風接近で予定を早めに切り上げることにしました。

あとはどっかさっと行って、市内が見渡せるところでも行こうか、

そう思って駅から近い、別府タワーへと。

まず。

入口はどこ?

入場券はどこで買うの?

そんなに高くないじゃん(90m→展望台55m)

登ってみると自分のほかに客はたったのひと組。

展望台の窓は割れているし…。

レトロで枯れているにもほどがあります。

受付のおばちゃんは

「きょうはたまたまで、最近は外国人観光客もたくさん来ますよ~」

来ますよ~じゃないって。それがいまの日本の標準でしょう。

とか思いながら、展望室を一周してみました。

150716view_fromtower

まあ眺めは合格点。

150716beppucity

遠くに鉄輪(かんなわ)の湯けむりも見えます。

そこで、こんなものを発見しました。

150716towers20

全国20タワー?ナニソレ?

五稜郭タワーも札幌テレビ塔も入っているじゃないですか!

しかも、札幌テレビ塔は内藤兄弟の五男坊。

なんだか縁があるような気がしてきました。

というわけで今回の企画のそもそもの始まりが別府タワー。

自論は「どこからでも入れるし、どこからでも出れる」

つまりすべての連関は自分次第。

旅もおなじ。

今度あそこへ行ってみよう、は新しいことを知って興味を持つことから

始まるんですね。次回は通天閣(二代目)。六兄弟の次男坊を紹介します。

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