【2015乗り鉄ファイナル…8】柳川・元祖本吉屋の蒸籠蒸し
さすが!と大丈夫かよ!が交互?にやってくる今回の乗り鉄タビ。
いやいや誰も交互と決めたわけじゃなかったね(笑)。
下関のあとは予定通りマリンワールドに回り、タワー2本は先送り。
年明けの大宰府飛梅企画のときにくっつけることにしよう。
ということで、3日目の夕食は予定どおり柳川のウナギ屋さんへと進行。
目指すお店は元祖元吉屋。有名店だ。
旅先で有名店に足を向けるなど、まあ自分にとってはレアなケース。
これは昔々、柳川高校の理事長にごちそうになって以来、20年ぶりのリターン。
当時は若松屋だったと記憶しているが、今回は元祖本吉屋。
マリンワールドの館内からようやく時間が読めたので予約電話。
すると「予約いただいてもいただかなくても」という返事。
さして気にも留めなかったのだが…。
まずは入店から。18時30分に1名、と電話したが、
JR九州の遅れで、接続の西鉄電車に乗れず。しかも掘割だらけの道が理解できず、
徒歩12分のところ、倍かかってしまう。
しかし、受付のおばちゃんは「予約の人?1名様?」
なんか全然予約の台帳に記入されていない感じ。
もちろん満席なわけではないので、空いている座敷にすっと通される。
いちばん高い南風定食が6000円。特せいろ4800円。せいろ4200円。
どこがどう違うのかじっと見るがそんなにバリエーションはなさそう。
まあ蒸籠蒸しと今回のターゲットは決まっているので、奮発して「特せいろ」に決定。
すると注文取りのおばちゃんは「せいろ」ですね!という。
「特」せいろです、と言い直すと、「はいはい、わかっていますよ」という対応。
「特」はつけずにせいろ→並とでも呼び方があるのか?
特じゃないのを頼む客はいないとでも?
となりの老夫婦のところに特せいろ2丁が届く。15分、あっという間の完食。
早っ!
そうこうしているうちにまずは定食の(白焼き)酢の物。
計算しちゃいかんがこの白焼きで単体950円。定食に含むので実質900円。
老夫婦が席を立つと同時に自分の特せいろも到着。ということは注文から15分。
早くね? もうどんどん先に作っている?
「ごはんの間にもうなぎがありますからね」
そうだよ、それを楽しみにしていたんだ。
あれ、ちょっと焦げがきついかなあ。蒸籠だから蒸してふんわりしている
イメージがあったのだが、クリスピーなニュアンスがちょっと強い。
場合によっては蒲焼のほうがふんわり
もちろん皮はやわらかいけど、夏に来るべき?
老夫婦のほかに広い座敷には中国人観光客の3世代家族グループ10人ほど。
自分のおいしいと思った歴代ウナギでは…
人生でウナギの回数はもちろん20回、30回ではきかないけれど、
仮に10回としたなら健闘しても3位ぐらいのデキ。1500円のウナ重とないまぜでも
4800円がこの順位なら、かなり不満の部類かなあ。
一生懸命歩いて行ったんだけど。
そういえば自腹で4800円のウナギを食べた記憶もないし、ごちそうになった
記憶もない。残念ながら20年前に理事長にご馳走になったときは
ただただ恐縮して「美味しい」という印象しかなかったから、
「ウナギは柳川だ!」と擦り込まれたのは間違いないのに。
ま、これも貴重な経験。
いつも目指して当たり、気まぐれで当たり、とは行きませんな。
ふだんランチ行脚をしている自分の舌と経験値を信じることにしよう。
ちなみに支払いを済ませて、外へ出て外観を撮っておこうと思って
待っていたら、男性一人、女性三人のグループが出てきた。
男性は「寿司より安上がりだった」とのコメント。
女性のひとりが「いくらでした?」と聞いたら「21000円!」
そうか、値段で満足する人はこの感覚なのかもしれないな。
申し訳ないけど、事実誤認を防ぐためふだんからメニューも証拠として撮る。
特せいろとせいろの違い(600円)、特せいろ定食と特せいろの違い(900円)、
せいろ定食とせいろ単体の違い(700円)。
同じ定食でも特せいろとせいろでは酢の物の内容が違うということでしょう。
200円ぶん。酢の物に特とそうでないのが存在するのはちょっとこれもどうでしょう。
なかなかマネのできないブログがたくさんありますねえ。いろいろ参考になるなるっ!
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